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「読書のチカラ」齋藤孝

本のソムリエ 2021/08/17メルマガ登録
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「読書のチカラ」齋藤孝


【私の評価】★★★☆☆(79点)


要約と感想レビュー

 テレビのコメンテーターとしてよく見る齋藤先生による読書のススメです。


 齋藤先生のお勧めは、1万円を持って古本屋さんに行って、100円コーナーで100冊の本を買うことです。100冊の本を読めば、100人の著者と出会える。100個の視点を得ることができます。100個の人生を仮想体験できるのです。


 そうした読書をしてきた人と、テレビを漠然と眺めてきた人とどちらが幅の広い知見を持っているかといえば、それは明らかでしょう。


・一万円を持って古本屋さんの100円コーナーをめぐれば、100冊も手に入る。それによって得られる知識の厚みや至福の時間、あるいは生涯の友は、これ以上ないほどコストパフォーマンスのよいものだ(p154)


 そしてもう一つの先生のお勧めは、「師事読み」です。その人に弟子入りする気持ちで、その人の書籍を続けて読んでみるのです。


 読み込んでいると、何かあったときにこの人ならどうしただろう、と考えることができるようになります。成功した人を真似するのが、成功への近道と言われていますので、書籍を通じてその人を真似るのです。


 私の場合は、松下幸之助、糸川英夫、大前研一、邱永漢、斎藤一人さんなどは20冊以上読んで参考にさせてもらっています。


・師事読み・・・その人の思想や人格を尊敬し、著書を立て続けに読んでみる(p178)


 齋藤先生は、寝る前にCDブックを 聴くことがあるということです。なるほど、CDブックにはそうした使い方があるのか!寝室にBluetoothスピーカーがあるので、スマホからオーディオブックを聴くことができます。何を聞こうかしら。


 時代は読書からオーディオブックに移行していくかもしれないと思いながら、斎藤さん、良い本をありがとうございました!


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この本で私が共感した名言

・人生は「出会い」で決まる(p63)


・本には、かならず何らかの視点がある。自分自身を正当化したり、感情を優先させたりする前に、自分の思考をその視点に移動して見ることが読書の醍醐味・・・"多視点思考"が可能になるわけだ(p33)


・寝る前など、新潮社のCDブックの樋口一葉の『たけくらべ』、幸田露伴の『五重塔』、谷崎潤一郎の『春琴抄』等々の朗読を聴くと、スッとその世界に入ってしまう(p146)


・かつて日本には、寝る前におばあちゃんやおじいちゃんが孫に物語を話して聞かせる習慣があった(p145)


・伝記等を読むことは、偉人たちの輝きを味方につけるということである。自分のロールモデルとして取り込む、と言い換えてよい(p89)


・アウトプット読み・・・自分がその本のどこに興味を持ったのか、強く印象に残ったのは何かなど・・・なるべく本の一部を引用しながら説明する(p166)


・私の感覚では、1000冊程度の本すら読んでいない人が作家になろうとすること自体、あり得ない(p117)


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▼引用は、この本からです
「読書のチカラ」齋藤孝
齋藤孝、大和書房


【私の評価】★★★☆☆(79点)



目次

第1章 人生を楽しみつくす読書の技法
第2章 あらゆる本が面白く読める技法
第3章 教養ある大人になるための技法
第4章 読書力がいままでの10倍よくなる技法
第5章 あっという間に本一冊が頭に入る技法


著者紹介

 齋藤孝(さいとう たかし)・・・1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論


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