医師が教える早死にしないための本6冊♪
2019/08/17公開 更新
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お医者さんは医療のプロですので、データに基づいた議論をする人が多いようです。たとえば、タバコはやめる。食事はバランス良く、塩分ひかえめ。適度な運動をする。当たり前と言えば当たり前ですが、これらはデータに基づく健康になる生活習慣なのです。
そうした中で多くの医師が問題としているのが薬の大量摂取、薬漬けの問題です。医師は学会がデータにより定めた標準治療を参考にすることが多いのですが、画一的に対応する医師が多いらしい。個別の病気には適切だとしても複数の病気を持つ人に大量の薬を出してしまう。薬とは基本的に毒であるというのが認識が、あまり衆知されていないのかもしれません。
医療は大切ではありますが、医療に頼りすぎるのも問題が多いようです。血圧やメタボリックシンドロームの基準の決定プロセスに、疑問を持っている医師もいます。医療の素人である私たちは、良いお医者さんを選ぶということでしか自らを守ることができないのかもしれません。
「50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表」南雲 吉則
【私の評価】★★★★★(93点)
https://1book.biz/2012/01/23/5030.html
現代社会の生活習慣病は、糖分を摂り過ぎ、欧米化した食事が原因です。著者のお勧めは、「おなかがグーグーと鳴ってから食べる」ことです。タバコもやめる。塩の量も減らします。運動と適切な食事が、健康な体を作るのです。
「やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編」森 昭、森 光恵
【私の評価】★★★★★(91点)
https://1book.biz/2017/08/08/dental.html
食後は、デンタルフロスや歯間ブラシを使いなさいという衝撃の一冊です。実は私も、歯医者さんに勧められて歯間ブラシを使うようになってから虫歯と歯ぐきからの出血がなくなり、口臭もなくなりました。現在は、音波歯ブラシを使用して、歯はピカピカです。どうして日本では、デンタルフロスや歯間ブラシが常識になっていないのでしょうか。
「炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 植物vs.ヒトの全人類史」夏井 睦
【私の評価】★★★★★(90点)
https://1book.biz/2019/07/02/natsui.html
ライザップの食事が糖質制限ということで、手にした一冊です。1万年前に麦やコメを作り食べ始めたヒトは、いまだに炭水化物に適応していないというのです。夏井医師の提案は、糖質制限をすることと空腹の時間を増やして、農耕を始める前のヒトの食生活に戻ることです。糖質制限と運動が狩猟民族の血を目覚めさせるのかもしれません。
「だから医者は薬を飲まない」和田 秀樹
【私の評価】★★★★★(94点)
https://1book.biz/2016/10/07/post-3291.html
日本の医師が薬を飲まないのは、日本人を対象とした長期間・大規模の薬の効果を調査したデータがないからです。医者は本当にその薬が長期的視点で患者の寿命を伸ばし、生活レベルを良くするのかわからないのです。だから医者は、症状に対する標準的な薬を処方するしかないのです。
製薬会社の副作用の調査でも「副作用がある」と書くと、詳細について書く必要があって忙しい医師は書かない場合もあり信用できないという。副作用の調査シートを書くことにより謝礼をもらえるので調査が、実質的なキャッシュバックになっていることも問題だというのです。
「在宅医療の真実」小豆畑 丈夫
【私の評価】★★★★☆(88点)
https://1book.biz/2022/11/28/azuhata-takeo.html
日本の在宅医療の課題は、在宅医と病院医の連携がまったく取れていないことです。救急医であった著者の経験では、救急車で運ばれてくる在宅医療の患者の状態が、「どうしてここまで放っておいたのか?」というくらい手遅れのことが多いというのです。
そこで著者が現在取り組んでいるのは、対立する在宅医と病院医という壁を壊し、在宅医である著者が病院医と事前に連携することです。病院医と在宅医との「勉強会」も開催しているという。こうした当たり前のような取り組みが必要であるくらい、在宅医と病院医に対立関係にあることにびっくりしました。
「健康マニア、何が楽しい 体にいいことばかりやってて疲れない?」新見 正則
【私の評価】★★★★★(92点)
https://1book.biz/2022/12/06/niimi-masanori.html
医療業界の内輪話がおもしろい一冊です。例えば血圧も正常値とされる基準がどんどん低くなっていますが、これは製薬メーカーの見えない強制力によるものだという。また、人間ドックも商売だからもともと判定基準が辛めに設定されているので、結果に一喜一憂するのは意味がないとしています。
例えば、肥満の指標であるBMI値は、日本では25以上が肥満とされていますが、男性でいちばん長生きする人のBMI値は26というデータがあるのです。
著者のおススメは、人生は楽しんだ人の勝ち、やりたいことをやり切った人生を選択することです。体に悪いといわれているものでも、おいしければ食べればいい、タバコも吸いたければマイナス効果を納得していれば吸えばいいのです。
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良い医者を選ぶ
お医者さんは医療のプロですので、データに基づいた議論をする人が多いようです。たとえば、タバコはやめる。食事はバランス良く、塩分ひかえめ。適度な運動をする。当たり前と言えば当たり前ですが、これらはデータに基づく健康になる生活習慣なのです。
そうした中で多くの医師が問題としているのが薬の大量摂取、薬漬けの問題です。医師は学会がデータにより定めた標準治療を参考にすることが多いのですが、画一的に対応する医師が多いらしい。個別の病気には適切だとしても複数の病気を持つ人に大量の薬を出してしまう。薬とは基本的に毒であるというのが認識が、あまり衆知されていないのかもしれません。
医療は大切ではありますが、医療に頼りすぎるのも問題が多いようです。血圧やメタボリックシンドロームの基準の決定プロセスに、疑問を持っている医師もいます。医療の素人である私たちは、良いお医者さんを選ぶということでしか自らを守ることができないのかもしれません。
医師が教える早死にしないための本6冊♪
日々の習慣が健康を作ります
「50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表」南雲 吉則
【私の評価】★★★★★(93点)
https://1book.biz/2012/01/23/5030.html
現代社会の生活習慣病は、糖分を摂り過ぎ、欧米化した食事が原因です。著者のお勧めは、「おなかがグーグーと鳴ってから食べる」ことです。タバコもやめる。塩の量も減らします。運動と適切な食事が、健康な体を作るのです。
「やっぱり、歯はみがいてはいけない 実践編」森 昭、森 光恵
【私の評価】★★★★★(91点)
https://1book.biz/2017/08/08/dental.html
食後は、デンタルフロスや歯間ブラシを使いなさいという衝撃の一冊です。実は私も、歯医者さんに勧められて歯間ブラシを使うようになってから虫歯と歯ぐきからの出血がなくなり、口臭もなくなりました。現在は、音波歯ブラシを使用して、歯はピカピカです。どうして日本では、デンタルフロスや歯間ブラシが常識になっていないのでしょうか。
「炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 植物vs.ヒトの全人類史」夏井 睦
【私の評価】★★★★★(90点)
https://1book.biz/2019/07/02/natsui.html
ライザップの食事が糖質制限ということで、手にした一冊です。1万年前に麦やコメを作り食べ始めたヒトは、いまだに炭水化物に適応していないというのです。夏井医師の提案は、糖質制限をすることと空腹の時間を増やして、農耕を始める前のヒトの食生活に戻ることです。糖質制限と運動が狩猟民族の血を目覚めさせるのかもしれません。
医療は大切ですが、頼りすぎも問題です
「だから医者は薬を飲まない」和田 秀樹
【私の評価】★★★★★(94点)
https://1book.biz/2016/10/07/post-3291.html
日本の医師が薬を飲まないのは、日本人を対象とした長期間・大規模の薬の効果を調査したデータがないからです。医者は本当にその薬が長期的視点で患者の寿命を伸ばし、生活レベルを良くするのかわからないのです。だから医者は、症状に対する標準的な薬を処方するしかないのです。
製薬会社の副作用の調査でも「副作用がある」と書くと、詳細について書く必要があって忙しい医師は書かない場合もあり信用できないという。副作用の調査シートを書くことにより謝礼をもらえるので調査が、実質的なキャッシュバックになっていることも問題だというのです。
「在宅医療の真実」小豆畑 丈夫
【私の評価】★★★★☆(88点)
https://1book.biz/2022/11/28/azuhata-takeo.html
日本の在宅医療の課題は、在宅医と病院医の連携がまったく取れていないことです。救急医であった著者の経験では、救急車で運ばれてくる在宅医療の患者の状態が、「どうしてここまで放っておいたのか?」というくらい手遅れのことが多いというのです。
そこで著者が現在取り組んでいるのは、対立する在宅医と病院医という壁を壊し、在宅医である著者が病院医と事前に連携することです。病院医と在宅医との「勉強会」も開催しているという。こうした当たり前のような取り組みが必要であるくらい、在宅医と病院医に対立関係にあることにびっくりしました。
「健康マニア、何が楽しい 体にいいことばかりやってて疲れない?」新見 正則
【私の評価】★★★★★(92点)
https://1book.biz/2022/12/06/niimi-masanori.html
医療業界の内輪話がおもしろい一冊です。例えば血圧も正常値とされる基準がどんどん低くなっていますが、これは製薬メーカーの見えない強制力によるものだという。また、人間ドックも商売だからもともと判定基準が辛めに設定されているので、結果に一喜一憂するのは意味がないとしています。
例えば、肥満の指標であるBMI値は、日本では25以上が肥満とされていますが、男性でいちばん長生きする人のBMI値は26というデータがあるのです。
著者のおススメは、人生は楽しんだ人の勝ち、やりたいことをやり切った人生を選択することです。体に悪いといわれているものでも、おいしければ食べればいい、タバコも吸いたければマイナス効果を納得していれば吸えばいいのです。
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読んでいただきありがとうございました!
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