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「売れるコンサルタントになるための営業術」五藤 万晶

2017/01/17公開 更新
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売れるコンサルタントになるための営業術 (DOBOOKS)


【私の評価】★★★★☆(87点)


要約と感想レビュー

 経営コンサルタントとセミナー講師は全く違う!と教えてくれる一冊です。セミナー講師は、大人数の社員に対して教育する。それに対して、コンサルタントは、経営者に対してノウハウを提供する。


 だから経営コンサルタントとして生きていくためには、まず、見込み客として経営者を集めなくてはならないのです。セミナーを企画したり、書籍を出版するなら、経営者向けの内容とします。


・セミナーで50人、100人集まっていても、参加者が営業マンばかりで社長がいないのであれば、コンサルティング契約は取れませんよ、ということです(p41)


 したがって、企業にDMやファックスで経営者向けセミナーを告知する。経営者向けの書籍を出版して、セミナーに誘導する。メルマガやブログで、定期的に経営ノウハウを提供してセミナーに誘導する。このような自分にとって必要な見込み客を集める仕組みを、構築することが大事なのです。


・100の活動に対して、最終的に2とか3の結果が確率論で得ることができるという導線設計がしっかりつくられているかどうか、これが重要なのです(p26)


 もちろん、セミナーでは最終的にはコンサルティング契約をクロージングしていくことになります。1000人に告知。10人セミナー参加。1人受注。こんな感じでしょうか。それぞれの段階の確率を上げたり、集客数を増やすことで、受注を上げていくゲームのようなものなのです。


 五藤さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・書籍→自社サイト訪問→セミナー参加→コンサルティングといった一連の流れでコンサルティング契約につながれば、まさに理想的です(p183)


・「定期的なコンサルティングに関したコラム」が発信されていることが重要となります。・・・定期的な発信により、人ははじめて「実際に活動している人」と理解するからです(p189)


・「10万~20万円かけて見込み客を集めて、300万円受注する」といった感覚です(p203)


・自分で顧客を開拓できなければ、それは下請け業であり、生殺与奪権を他人に握られている(p209)


・絶対欠かすことができない三つ・・・「コンサルティングの案内リーフレット」「申し込みパンフレット」「コンサルティングブック」(p108)


・ひとつに絞った上で、そのコンサルティングの「フルパッケージ」「簡易型」、また「訪問型」と「来社型」、「個別型」と「グループ型」など、2種類や3種類に分けるのがコツです。(p173)


▼引用は下記の書籍からです。
売れるコンサルタントになるための営業術 (DOBOOKS)
売れるコンサルタントになるための営業術 (DOBOOKS)
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五藤 万晶
同文舘出版
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【私の評価】★★★★☆(87点)


目次

1章 営業力は、3千万プレーヤーへの夢を叶える原動力
2章 先生業の構図と営業の仕組み
3章 コンサルタントが持つべき、三つの営業ツール
4章 コンサルタントが、商品力を高める重要視点
5章 契約獲得までを、確率論に変える「導線設計」の実務



著者経歴

五藤万晶(ごとう かずあき)・・・コンサルタント専門のコンサルタント。株式会社ドラゴンコンサルティング代表取締役。これまで数百人以上のコンサルタント、講師、士業、実務家...各人の強みと特長を最大限に引き出し、ヒットさせてきた。「人のコンテンツを絞り出す天才 」と称され、関係した講師・コンサルタントからは、「稼ぐ、本当のコンサルティングができるようになった」、「ライバルと価格競争しなくてすむようになった」、「自分の本当のウリが分かり、クライアントが倍増した! 」など、信頼を獲得している。


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