聖書に隠された成功法則
松島 修
サンマーク出版
売り上げランキング: 61

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


■宗教書としてではなく、
 人生の指南書として、「聖書」から
 松島さんが学んだことを教えてくれる一冊です。

 ポイントは、駄目な自分を変えるのではなく、
 「すでにあなたは成功するものを
 持っている」と考えるところにあるようです。


・「自己実現」ではなく、神から、その人に与えられた
 目的に合わせて歩むことです。(p23)


■人には、天から与えられた能力と
 やるべき道が与えられているという
 考え方です。

 自分の運命と能力を肯定し、
 そこに充実した人生を見つけることができれば、
 それが成功であるということなのでしょう。


・優先順位は、1幸福→2成功→3お金持ち
 (億万長者)の順番です(p56)


■自分のタイプを理解して、
 失敗を避けるなどの説明もありました。

 ちょっと角度を変えた成功本なのでしょう。
 加藤さん、よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「早起きは三文の徳」と昔からいわれてきたように、
 朝の4時から6時は意味のある創造的な時間帯です。(p251)


・成功に向けて歩み出した瞬間から、
 もう成功は始まっているわけです(p186)


・聖書には「恐れるな」という言葉が、
 365回出てくるといわれています(p62)


聖書に隠された成功法則
松島 修
サンマーク出版
売り上げランキング: 61
おすすめ度の平均: 4.5
4 「自己実現」ではなく「神実現」だという指摘が新鮮
5 無理なく実践できます
5 視点が斬新です。
1 啓発本になりすぎて聖書の良さが生きてない
4 聖書をベース・性格診断・有名投資コンサルタントが筆者などユニーク

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


■著者紹介・・・松島 修(まつしま おさむ)

 1960年生まれ。
 現在、エフピーネット有限会社代表取締役。
 FXの第一人者。


■関連書評■

a. 「ユダヤ5000年の教え」ラビ・マーヴィン・トケイヤー
【私の評価】★★★★★


b. 「ユダヤ人の頭のなか」アンドリュー・J・サター
【私の評価】★★★☆☆


c. 「人生を豊かにする英語の名言」森山 進
【私の評価】★★★☆☆


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それでも、日本人は「戦争」を選んだ
加藤陽子
朝日出版社
売り上げランキング: 379

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■第二次世界大戦を中心として、
 当時の日本、そして国際関係を
 高校生に講義するという内容の一冊です。


■各国がなぜ植民地を作ったのか。

 各国はどう考えて、同盟をしたのか。
 当時の社会や民衆はどうだったのか。

 高校生に講義しているせいか、
 わかりやすいというのが印象的でした。


・日本が獲得した植民地を考えてみると、ほぼすべて
 安全保障上の利益に合致する場所と言えますね・・・
 欧米の帝国主義・・・まず重要なのは商業的なもの
 ・・・キリスト教の布教・・・国内の失業問題(p193)


■私が一番印象的だったのは、
 日本国憲法の中にリンカーンのof the people
 by the people, for the peopleが入っている
 ということ。

 こうしたちょっとした「へー」が
 歴史を面白くしてくれるのかも
 しれません。


・「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、
 その権威は国民に由来し」までが"of the people"ですね。
 「その権力は国民の代表者がこれを行使し」という部分が
 "by the people"・・・「その福利は国民がこれを享受する」、
 つまり、国民のため、が"for the people"(p32)


■特に主張があるわけではなく、
 戦争当時の歴史を学ぶ授業ですが、
 「あの戦争はなんだったのか」
 ということを考える一助となるはずです。

 加藤さん、よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・そもそも国際連盟がまちがっていたのだ・・・イギリスは、
 連盟の権威をバックにして、単なる言葉や理論によってドイツ、
 イタリア、日本を抑止でいると考えるべきではなかった、と
 カーは書いています(p57)


・日清戦争が近づいてきた頃の人々・・・
 『自由燈』という、絵の間に文字がありますというような新聞を
 発行して、自由党の考え方を下層階級・民衆に広めようとしました
 ・・・このようなだらしのない人々では、日本がたとえロシアの属国
 とされてしまっても、おとなしくいうことを聞くに違いない(p116)


・英米相手の武力戦は可能なのか、この点を恐れて開戦に
 後ろ向きになる天皇を、軍はどうしても説得しなければならない
 ・・・日本の石油の備蓄量は日ごとに減ってゆく。(p340)


・41年四月十三日、松岡洋右外相がモスクワに飛んで、
 ソ連を中立条約を結んでいた・・・日本は、ドイツとすでに
 40年九月、三国同盟を結んでいる。日独伊ソというような、
 いわば四国同盟に近いものができて、やれやれ、これで
 英米などの資本主義国と対抗できるかな、と考えていた(p362)


・終戦時、満州にいた日本人・・・約200万人
 そのうちソ連侵攻後の死者数・・・約24万5400人(p393)


それでも、日本人は「戦争」を選んだ
加藤陽子
朝日出版社
売り上げランキング: 379
おすすめ度の平均: 4.0
4 頭がしなやかである
4 結局なぜだったのか・・・
5 本当におもしろい
5 近現代史の流れを知る良書
5 爆笑問題もビックリ!

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■著者紹介・・・加藤 陽子(かとう ようこ)

 1960年生まれ。東京大学大学院教授。
 専攻は日本近現代史。


■関連書評■

a. 「超速!日本近現代史の流れ」竹内 睦泰
【私の評価】★★★☆☆


b. 「日本の敗因」小室 直樹
【私の評価】★★★★☆


c. 「日本人はなぜ戦争をしたか」猪瀬 直樹
【私の評価】★★★☆☆


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経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
新 将命
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 169

【私の評価】★★★★☆(86点)


■新さん「リーダーの教科書」がなかなか良かったので、
 新さんの別の本を買ってみました。

 今回は、経営者向けの一冊です。


■やはり大企業の経営者となると実務はほとんど
 ありませんので、人とのコミュニケーションが
 非常に重要になるようです。

 つまり、会議で、または部下の報告に対し、
 どのように対応するのか、
 ということです。


・お互いに一歩も譲らず、場の雰囲気が悪くなってくると、
 私は決まって「我が信条」に照らしたら・・・
 とやるのである。(p33)


■やはり経営者たるもの、
 あるべき姿を考え、部下に対し
 高いレベルの仕事を求めていく必要があります。

 それは、会社の方針に合っていなくては
 なりませんし、また、

 その部下が自分で考え、行動できるように
 導いていかなくてはならないわけです。


・役員はこう答える。「問題点については理解した。
 ところで訊きたいのだが、きみはこの問題を解決するために、
 いままで何を考えて、何をやったのか。この先は何を考え、
 何をやろうとしているのか」(p144)


■もっとこうした新さんの
 部下指導のコツを教えてもらいたかったのですが、
 書籍では限界があるのかもしれません。

 それでも名言やジョークも多く、
 新さんの講演のネタなのかな・・・
 などと考えながら読めました。

 レベルは高いと思います。
 新さん、よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・自分がしゃべったすぐあとで、相手に対して
 「いまの話、どう理解した?」と水を向けて
 その場で相手にくり返してもらう・・・
 ときどき驚くほどニュアンスが異なっていて
 肝を冷やすことがあった(p227)


・「Excellence is a thousand details.
 (卓越とは、1000の細かいことである)」
 という表現がある。(p90)


・アメリカ人のこんなジョークを紹介する。
 「ハムエッグにおいて、ニワトリは参加しているだけだが、
 ブタはコミットしている」・・・
 ブタは自分の命と引き替えにハムになる(p117)


・・本を読む(一日最低一時間)
 ・・・・ジムで汗を流す(週に最低二回)
 ・経営者の勉強会やセミナーに顔を出し・・・(月に最低二回)
 ・プライベートの海外旅行に行く(年に最低一回)(p153)


・イギリス人の先輩から教わった
 「慢性的な残業は無能力の証であり、悪徳である」
 という言葉がいつも心のなかにあった(p154)


経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
新 将命
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 169
おすすめ度の平均: 4.5
1 内容が薄いと思います。
5 久々に、ドッグイヤーしまくりです
5 非常にシンプル。でも、深いです
3 当たり前の内容だからこそ価値がある
5 「教科書」としては最良です。長く読み続けられると思います。

【私の評価】★★★★☆(86点)


■著者紹介・・・新 将命(あたらし まさみ)

 1936年生まれ。
 シェル石油、日本コカコーラ、ジョンソンエンドジョンソン、
 フィリップスを含む6社で経営者となる。

■関連書評■

a. 「リーダーの教科書」新 将命
【私の評価】★★★★★


b. 「戦略プロフェッショナル」三枝 匡
【私の評価】★★★★☆


c. 「プロフェッショナルマネジャー」ハロルド・ジェニーン
【私の評価】★★★★★


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ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
P.F.ドラッカー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 3619

【私の評価】★★★★☆(80点)


■1954年の著作とは思えない一冊です。

 経営書を書かれている人の多くは
 ドラッカーの本を、読んでいるはずです。


■ドラッカーの特徴は、
 ビシっと本質を指摘することです。

 例えば、人を活かすのは、
 欠点を消すことではなく、
 長所を伸ばすことである、

 こうしたことを
 短い言葉で断定調で
 とつとつと説明してくれます。


・その人の強みを知り、理解して初めて、
 「彼の強みを生かしてさらに進歩させるためには、
 いかなる弱みを克服させなければならないか」
 を考えることができる。(p230)


■ドラッカーの著作の内容は、
 優秀な経営者を観察するところから
 生まれてきているように
 感じました。

 ドラッカーは、一流の観察者(コンサルタント)
 ではなかったのか。
 それが今の私の仮説です。


・マネジメントは、つねに行動のための意思決定にかかわりをもつ。
 したがって、マネジメントには、つねに時間という次元が存在する。
 行動は、つねに将来における成果を目標とする。(p20)


■ドラッカーの本は、特有の持って回ったような
 言い回しで、読みこなすには頭を使う必要があります。

 その点を良く解釈するのか、
 とっつきにくいと思うか人それぞれでしょう。
 ドラッカーさん、よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・いかなる製品を加えるかを決定する段階では、
 「われわれの事業は何か」という問いを発し、
 それに答えを出す必要がある。(p70)


・貧弱な仕事や平凡な仕事は、ほめることはもちろんのこと、
 許すことさえしてはならない。すなわち、自らの目標を
 低く設定する経営管理者や、仕事ぶりが基準に達していない
 経営管理者をその仕事にとどめておいてはならない(p224)


・判断力や能力が不足していても、経営管理者として
 害をもたらさないことはありうる。
 しかし、人格や真摯さに欠けるものは、・・・
 最も価値ある資産たる人材を台なしにする。(p243)


・マーケティング・・・市場が必要とするものを生産する(p50)


・不況の波がやって来たとき、経験のある優れた人たちの
 首を切ってしまえば、好況の波に乗って活動を活発化させようにも、
 代わりは探せない。経験のない者に経験を積ませるには時間が
 かかりすぎる。(p128)


・予算の範囲内で仕事をすることは、ばかでもできる。
 しかし、その範囲内で仕事をするだけの価値のある予算を
 編成できる人は、数人しか知らない・・・(p130)


ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
P.F.ドラッカー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 3619
おすすめ度の平均: 5.0
5 『マネジメントとは何か』を問う古典的名作
5 経営者ではない私でも読んで良かった
5 経営学の祖、不朽の傑作
5 マネジメントの偉大なる古典

【私の評価】★★★★☆(80点)


■著者紹介・・・P.F.ドラッカー

 1909年オーストリア生まれ。2005年没。
 経営学者・社会学者。
 「マネジメント」を経営学の視点で取り上げる。

■関連書評■

a. 「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら
」岩崎 夏海
【私の評価】★★★★☆


b. 「イノベーターの条件―社会の絆をいかに創造するか」P・F・ドラッカー
【私の評価】★★★★☆


c. 「ネクスト・ソサエティ」P・F・ドラッカー
【私の評価】★★★★☆


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