「コンサルタントのための"キラーコンテンツ"で稼ぐ法」五藤万晶
2013/09/11|

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【私の評価】★★★★★(96点)
内容と感想
■コンサルタントのための
コンサルタントによる
コンサルタントのための本です。
ここでいうコンサルタントとは、
経営コンサルタントのことです。
なぜなら、億を稼ごうと思えば、
経営者を顧客にすることが、
大事になるからです。
・一流コンサルタントの先生方・・・ざっと3千万円くらいでやっと一人前で、5千万円を超えている人も珍しくないし、1億円プレーヤーもけっこういます(p36)
■経営コンサルタントになって
セミナーを開催して毎回満席。
なのに、コンサルティング契約が
取れない・・・。
けっこうそういう方が多いそうです。
その原因は何なのでしょうか?
・では、実際には何が問題なのでしょうか・・・それは「コンサルティングのテーマが、経営者対象ではない」からです(p51)
■まず、テーマが経営者向けでない。
何でも屋になってしまっている。
コンサルタントとして売る商品が、
単価と内容が決まったパッケージに
なっていないのです。
逆に言えば、
経営者向けのテーマに絞り、
パッケージ化すればいいのですね。
・企画が先にあり、それをパッケージングして提案・・・希望に合わせて、対応しますよ・・とやっているわけではない・・これが、「企画提案型」ということです(p155)
■当たり前のような内容ながら、
わかっていながらやりにくいこと
なんだろうな、と感じました。
友人にコンサルタントもいますので、
この本を紹介しようと思います。
五藤さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・テーマ設定はとくに重要で、売れなかった講師でも、テーマを変えてセミナーを開いたら急に売れ出したといったことも珍しくありません(p25)
・個人を対象としたセミナーの場合、3千円くらいに大きな壁があって、それを越すと極端に集客が難しくなっていきます・・・接待の食事代で1万円はむしろ安く感じるくらいなのに、プライベートの食事代に1万円はちょっと・・・と考えてしまうのと同じです(p58)
・コンサルタントを目指すなら、月1回10万円といったコンサルティング契約をどれだけ積み上げていくか、ということがポイントとなります(p72)
・受け身型ではなく、独自に考えた、「これ、どうですか?」という企画提案型にすることこそ、売れるコンサルティングを実現していく第一歩なのです(p153)
・コンサルティングの案件があったときには、「コンサルティングブック」を持参して、先方に見せながら説明するよう指導しています(p192)
・本屋で何か目新しい本を見つけたら、ほとんど迷うことなく買います。・・・もし買わずに売り切れてしまったら、その本と二度と出会えないかもしれないからです(p27)
▼引用は下記の書籍からです。
同文館出版
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【私の評価】★★★★★(96点)
目次
1章 キラーコンテンツこそ、コンサルタント最強の武器
2章 一流コンサルタントになるための、テーマ設定の原理原則
3章 絶対にやってはならない、5つの間違い
4章 独自のキラーコンテンツの作り方
5章 キラーコンテンツをもっと輝かせる販売実務
6章 一流コンサルタントになって大きく飛躍する
著者紹介
五藤万晶(ごとう かずあき)・・・コンサルタント専門のコンサルタント。株式会社ドラゴンコンサルティング代表取締役。これまで数百人以上のコンサルタント、講師、士業、実務家...各人の強みと特長を最大限に引き出し、ヒットさせてきた。「人のコンテンツを絞り出す天才 」と称され、関係した講師・コンサルタントからは、「稼ぐ、本当のコンサルティングができるようになった」、「ライバルと価格競争しなくてすむようになった」、「自分の本当のウリが分かり、クライアントが倍増した! 」など、信頼を獲得している。
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