【人生を変えた本のソムリエの6冊】運命の本との出会い
2023/08/26公開 更新
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こんにちは。本のソムリエです。本のソムリエは自己啓発として,21年以上にわたり一日一冊メルマガを発行してきました。そして会社員として調子のよいとき,調子の悪いときのアップダウンを経験しながら,今はお金持ちならぬ時間持ち生活を送っています。
過去を振り返ると、その時々に自分にぴったりの本と出会うことができて,新しい道を切り開いてきたと感じています。今回は,悩んだとき、調子の悪い時に進むべき道を照らしてくれた,6冊の本を紹介します。
本のソムリエは1966年に青森県八戸市に生まれました。父は小さい自動車工場の経営者であり,自ら油まみれになって作業をしていました。子どもの頃は,欲しいものを買ってもらえなかった記憶があります。暖かい季節にはテニス,寒い季節はスケートをしていましたが,テニスシューズの底に穴が開くまで履いていたり,スケート靴も3000円くらいの安い初心者向けを使い続けていました。
時々,自転車を買ってもらったり,ステレオを買ってもらったりすると,「金もないのに無理して頑張ったな」と,子どもながらに感心していたくらいでした。
小学校時代は,いたずらばかりしていた記憶があります。どんないたずらかといえば,水道の蛇口を回していって,ネジが外れて水圧で元に戻せなくてびしょ濡れになったり,朝3時に起きて森の水源地にカブトムシを取りに行って,カブトムシを爆竹で破壊したりしていました。木があると登りたくなり,砂場があれば落とし穴を作りたくなるのが,本のソムリエだったのです。
大学時代はサークルとバイトと大学を行ったり来たりしていましたが,自分が何をやりたいのかわかっていませんでした。パソコンが好きな友人,グライダーで飛んでいる友人,夜の六本木に出没する友人を横目で見ながら,自分にとって打ち込めるものがなく,不完全燃焼感がありました。家庭教師で金を稼いで,テニスサークルの仲間と遊んで,「ポパイ」や「ホットドックプレス」を読みながら背伸びをしてみたりするのですが,やりたいことは多いけれど,本当に自分のやりたいことがわかからないという混乱状態だったように思います。親戚が当選したグアム旅行に行かせてもらったことがあり,知らない土地を旅することが楽しいとわかったことが唯一の発見でした。
本を読んでいく中で、目標は100倍にすればいいということを知り、日本一の業界の技術者という目標設定をしました。かなり思いあがったような目標でしたが、目標設定して行動が変わってきました。機械系の技術の勉強だけでなく電気主任技術者の資格も取ったり、石油学会や腐食防食学会といった他の学会のセミナーに参加したりしました。また、異動先の職場では必ず現場で課題となっているテーマについて研究を立ち上げて報告書にまとめるたり、現場の工事を記録して作業工数を測定して改善提案したり、業界の課題を検討するなど、常にプラスアルファの仕事に取り組むことができました。
会社に入ったときは、文章力もない,現場も知らない,業界事情も知らない,技術力もない私が一人前になれたのも,読書から得られた知識と考え方のおかげだと確信しています。また、私と上司が孤立無援になり、上司が倒れたときも,残された私だけでも立ち続けることができたのは,この状況を改善できれば次のステップに進めるという根拠のない前向きな思いだったように思います。
私がこれまで読んで,大きく人生観が変わった本を,時系列に紹介していきます。なにから読んだらいいかわからない人の参考となれば幸いです。
私の人生変えたことの中で一番の基本となるは,朝の時間の活用です。朝の時間を活用できていなければ,私は何も達成していなかったでしょう。朝の時間を使って,普通に残業していたら終わらないであろう仕事を仕上げました。朝の時間を活用することで、仕事を前倒しで終わらせることができるようになりました。午前中には上司から指示された仕事が終わるようになったのです。
だから午後の時間には,研究に取り組んだり,会社の財務の分析をしたり、業界のシステム改革の勉強会を企画したりしていました。また,21年間、毎日書評を書き続けることができているのは、朝の時間を使っているからです。このように朝の時間を活用できたからこそ、普通の人の2倍、3倍の仕事を効率的に集中して行うことができたのです。
自分のための人生とは,自分勝手に生きるという意味ではありません。自分の人生のミッション,価値観を大切にして生きるという意味です。例えば,本のソムリエのミッションは,「笑顔と感動を創造し発信する」です。ですから,上司から仕事を与えられたら,上司が感動するような品質の成果を出すことに努めるのです。仕事自体は,「上司から評価してもらいたい」と考えている人と表面上は変わりません。しかし,「上司から評価されたい」からやるのか,「自分の使命が驚きと感動を提供する」ことだからやるのかでは,自分の心の中に大きな差があるのです。
もし,上司から評価されることが目的であれば,いくら頑張っても上司から認められなければ落ち込んでしまうかもしれません。しかし,使命が「笑顔と感動」であれば,どうすれば「笑顔と感動」を提供できるか考えればいいのであって,上司からの評価に一喜一憂することはないのです。「7つの習慣」はこうしたミッション・価値観だけでなく,人間関係を円滑にし,人格を高めることを目標とした本であり,これ一冊で生き方そのものを変革する力をもった書籍なのです。
本多清六先生は,日本ではじめて林学博士となった人です。「日本の公園の父」とも言われています。学者でありながら、収入の4分の1を貯蓄し、安価に投げ売りされている山林を購入。その後、山林の価格が高騰し、大金持ちとなりました。先生は学者でありながら副業として1日1ページ原稿を執筆していました。本多清六先生にとっては,文章を書くということは、本業の論文執筆のプラスになるという信念があったのです。
私も本を読み、感想を書くことで本業にプラスになると思い、一日一冊の書評メルマガをはじめました。この決断には、本多清六先生の影響があったのです。あくまで本業が大切であることを忘れてはならないということです。紹介している日本経営合理化協会の本は高い場合は、同じ内容が、「私の財産告白」「人生計画の立て方」と2冊の単行本になっていますので、こちらを購入してください。
この本には、地上最強の商人となるための秘密の10の秘訣が書かれています。そしてその秘密を1日に朝昼晩と唱えることで、10か月かけて自分の習慣まで落とし込むというプログラムなのです。私がこの本から学んだのは、「これもいずれは過行くものだ(This too shall pass)」ということです。
良いことも悪いことも、いずれは時間が経つとともに過ぎ去り、この世は何もなかったように過ぎていくということです。私がどんなに苦しいときにも立ち続けることができたのは,本書から得られた知識と考え方だったと確信しています。
会社経営の中で大事なことは、会社のどこがどれだけ儲けているのか、どうすればもっと良くなるのか誰もがわかって行動するということでしょう。正しい管理会計を基本として、その数字を従業員一人ひとりに意識させることを目標としているのが、アメーバ経営なのです。
ところが、税金を計算するための財務会計はできているのに、管理会計がうまくいっていない場合があるのです。例えば、減価償却費を計算する国税庁の耐用年数と実際の耐用年数が異なっているのに、国税庁の耐用年数を前提に経営判断をしようとする人がいます。また新規事業の評価で、固定費である本社経費や人件費などを均等に差し引いて計算上、儲かっていないから撤退しようと考えてしまう人もいるのです。
このような基本的なことを理解せずに経営判断をしていたら、儲かっていないのに儲かっていると思い込んだり、儲かっているのに簡単に事業撤退を判断してしまったりするわけです。「アメーバ会計」は管理会計の本質を教えてくれる考え方なのです。
自己主張が当然と思われる米国の本ですが、人間関係を良くすることで物事はうまくいくという日本的な人間関係重視の思想が書いてある一冊です。衝撃を受けたのは、仮に相手が間違っているとしても、それを正す必要はないという事例が書いてあることです。
もちろん仕事で間違いが許されない場合は、訂正するべきですが、日常のささいなことで正論を主張したとしても、相手の気分が悪くなるだけで、自分には何の得もないのです。つまり、この本の主張は「議論に負けても、その人の意見は変わらない」のです。
では、どうやってその人を動かすのかといえば、相手が動きたいと思わせること、相手が求めているものを提供する必要があるというわけです。それは、相手に興味を持つことであり、相手の自尊心を満たしてあげることなのです。
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こんにちは。本のソムリエです。本のソムリエは自己啓発として,21年以上にわたり一日一冊メルマガを発行してきました。そして会社員として調子のよいとき,調子の悪いときのアップダウンを経験しながら,今はお金持ちならぬ時間持ち生活を送っています。
過去を振り返ると、その時々に自分にぴったりの本と出会うことができて,新しい道を切り開いてきたと感じています。今回は,悩んだとき、調子の悪い時に進むべき道を照らしてくれた,6冊の本を紹介します。
本のソムリエの人生経験
いたずらっ子だった小学生時代
読むべき本をご紹介する前に,本のソムリエがどのような人間で、どんな人生を送ってきたのかをお伝えします。本のソムリエは1966年に青森県八戸市に生まれました。父は小さい自動車工場の経営者であり,自ら油まみれになって作業をしていました。子どもの頃は,欲しいものを買ってもらえなかった記憶があります。暖かい季節にはテニス,寒い季節はスケートをしていましたが,テニスシューズの底に穴が開くまで履いていたり,スケート靴も3000円くらいの安い初心者向けを使い続けていました。
時々,自転車を買ってもらったり,ステレオを買ってもらったりすると,「金もないのに無理して頑張ったな」と,子どもながらに感心していたくらいでした。
小学校時代は,いたずらばかりしていた記憶があります。どんないたずらかといえば,水道の蛇口を回していって,ネジが外れて水圧で元に戻せなくてびしょ濡れになったり,朝3時に起きて森の水源地にカブトムシを取りに行って,カブトムシを爆竹で破壊したりしていました。木があると登りたくなり,砂場があれば落とし穴を作りたくなるのが,本のソムリエだったのです。
優等生だった学生時代
中学校に入ると,毎日2時間勉強しなくてはならないと本に書いてあったので,その通りに勉強したら勉強のできる子どもになっていました。スポーツもテニスで県大会に出たり,スピードスケートで全国大会に出場したりして,優等生を演じていたように思います。高校時代はそれほど勉強しませんでしたが,テニス部の県大会が終わった後に集中的に勉強して,希望の大学に入学することができました。大学時代はサークルとバイトと大学を行ったり来たりしていましたが,自分が何をやりたいのかわかっていませんでした。パソコンが好きな友人,グライダーで飛んでいる友人,夜の六本木に出没する友人を横目で見ながら,自分にとって打ち込めるものがなく,不完全燃焼感がありました。家庭教師で金を稼いで,テニスサークルの仲間と遊んで,「ポパイ」や「ホットドックプレス」を読みながら背伸びをしてみたりするのですが,やりたいことは多いけれど,本当に自分のやりたいことがわかからないという混乱状態だったように思います。親戚が当選したグアム旅行に行かせてもらったことがあり,知らない土地を旅することが楽しいとわかったことが唯一の発見でした。
社会人で仕事に楽しみを見出す
就職活動では,東京は自分に合わないと考え,東北地方を基盤とする企業に就職しました。最初に赴任した地元で知り合った彼女と結婚。企業での仕事は,自分にとっては新しいことへの挑戦であり,何でも知っているような優秀な先輩や上司のようになりたいと考え,夜遅くまで仕事をしていました。子どもができると,なぜ決断できたのかわかりませんが,毎日定時に帰ることを先輩に相談します。分担がはっきりしていた仕事でしたので,「朝の時間も活用して与えられた仕事はきっちりやり切るので,定時退社します」と宣言したのです。なぜなら,その頃は朝4時くらいに起きて資格の勉強をしたりして、朝の時間の効用を知っていたからです。本を読んでいく中で、目標は100倍にすればいいということを知り、日本一の業界の技術者という目標設定をしました。かなり思いあがったような目標でしたが、目標設定して行動が変わってきました。機械系の技術の勉強だけでなく電気主任技術者の資格も取ったり、石油学会や腐食防食学会といった他の学会のセミナーに参加したりしました。また、異動先の職場では必ず現場で課題となっているテーマについて研究を立ち上げて報告書にまとめるたり、現場の工事を記録して作業工数を測定して改善提案したり、業界の課題を検討するなど、常にプラスアルファの仕事に取り組むことができました。
会社に入ったときは、文章力もない,現場も知らない,業界事情も知らない,技術力もない私が一人前になれたのも,読書から得られた知識と考え方のおかげだと確信しています。また、私と上司が孤立無援になり、上司が倒れたときも,残された私だけでも立ち続けることができたのは,この状況を改善できれば次のステップに進めるという根拠のない前向きな思いだったように思います。
私がこれまで読んで,大きく人生観が変わった本を,時系列に紹介していきます。なにから読んだらいいかわからない人の参考となれば幸いです。
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人生を変えた本のソムリエの6冊♪
- 早寝早起きの習慣をつくるための本
- 自分のための人生を歩むための本
- 学びながら経済的な自由をつかむための本
- 壁にぶつかったときに進むべき道を教えてくれた本
- 管理会計の基本を教えてくれた本
- 人間関係に悩んだときに道を示してくれる本
早寝早起きの習慣をつくるための本
「朝・出勤前90分の奇跡」野村 正樹
【私の評価】★★★★☆(82点)
https://1book.biz/2003/02/01/90-1.html
私の人生変えたことの中で一番の基本となるは,朝の時間の活用です。朝の時間を活用できていなければ,私は何も達成していなかったでしょう。朝の時間を使って,普通に残業していたら終わらないであろう仕事を仕上げました。朝の時間を活用することで、仕事を前倒しで終わらせることができるようになりました。午前中には上司から指示された仕事が終わるようになったのです。
だから午後の時間には,研究に取り組んだり,会社の財務の分析をしたり、業界のシステム改革の勉強会を企画したりしていました。また,21年間、毎日書評を書き続けることができているのは、朝の時間を使っているからです。このように朝の時間を活用できたからこそ、普通の人の2倍、3倍の仕事を効率的に集中して行うことができたのです。
自分のための人生を歩むための本
「完訳 7つの習慣―人格主義の回復」スティーブン・R・コヴィ
【私の評価】★★★★★(97点)
https://1book.biz/2002/12/11/post-216.html
自分のための人生とは,自分勝手に生きるという意味ではありません。自分の人生のミッション,価値観を大切にして生きるという意味です。例えば,本のソムリエのミッションは,「笑顔と感動を創造し発信する」です。ですから,上司から仕事を与えられたら,上司が感動するような品質の成果を出すことに努めるのです。仕事自体は,「上司から評価してもらいたい」と考えている人と表面上は変わりません。しかし,「上司から評価されたい」からやるのか,「自分の使命が驚きと感動を提供する」ことだからやるのかでは,自分の心の中に大きな差があるのです。
もし,上司から評価されることが目的であれば,いくら頑張っても上司から認められなければ落ち込んでしまうかもしれません。しかし,使命が「笑顔と感動」であれば,どうすれば「笑顔と感動」を提供できるか考えればいいのであって,上司からの評価に一喜一憂することはないのです。「7つの習慣」はこうしたミッション・価値観だけでなく,人間関係を円滑にし,人格を高めることを目標とした本であり,これ一冊で生き方そのものを変革する力をもった書籍なのです。
学びながら経済的な自由をつかむための本
「人生と財産―私の財産告白」本多 静六
【私の評価】★★★★★(96点)
https://1book.biz/2002/08/16/post-1830.html
本多清六先生は,日本ではじめて林学博士となった人です。「日本の公園の父」とも言われています。学者でありながら、収入の4分の1を貯蓄し、安価に投げ売りされている山林を購入。その後、山林の価格が高騰し、大金持ちとなりました。先生は学者でありながら副業として1日1ページ原稿を執筆していました。本多清六先生にとっては,文章を書くということは、本業の論文執筆のプラスになるという信念があったのです。
私も本を読み、感想を書くことで本業にプラスになると思い、一日一冊の書評メルマガをはじめました。この決断には、本多清六先生の影響があったのです。あくまで本業が大切であることを忘れてはならないということです。紹介している日本経営合理化協会の本は高い場合は、同じ内容が、「私の財産告白」「人生計画の立て方」と2冊の単行本になっていますので、こちらを購入してください。
壁にぶつかったときに進むべき道を教えてくれた本
「地上最強の商人」オグ・マンディーノ
【私の評価】★★★★★(98点)
https://1book.biz/2004/08/10/199609.html
この本には、地上最強の商人となるための秘密の10の秘訣が書かれています。そしてその秘密を1日に朝昼晩と唱えることで、10か月かけて自分の習慣まで落とし込むというプログラムなのです。私がこの本から学んだのは、「これもいずれは過行くものだ(This too shall pass)」ということです。
良いことも悪いことも、いずれは時間が経つとともに過ぎ去り、この世は何もなかったように過ぎていくということです。私がどんなに苦しいときにも立ち続けることができたのは,本書から得られた知識と考え方だったと確信しています。
管理会計の基本を教えてくれた本
「アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役」稲盛 和夫
【私の評価】★★★★★(90点)
https://1book.biz/2006/11/23/-200691575.html
会社経営の中で大事なことは、会社のどこがどれだけ儲けているのか、どうすればもっと良くなるのか誰もがわかって行動するということでしょう。正しい管理会計を基本として、その数字を従業員一人ひとりに意識させることを目標としているのが、アメーバ経営なのです。
ところが、税金を計算するための財務会計はできているのに、管理会計がうまくいっていない場合があるのです。例えば、減価償却費を計算する国税庁の耐用年数と実際の耐用年数が異なっているのに、国税庁の耐用年数を前提に経営判断をしようとする人がいます。また新規事業の評価で、固定費である本社経費や人件費などを均等に差し引いて計算上、儲かっていないから撤退しようと考えてしまう人もいるのです。
このような基本的なことを理解せずに経営判断をしていたら、儲かっていないのに儲かっていると思い込んだり、儲かっているのに簡単に事業撤退を判断してしまったりするわけです。「アメーバ会計」は管理会計の本質を教えてくれる考え方なのです。
人間関係に悩んだときに道を示してくれる本
「人を動かす」デール・カーネギー
【私の評価】★★★★★(96点)
https://1book.biz/2012/06/26/post-2109.html
自己主張が当然と思われる米国の本ですが、人間関係を良くすることで物事はうまくいくという日本的な人間関係重視の思想が書いてある一冊です。衝撃を受けたのは、仮に相手が間違っているとしても、それを正す必要はないという事例が書いてあることです。
もちろん仕事で間違いが許されない場合は、訂正するべきですが、日常のささいなことで正論を主張したとしても、相手の気分が悪くなるだけで、自分には何の得もないのです。つまり、この本の主張は「議論に負けても、その人の意見は変わらない」のです。
では、どうやってその人を動かすのかといえば、相手が動きたいと思わせること、相手が求めているものを提供する必要があるというわけです。それは、相手に興味を持つことであり、相手の自尊心を満たしてあげることなのです。
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