人生を変えるほど感動する本を紹介するサイトです
本ナビ > 書評一覧 >

「「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法」本要約チャンネル

2022/11/30公開 更新
本のソムリエ
本のソムリエ メルマガ登録[PR]

「「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法」


【私の評価】★★★★★(90点)


要約と感想レビュー

ノウハウを実践し検証することが大切

2019年にYouTubeで「本の要約チャンネル」を立ち上げて、1億回再生超えというたけみさんとりょうさんの一冊です。これまで二人で1万冊以上の本を読み、健康、ビジネス、お金についてのノウハウをテストしてきたという。二人の読書には、必ず目的があるのです。


テストの結果わかったのは、一冊の本だけで終わるのではなく、数多くのノウハウを実践し、記録し、結果を検証することが大切であるということです。それは人はそれぞれ違うので、そのノウハウがあなた自身に合うのか合わないのかは実践してみなければわからないからです。


・目的型読書・・・本を読む目的を具体化・明確化する(p27)


テストしてメモに記録する

では、日々の生活をどのように記録(レコーディング)しているのでしょうか。紙1枚に起きた時間、運動、食事、作業などを何時に行ったか記録していきます。そして、使ったノウハウも記載して、その効果をメモするのです。効果はマイナス-5~プラス+5と定量的に記載していきます。


記録を見ていると、お二人は朝散歩、サウナ、筋トレ、瞑想、コーヒーを習慣に取り入れているようです。食事については、私も一日2食をテストしていますが、お二人は一日1食に行き着いたという。私は炭水化物を減らしていますが、お二人は「白い炭水化物」は食べないという。テストしていくと、行き着くところは似てくるのでしょうか。


・レコーディングメモ・・・何時に起き、どの時間帯にどのメソッドを実践し、何を食べ、何時に寝たか・・集中力やパフォーマンス・・記録していきます(p118)


生活習慣の最適化を実験

YouTubeチャンネル登録者数70万人というYouTubeの運営方法のほうを教えてもらいたくなりました。うまくいっているYouTubeチャンネルを見たり、YouTube関係の本を読んだだけで終わりにしないことが大切なのでしょう。医学部で出会ったお二人は理系であるがゆえに、自分の生活習慣を最適化の実験をしてきたのだと感じました。


目的が明確であれば、読書は最高のノウハウ獲得法だと思います。良い本があれば著者に会いに行ってもいいのです。読書の王道とでも表現すべき内容でした。文句なく★5とします。たけみさん、りょうさんさん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・本を買ったら、熱がさめないうちに、すぐに読む(p47)


・本を読む前に、5分間の軽いランニングをする(p57)


・メモをとりながら本を読む、もしくは読んだ直後に感想をメモする(p67)


・もっとも効果を実感できたのが、朝散歩でした(p166)


▼引用は、この本からです
「「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法」
本要約チャンネル、アスコム


【私の評価】★★★★★(90点)


目次

第1章 「読む」だけで終わりにしない7つの読書術
第2章 「読む」だけで終わりにしない読書術 実践編「レコーディング読書」
第3章 1万冊を読んでわかった「本当に人生が変わる」5つの最強習慣
第4章 1万冊の中から選んだ、僕たちの人生を変えた最強の3冊



著者経歴

本要約チャンネル(ほんのようやくちゃんねる)・・・たけみ、りょう。医学部在学中に二人で起業し、現在は海外に拠点を置き活動している。チャンネル登録者数70万人、再生回数1億回越えのYouTubeチャンネル「本要約チャンネル」の運営者。ポイントをわかりやすく要約する動画を毎日配信している。一日五冊ほどの読書を続ける生粋の本オタク。「本は読むものではなく、実践するもの」と考え、古今東西の素晴らしいメソッドや習慣、考え方を集め、日々実践している。


読書関連書籍

「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法」本要約チャンネル
「理系読書 読書効率を最大化する超合理化サイクル」犬塚壮志
「投資としての読書」本山裕輔


この記事が参考になったと思った方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ


ブログランキングにほんブログ村


無料メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」(独自配信)
3万人が読んでいる定番書評メルマガ(独自配信)です。「空メール購読」ボタンから空メールを送信してください。「空メール」がうまくいかない人は、「こちら」から登録してください。

<< 前の記事 | 次の記事 >>

この記事が気に入ったらいいね!

この記事が気に入ったらシェアをお願いします

この著者の本 , ,


コメントする


同じカテゴリーの書籍: