「悩んでばかりの自分から抜け出す方法」岸英光
2014/04/25|

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【私の評価】★★★★☆(86点)
■プロコーチが教える不安への対処法です。
世の中には、不安から新しいことに
挑戦できない人がいます。
大勢の人の前で
緊張しすぎて失敗する人もいます。
こうした不安にプロコーチは
どう対処するのでしょうか。
・不安からのメッセージ・・・「ね、準備しておくべきこと、まだあるよ」(p80)
■岸さんが教えるのは、
不安というものは、あって当然、
ということです。
新しいことに挑戦しているのだから、
不安なのは当然だ。
不安だから、
しっかり事前に準備しよう。
(準備してきた)
準備はできた。
怖いけど、さあ、行こうか、
という感じです。
・スポーツの試案や発表会などの本番直前には、多くの人が、不安や心配を感じます・・・実際に私も講演の前は、「あ、今日も不安があるな」、「緊張してるな」、「よし、行こう」という感じで、演壇に向っています(p159)
■不安に対しては、
徹底的に準備すること。
「ここまでやったんだから、
できてもできなくてもオレは満足だ」
これくらい準備できれば、
失敗することはないでしょう。
岸さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「不安になったら、まず、人に話す」・・・「あれもできるよ、これもできるよ、 こんあのもあるんじゃないの」、と、様々な可能性を開いてくれる相手を選ぶ(p164)
・親子の話・・・「ああ、怖いんだあ。そうねえ。・・・でも、それだけ?」・・・「うん、それだけ!」「そう。でも大丈夫よ、怖いだけだから!」(p48)
・「してもいいし、しなくてもいい」と考える(p105)
・「なぜ、できなかったんだ」ではなく、「次、どうしようか」と考える(p114)
・不安や恐怖と向き合っています「はねのける」のではなく、「まず受け止める」(p130)
・不安に支配されるのではなく、不安を「自分で持っていく」(p158)
・あなたのことを苦しめたり、のしかかって動けなくする、「不安くん」とでも名づけて目の前の椅子に座らせてください。そして、あなたの言い分を全部受け取ってもらってください。
・実は本当に困るのは、準備しなくても、よい結果が出た場合です(p80)
日本実業出版社
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【私の評価】★★★★☆(86点)
■目次
第1章 不安はなぜ生まれるのか?
第2章 不安からのメッセージの受け取り方
第3章 不安や心配をムダに大きくしないコツ
第4章 「不安」のブレーキの外し方
第5章 不安になったとき心を鎮める方法
第6章 不安を前進に変える3つの力
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