「結局、仕事は「言い方」しだい」齋藤 孝
2013/09/10公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
職場での話し方の例を示してもらい、○と×がどちらか考える一冊です。こんな人いるよな・・・というケースが3件ありました。こんな人いるよなケースは、悪気なく言っているのではなくわざと言っている人です。世の中には、悪い人がいますからね。
そして、自分も注意しないと・・・というケースが3件ありました。性格もあると思いますが、一言で信頼を失うこともありますから、自分も注意しないといけない点は、注意しなくてはならないのでしょう。
・×「指示どおりにやったんですけど」
○「何かミスがありましたでしょうか」(p60)
やる気のない人も堂々していれば大したものです。あまり期待していない場合は、何も言わなければよいのです。期待している場合は、○○と言ったほうがいいよ、と教えてあげたほうがいいでしょう。
世の中の常識も、その会社の常識も、教えてもらってはじめてわかることもあるのです。そうしたことの積み重ねが、社会人として自立する前に必要なのでしょう。
・×「先日、メールをお送りしていますよね」・・
○「こちらの都合で恐縮ですが、先日のメールの返信を頂きたいのですが」(p78)
言い方にはクセもありますので、どうせなら良いクセをつけたいものです。このメルマガのプレゼントでも「こちらの都合で恐縮ですが、ぜひ本のプレゼントに応募して頂きたいのですが」という言い方がよろしいでしょうか。齋藤さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・×「ずいぶん若々しいですね」
○「素敵なネクタイですね」(p142)
・×「先輩、ちょっと聞いていいですか」
○「先輩、○○の件でちょっと困っているのですが」(p182)
角川学芸出版
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
目次
1 意見
2 報告
3 確認
4 交渉
5 挨拶
6 雑談
7 説明・質問
8 その他
9 誤用例
著者経歴
齋藤孝(さいとう たかし)・・・明治大学文学部教授。1960年生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに露出する。本業は、教師。
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