「億を稼ぐ勉強法」小林 正弥
2019/07/31|

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【私の評価】★★★★★(93点)
内容と感想
■「億を稼ぐ勉強法」とは、
学習することは当然として、
それだけではなく億万長者の
メンターを作るというものです。
そもそも著者が、世界一周しながら
年収1億円を達成でいたのは
メンターとの出会いのおかげ。
こうした自分の成功体験を活用し、
ライザップのようにビジネスでの
成功法を「億を稼ぐ勉強法」として
売り出しているのです。
・1億円プレイヤーをまず探しましょう。その人から定期的にフィードバックをもらえる関係を作ることが大切。タダ働き、私淑、顧問契約、相互メンター、このどれかで1億円プレイヤーと付き合うことが大切です(p165)
■「億を稼ぐ勉強法」は
次のようなものでしょうか。
まず、顧客の成功をお手伝いできる
ことを考える。
(ライザップならダイエット)
経営、営業、商品開発、採用などを
学んで、それをどうやったら
顧客の成功に応用できる考える。
そして実行する。
その結果やプロセスについて
メンターからフィードバックを
もらう。
・「成功ノート」には、顧客の成功を定義し、どのようにすれば、それが実現できるのか?を書いていきます(p50)
■成功している人をメンターにして
アドバイスをもらうというのは
正に王道だと思いました。
成功している人ほど、
やる気のある人をサポート
したいものです。
うまく関係性を作れれば
その場その場で適切なアドバイスを
もらえることでしょう。
小林さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・顧客の成功(カスターマーサクセス)=自分の成功、と2つのベクトルを合わせる(p43)
・「・・ビジネスにおける成功は、すべて顧客によってもたらされる。自分のことだけ考えて成功するのは不可能だ」当時、なぜこの言葉を言っていただいたのか、今ではよくわかります。僕自身が自分のことばかり考えていたからに他なりません(p93)
・あなたが1億円プレーヤーになっていない11の理由
理由1 本気で決めていない
理由2 手本(ロールモデル)がない
理由6 自分のことばかり考えている
理由7 お金のことばかり考えている
理由8 ・・(p81)
・「反転学習」・・生徒は授業前にオンライン動画などを視聴し、基礎知識を学んでおきます。その上で、授業に参加し、先生から自分の課題解決のフィードバックをもらったり、ディスカッションで他のメンバーと課題解決していきます(p161)
・反転学習とは、学校の授業と自宅の宿題を逆転させる・・自分で問いを設定し、自分で考え抜くこと(p46)
・人生の醍醐味は、自分で成功を定義し、自分で成功のルールを作り、顧客、ライバル、メンターと出会いながら達成していくプロセスを楽しむことだと思います(p134)
・自分が到達していないことは完全には理解できません・・メンターは登山ガイドのようです。あなたが登りたい山を、すでに登ってきた人です(p55)
・起業家のメンターに「お金が理由でしがみついている仕事をすべて捨てないと、次に行けないよ」とポツリと言われました・・半年かかりましたが、結果的に既存の仕事をすべて手放したことによって、僕の事業は大きく飛躍しました(p57)
・コンテンツは真似できるけど、ストーリーは真似できない・・・では、どうしたらビジネスにつながるストーリーが生まれるでしょうか?シンプルに「結果」を追求することです(p152)
・僕が新しいことを始める時、必ず行なうのが、誰かの成功ストーリーを読むことで、自分の活動の成功イメージを描く、ということです。「脳内成功」と呼んでいるのですが、あなたの頭の中で成功イメージが描けると、行動しやすくなります(p208)
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【私の評価】★★★★★(93点)
目次
Chapter0 凡人でも、お金と時間の自由は実現できる
Chapter1 億を稼ぐための6つの学習キーワード
Chapter2 「決断」 1億円プレイヤーになると決める
Chapter3 「否定」 現状を強烈に否定する
Chapter4 1億円の価値を生む「成功ノート」をつくる
Chapter5 稼ぐ筋トレ! 4つの学習サイクル
Chapter6 1億円プレイヤーになるキャリア戦略
Chapter7 億を稼ぐ勉強法で、1億円プレイヤーになった人たち
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