不安を力に変える本6冊♪
2023/11/03公開 更新
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不安で決められない、やる気が出ない、不安や心配で落ち込むといったことに悩んでいる人のために、どう対処すればいいのか6冊の本を引用しながら考えていきます。
まず、「不安」とは本能から来るものであり、人間が自分を守るために作り上げた仕組みであることを知ることが大事です。自分の中に湧き上がってくる不安や悲観的な気分は自然なもので、否定するものではなく、うまく活用するべきものなのです。
「不安」をうまく活用できれば、自分の求めるものに気づき、自分のための人生を選ぶことができるようになります。反対に、「不安」に支配され、人に伝えずに我慢したりしていれば、自分の気持ちがだんだんつかめなくなり、不本意ながらむなしい生活を送っている人もいるのです。
不安は、人が自分を守るために長い時間をかけて習得してきた誰もが持っている特性です。不安があるから、危険なことや未来のリスクに対応してきたのが人類なのです。日本人は不安になりやすいと言われており、不安になりやすいから、世界的に、良い仕事ができるという見方もできるのでしょう。
本を読んでいると、成功している人でさえ、不安という感情を持っていることがわかります。ただ、成功している人は、自分が大切にしていることを優先し、自分で決めた自分らしい人生を作るために、不安に対処しながら行動しているのです。不安自体が悪いのではなく、不安で動けなくなってしまうことが悪いのです。
不安と向き合うために重要なことは、不安をコントロールできることと、コントロールできないことに分けることです。そして、コントロールできなことは無視するのです。
例えば、大学入学試験を受けるときに不合格になるかもしれないと不安になる人もいるでしょう。しかし、不安になっても合否が変わるはずがありません。私たちにできるのは、コントロールできること、つまり、過去問を解いて出題傾向をつかむこと、問題集を解いて実力を高めること、前の日に早めに寝ること、くらいなのです。
同じように、雨が降ると気分がふさいでしまう人は、コントロールできない天気に気分を左右されていることになります。「無視しろ」といっても難しいかもしれませんが、雨とは違ったことに意識を向けるて、自分の気分を良い方向に持っていきたいものです。
不安を減らすために、自分がコントロールできることをやりきることが大切です。つまり、「雨が降りそう」という不安があるなら「傘を持っていく」ことです。どのようにつらい場面でも、悲観してただ立ちどまっているだけでは何も変わりません。私たちにできることは、将来をどうしたいのかを考え,具体的な行動計画を立て、行動していくことなのです。
例えば、津波で家が流されたとしても衣食住を確保するために動くのです。臨時の住居を確保し、食料を確保するために、別の場所に移動するのか、行くとすればどこにするか検討するべきなのです。世の中には、逃げられない不安も存在します。それでも時間は過ぎていきます。いやでも、やってみると改善することもあれば、何も変わらないこともあります。「これも修行だな」などと自分を励ましながら、行動していくしかないときもあると思うのです。
また、心が辛いときには、逃げることも選択肢として残しておきましょう。軽い不安なら,まず人に話したり、疲れたら10分間休憩したりして、自分をいたわってもいいでしょう。学校や職場でいじめられているとしたら、相談窓口に相談してもいいし、転校・転職してしまうのも選択肢となります。暴力やお金を奪われるような状況なら警察に相談すればよいのです。
極論すれば、仕事にしろ勉強にしろできたらいいけれど,できなくもいいという良い意味での気楽さ、いいかげんさが強さとなるのです。私たちは今の職場に居続けてもいいし、転職してもいいのです。
自分の人生を一番大切にすることが基本であり、あなたを大切にしない人を,あなたが大切にする必要性はありません。もちろん、上司から評価してもらうために上司を尊重することは大切だと思います。しかし、それが行きすぎて、自分を卑下してしまうようでは本末転倒なのです。
理想としては、不安に対して、自立した自分を持つことが、最終目標となります。例えば、自分にとって本当に大事なことは何なのか、自分の幸せは何なのか,なぜ働くのか明確にするのです。その基本となるのは、今のままの自分で「OK」ということです。自分に「大丈夫,よくやっているよ!」と声をかけて、励ましましましょう。毎日、「自分にとって良いこと」を3つメモしましょう。スケジュールに「元気になれる」ことを加えましょう。
そのうえで、自分の人生は自分の責任であると考えるのです。つまり、自分のための人生を選ぶために、場合によっては周囲の人に「ノー」という伝えることになります。「そういうことは,私はつらいです」と言えるということです。自分の人生ですから、自分で判断して、自分で行動し、その結果は自分が引き受けるという勇気を持てれば強くなれるのです。
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不安は本能
不安で決められない、やる気が出ない、不安や心配で落ち込むといったことに悩んでいる人のために、どう対処すればいいのか6冊の本を引用しながら考えていきます。
まず、「不安」とは本能から来るものであり、人間が自分を守るために作り上げた仕組みであることを知ることが大事です。自分の中に湧き上がってくる不安や悲観的な気分は自然なもので、否定するものではなく、うまく活用するべきものなのです。
「不安」をうまく活用できれば、自分の求めるものに気づき、自分のための人生を選ぶことができるようになります。反対に、「不安」に支配され、人に伝えずに我慢したりしていれば、自分の気持ちがだんだんつかめなくなり、不本意ながらむなしい生活を送っている人もいるのです。
・不安や心配ごとが頭から離れない・・・「自分いじめ」をやめる(p113)
「我慢して生きるほど人生は長くない」鈴木 裕介
https://1book.biz/2021/11/25/usksuzuki.html
不安があるから良い仕事ができる
不安は、人が自分を守るために長い時間をかけて習得してきた誰もが持っている特性です。不安があるから、危険なことや未来のリスクに対応してきたのが人類なのです。日本人は不安になりやすいと言われており、不安になりやすいから、世界的に、良い仕事ができるという見方もできるのでしょう。
本を読んでいると、成功している人でさえ、不安という感情を持っていることがわかります。ただ、成功している人は、自分が大切にしていることを優先し、自分で決めた自分らしい人生を作るために、不安に対処しながら行動しているのです。不安自体が悪いのではなく、不安で動けなくなってしまうことが悪いのです。
・成功者たちですら不安を持っている。一般の人が不安にならないはずがない(p124)
「マインド・リセット 不安・不満・不可能をプラスに変える思考習慣」上阪 徹
https://1book.biz/2023/07/27/uesaka-toru.html
コントロールできないことは無視
不安と向き合うために重要なことは、不安をコントロールできることと、コントロールできないことに分けることです。そして、コントロールできなことは無視するのです。
例えば、大学入学試験を受けるときに不合格になるかもしれないと不安になる人もいるでしょう。しかし、不安になっても合否が変わるはずがありません。私たちにできるのは、コントロールできること、つまり、過去問を解いて出題傾向をつかむこと、問題集を解いて実力を高めること、前の日に早めに寝ること、くらいなのです。
同じように、雨が降ると気分がふさいでしまう人は、コントロールできない天気に気分を左右されていることになります。「無視しろ」といっても難しいかもしれませんが、雨とは違ったことに意識を向けるて、自分の気分を良い方向に持っていきたいものです。
・「自分次第でコントロールできるもの」と「コントロールできないもの」を分ける(p2)
「感情に振り回されないための34の「やめる」」片田 智也
https://1book.biz/2023/03/03/katada-tomoya.html
不安だから行動する
不安を減らすために、自分がコントロールできることをやりきることが大切です。つまり、「雨が降りそう」という不安があるなら「傘を持っていく」ことです。どのようにつらい場面でも、悲観してただ立ちどまっているだけでは何も変わりません。私たちにできることは、将来をどうしたいのかを考え,具体的な行動計画を立て、行動していくことなのです。
例えば、津波で家が流されたとしても衣食住を確保するために動くのです。臨時の住居を確保し、食料を確保するために、別の場所に移動するのか、行くとすればどこにするか検討するべきなのです。世の中には、逃げられない不安も存在します。それでも時間は過ぎていきます。いやでも、やってみると改善することもあれば、何も変わらないこともあります。「これも修行だな」などと自分を励ましながら、行動していくしかないときもあると思うのです。
・夢はまだありません。・・だったら、誰かの夢を応援してみたら?(p22)
「不安な時代に踏み出すための「だったらこうしてみたら?」」植松 努
https://1book.biz/2022/12/12/uematsu-tsutomu.html
辛いときには逃げる
また、心が辛いときには、逃げることも選択肢として残しておきましょう。軽い不安なら,まず人に話したり、疲れたら10分間休憩したりして、自分をいたわってもいいでしょう。学校や職場でいじめられているとしたら、相談窓口に相談してもいいし、転校・転職してしまうのも選択肢となります。暴力やお金を奪われるような状況なら警察に相談すればよいのです。
極論すれば、仕事にしろ勉強にしろできたらいいけれど,できなくもいいという良い意味での気楽さ、いいかげんさが強さとなるのです。私たちは今の職場に居続けてもいいし、転職してもいいのです。
自分の人生を一番大切にすることが基本であり、あなたを大切にしない人を,あなたが大切にする必要性はありません。もちろん、上司から評価してもらうために上司を尊重することは大切だと思います。しかし、それが行きすぎて、自分を卑下してしまうようでは本末転倒なのです。
・「不安になったら、まず、人に話す」・・・「あれもできるよ、これもできるよ、こんなのもあるんじゃないの」、と、様々な可能性を開いてくれる相手を選ぶ(p164)
「悩んでばかりの自分から抜け出す方法」岸英光
https://1book.biz/2014/04/25/post-2768.html
自分のための人生
理想としては、不安に対して、自立した自分を持つことが、最終目標となります。例えば、自分にとって本当に大事なことは何なのか、自分の幸せは何なのか,なぜ働くのか明確にするのです。その基本となるのは、今のままの自分で「OK」ということです。自分に「大丈夫,よくやっているよ!」と声をかけて、励ましましましょう。毎日、「自分にとって良いこと」を3つメモしましょう。スケジュールに「元気になれる」ことを加えましょう。
そのうえで、自分の人生は自分の責任であると考えるのです。つまり、自分のための人生を選ぶために、場合によっては周囲の人に「ノー」という伝えることになります。「そういうことは,私はつらいです」と言えるということです。自分の人生ですから、自分で判断して、自分で行動し、その結果は自分が引き受けるという勇気を持てれば強くなれるのです。
・「自分の人生は自分の責任」だと思っていないと・・すぐに人に煽られてしまう。周囲の人の言うことに右往左往する。(p237)
「不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学」加藤 諦三
https://1book.biz/2015/07/03/post-3060.html
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