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【書評】「埼玉クルド人問題─メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実」石井 孝明

2025/08/12公開 更新
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「埼玉クルド人問題─メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実」石井 孝明


【私の評価】★★★★★(95点)


要約と感想レビュー


埼玉県でトルコ人による性犯罪は年4件

埼玉県川口市でクルド人が車で暴走したり、女性をナンパしたり、日本人から見れば拉致に近いことをしているという。本当なのでしょうか。


最初に次のような、クルド人に拉致されそうになった日本人女性の証言を紹介しています。


仕事が終わり自転車で外に出て少し走ると、横に白い乗用車が停められ一人の男が車を降りて、前に立ち「コンバンワ」と話してきました。車には一人乗っていました・・・横は原っぱで動けない状況になりました。・・私は怖くなり「誰か助けて」と叫びました(p15)


また、他の女性に聞くと、「私もクルド人らしい中東の男に追い回され、怖い目に遭った」と証言したという。著者の不安は、埼玉県で外国人による隠れた性犯罪がたくさんあるのではないかということなのです。


クルド人は、金がないのでコンビニの駐車場や公園でたむろをし、男は酒を飲み、女性に声をかけることもあり、著者が取材した地域では住民が、夜、出歩かなくなったという。


表面化したものだけでも、2023年5月からの一年間で「トルコ国籍」者による性犯罪は4件であると、埼玉県警は公表しています。


その中には、2024年の3月に20歳クルド人解体工が、15歳の女子中学生を暴行したとして逮捕されますが、執行猶予となり、2024年9月に12歳の少女に性的な暴行をしたとして、不同意わいせつ罪の疑いで起訴されたものも含まれています。


JR京浜東北線の蕨(わらび)駅周辺には盛り場があり、夜は雰囲気が悪い・・クルド人がたむろをして女性をナンパしていた・・無理やり腕をつかむ、肩を抱く、近くの路地裏に泊まるワゴン車に連れ込もうとする(p19)

危険なクルドカー

クルド人の車の暴走については、地元では「クルドカー」として、誰もが知っているという。つまり、クルド人が危険運転をして近寄ると事故に巻き込まれかねない迷惑な車があちこち走っているのです。


著者のもとには読者から毎日、クルドカーの写真が届くという。またクルド人自らも、自分の暴走行為をSNSにアップしているのです。実際著者が川口市を取材してみると、中東系の顔の男が運転する車が、狭い道を高速で走ったり、危険な割り込み運転をするのを何度も目撃したという。


また、2020年には日本人宅にクルド人運転の乗用車が突っ込み、後から日本人妻がやってきて、通訳として「私たちは悪くない」「差別だ」という、クルド人が叫ぶのを通訳をしたという。結局、無保険で、所有者も廃車にしたと証言し、警察は「民事不介入」と主張し、結局自己負担で家を修理したという。


このような状況のため、埼玉県の川口市議会は「一部外国人による犯罪の取り締まり強化」を求める意見書を可決し、その中で、地域住民の生活は恐怖レベルに達しており、警察力の強化は地域の治安維持のためにも緊急かつ必要不可欠と訴えているのです。


改造車でスピード違反、暴走をして、200km近いスピードを示しているメーターの表示をクルド人が見せびらかす(p64)

クルド人の犯罪率は高い

統計的にもクルド人の犯罪率が高いことがわかります。


2023年の埼玉県内のトルコ人の刑法犯検挙者数は69人で、埼玉県の在留外国人のデータでトルコ人は1786人なので、トルコ人の千人あたりの検挙者数は(38.6人)となります。


同じように計算すると、千人当たりの検挙者数は日本人(1.2人)、中国人(2.9人)、フィリピン人(3.2人)、ベトナム人(8.3人)、韓国・朝鮮人(3.9人)、ブラジル人(5.0人)とトルコ人が突出して高いのです。


仮に埼玉県内のトルコ人(ほとんどクルド人)が4000人だったとしても(17.3人)で、悪名高いベトナム人の2倍、日本人の17倍犯罪率が高いのです。


具体的な事件の中身を見ても、トルコ人(ほとんどクルド人)の犯罪は悪質と感じます。著者が2019年から埼玉新聞に掲載された事件だけでも、クルド人が不倫相手と疑った男を殺したの殺人1件、クルド人による日本人妻の殺人1件、他殺人未遂3件、クルド人による日本人の死亡引き逃げ事件2件、クルド系解体業者のトラックによる死亡交通事故1件、クルド人窃盗団3件、性犯罪は4件あったという。


2021年から2024年8月まで、クルド人、クルド系企業の関係する日本人の死者の出た交通事故は3件ある。そのうち2件はひき逃げ(p62)

クルドは格安解体業で稼ぐ

マスコミはクルド人をトルコで差別された難民と報道しますが、ほとんどが嘘です。なぜなら、仮に命の危険があるなら、隣のクルド人自治区のあるイラクに逃げればよいのです。ところがクルド人は、片道20万円の航空券を買ってなぜか日本にやってくるのです。


著者はクルド人が、日本に来るのは、解体業の一部の経営層が儲けているからだと解説します。クルド人解体業者は、解体業界が説明できないほどの「安さ」で仕事を受注しています。説明できないということは、不法投棄などの違法行為で値段を下げている可能性が高いのです。


解体業者にすれば、「こっちは法律に従ってやっているのに、あっちは法律を無視した工事で安い値段で受注をとる。やってられない」というわけです。隣の茨城県では、産廃を山奥に捨てて、逃走するゲリラ投棄が行われていて、「トルコ国籍者」が頻繁に逮捕されています。


また、業界では「ミンチ」と呼ばれていますが、クルド人解体業者は産廃を分別せずにヤードに持ち帰り、そこで粉砕して他のごみと混ぜてしまい、それを不法投棄してている可能性があるという。


このような状況から、立沢貴明市議会議員が2023年11月に「クルド系解体業から農地へのヤードの転用を依頼されたが断った。外国人に安易にヤードを貸すことはやめよう」とXで投稿したところ、「クルド人ヘイトをした」と、朝日新聞に報道され、埼玉県の行政書士会から1年間の会員資格の停止処分を受けたという。


解体業者のトラックが、長時間、ドラッグストアや店舗の小売りスペースに停まる・・何度出ていってくれと言っても、なかなか立ち去りません。いなくなっても翌日また来て、車を停めます(p31)

クルド人から脅迫を受ける

恐ろしいのは、著者がクルド人やその関係者から脅されていることです。30代のクルド人解体工が川口警察署で「石井孝明がクルド人の悪口を言っている。警察は発言をやめさせろ。さもなければ石井を殺す。二週間後に死体を持ってくる」と警察と著者を脅したのです。


さらに恐ろしいことに、さいたま地検はこのクルド人を不起訴処分にしました。


クルド人が著者の家や講演会に押しかけて脅迫が2件、日本のクルド関係者による嫌がらせ2件、正体不明の人間による嫌がらせ1件を受け、著者は警察に相談しているところだという。


無言電話が携帯電話にかかってくるし、刃物や銃弾の写真、殺すと日本語で書かれた手紙が送られてくるのです。さらには、2024年3月にクルド人10人と日本人妻1人、そしてクルド人団体から、著者は名誉棄損で訴えているのです。


さらに不思議なのか、当たり前なのか、こうした動きに連弩する組織が存在します。


例えば、日本弁護士会は、2024年8月に「クルド人に対するヘイトスピーチ問題を考える緊急集会」を開催し、噂では日本人弁護士が「この人物を訴えないか」などと営業活動をしているという。


また、学校の備品や借りた他人の物を壊してもそのまま、当番をしないクルド人が学校で孤立したとき、東京の活動家がネットで「クルド人の子供がいじめられている」と報道し、毎日新聞もいじめと断定して報じました。活動家は学校に怒鳴り込み、卒業式にまでカメラマンを連れて乗り込んできたという。


さらには、トルコのジャーナリストが、著者を「人種差別主義者」「ファシスト」と批判したのですが、その後、テロ組織PKK関係者として、トルコ治安当局に逮捕され、1年2カ月の実刑判決を受けました。ところが不思議なことに、出所直後の2022年に日本の川口に半年ほど滞在し、朝鮮総連傘下の各地の朝鮮学校を訪問していたというのです。


日本人死ね、精神病院行け・・・クルド人はトラブルがあると、まず相手を威嚇する。警察に対しても、民間人に対してもそうする。集まり、仲間を呼び、大声をあげてわめき散らす・・これは川口市民が、クルド人の行動パターンとして語ることだ(p162)

ヨーロッパの移民失敗

著者が怖れるのは、日本がヨーロッパのようになってしまうことです。ヨーロッパには「No Go Zone」という移民による治安悪化で、その国の住民どころか行政・警察も立ち入り不可能地域があるのです。


フランス人からは、「私はパリのクルド人暴動で車を燃やされたのに、補償さえありません。 埼玉で同じことが起きないか心配です」と言われたり、スウェーデン人からのメールで、「国内最大の犯罪組織がクルド系「クルドのキツネ」になっている。難民として助けた政府は狂っている」と助言を受けたという。


ドイツではクルド人犯罪集団マラミエ=クルドという20万人の集団が麻薬密売、風俗、強盗、窃盗など問題をおこしているという。元々は東ドイツが西ドイツを弱体化させるためにトルコからクルド人を移民として侵入させたというのです。つまり、移民・難民を敵国攻撃の兵器にするという発想を、争いの歴史の中で欧州諸国は持っているわけです。


在日韓国人でさえ、これだけ苦労したのですから、今後どうなるのでしょうか。川口市から引っ越すしかないかもしれません。石井 さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言


・警察は外国人の法適用に積極的ではない。そして検察も、外国人犯罪で積極的に起訴をしたがらない・・裁判で通訳を手配しなければならず、その手間がかかるため。また捜査でミスの起こる可能性が高まるため(p46)


・2024年夏頃から、クルド人の子供の集団が川口で・・十代前半の子供がリーダー格で店内を物色する。そして万引きを3~4歳の小さい子にさせる(p50)


・川口市のある公園の老人ホームの隣で、クルド人らしい10代前半の子供が8人集まって、大音量で中東系音楽を流していました・・写真を撮ろうとしました。すると・・中指を立てその後、「ヘンナガイジンガイル」と一人が喚き追ってきたので、走って逃げて通報しました(p53)


▼引用は、この本からです
「埼玉クルド人問題─メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実」石井 孝明
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石井 孝明 (著)、ハート出版


【私の評価】★★★★★(95点)


目次


第一章 埼玉県民の声―広がるクルド人の違法行為
第二章 自分が外国人犯罪の被害者になる
第三章 政府の失敗が埼玉県民を苦しめる
第四章 在日クルド人の奇妙な生活
第五章 問題をこじらせる日本人たち
第六章 日本の崩壊を今ここで止める


著者経歴


石井 孝明(いしい たかあき)・・・1971年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。時事通信記者、経済誌副編集長、編集プロダクション経営などを経て、フリーランスのジャーナリストとして経済、
環境、金融問題を取材、執筆活動をしている。情報サイト「with ENERGY」「journal of Protect Japan」を運営。


クルド人関連書籍


「埼玉クルド人問題─メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実」石井 孝明
「国会議員に読ませたい「移民」と日本人」産経新聞取材班
「移民リスク」三好範英
「ぼくたちクルド人: 日本で生まれても、住み続けられないのはなぜ? 」野村昌二
「クルドの夢 ペルーの家 ー 日本に暮らす難民・移民と入管制度」乾 英理子


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