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「投資としての読書」本山裕輔

2023/10/14公開 更新
武山由佳
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「投資としての読書」本山裕輔


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

私が読書を好む理由、それは読んだ内容が自分の血になり肉になると信じているからだ。これまでずっと、投資のつもりで読書してきた。


しかし、この本を読んで、私には投資の読書ができていなかったと気づかされた。


「独学はアウトプットありき」


この「独学」には読書も含まれる。「アウトプットを先に設定して、それに合わせてインプットすると、必要な内容を効率的に吸収できる」と筆者は言う。


「インプットに先に力を入れすぎるほど、アウトプットから遠ざかっていく。これが『独学のワナ』の正体です」


まさに、今までの私だ。インプットを始めると、あれもこれもインプットしたくなる。そして、フリーランスの私は、アウトプットの機会を自分で作らなければ生まれない。アウトプットありきの独学サイクルでは、最初に「新たに得たいスキルを決める」必要があると筆者は言う。


私にとって、この書評はアウトプットの絶好の機会だ。ただ、私の「新たに得たいスキル」はまだ漠然としている。「何を得たくてアウトプットするのか」という「アウトプットして実現したいこと」を自分に問う必要がありそうだ。


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▼引用は、この本からです
「投資としての読書」本山裕輔


【私の評価】★★★★☆(85点)


目次

第1章 費用で終わる読書、資産に変わる読書
第2章 成果は読む前に決まっている「二刀流選書術」
第3章 本の要点を一瞬でつかむ「ペライチ整理法」
第4章 私の「資産本」コレクション



著者経歴

本山裕輔(もとやま ゆうすけ)・・・株式会社グロービス勤務。1992年生まれ。佐賀県出身。慶應義塾大学商学部卒。グロービス経営大学院MBA修了。2016年に新卒でPwCコンサルティングに入社。2019年に株式会社グロービス入社。グロービス経営大学院にて音声メディアVoicy「ちょっと差がつくビジネスサプリ」のパーソナリティを務めつつ、オンライン動画サービス「グロービス学び放題」にも出演する。個人としては、2019年からビジネス書の書評サイト「BIZPERA(ビズペラ)」を運営し月8万PVを達成。また、株式会社comveyの立ち上げ支援やUXデザイン、プロダクトマネジメントに携わる


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