「テクニックを超えるコミュニケーションのつくり方」岸 英光

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テクニックを超える コミュニケーション力のつくり方

【私の評価】★★★★☆(85点)


■コーチングの第一人者が教える
 コミュニケーションで気を付けること。


 それは、人は簡単に
 変わらないということです。


 人には生きてきた経験から習得した
 信念があり、習慣があります。


 そのパラダイムを変えるのは、
 なかなか難しい。


・伝えても「気づかせる」ことはできない(p96)


■「遅刻をしない」ということなら、
 「遅刻をするな」でいいのでしょうか。


 実は、何か理由があるのかもしれない。


 家庭の問題なのか、病気なのか、
 習慣の問題なのか。


 やる気はあるのか、転職を考えているのか、
 人それぞれ違うのでしょうから、
 対応も変わるはずなのです。


・部下に「遅刻をするな」と言う場合でも、
 なぜそうしなければならないのかを自分で探究し、
 つかむことが大切です。(p106)


■部下が従順でも横柄でも、
 そこにはそれぞれの思いがあるはずです。


 それを自分は本当に理解しているのでしょうか。


 実は思ったほど従順ではないかもしれないし、
 横柄と感じても、実は
 反抗的なのではないかもしれない。


 ちゃんと確かめてみるのが、
 コミュニケーションなのでしょう。


・部下が、「こんなことはできません」と言ったとき、
 本当にできそうもないからそう言っているのか、
 自信がないだけなのか、反抗したいために言っているのか
 によって、当然上司の答え方も違ってきます(p124)


■コミュニケ―ションとは、そうした
 よくわからない人というものを
 探究する手段なのだと思いました。


 自分自身さえもわからないのに、
 相手を知ろうとすること。


 まず、
 わからないということを認識することから、
 質問が生まれ、理解が深まるのでしょう。


 岸さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「答えはたくさんある」・・・
 「私はこう思うけれど、あなたはどう思うの?(p42)


・「なぜ?」ではなく、
 「何があったんだ?」と訊かなければなりません。・・・
 「何が」は事実、あるいはその人の認識です(p149)


・たとえばあなたが誰かと話していて意見を言ったとき、
 相手が顔をしかめました。
 あなたは・・・引いてしまったとします。
 しかし本当に相手は、あなたの意見が
 気に入らなかったのでしょうか(p109)


・怒られそうになると引く人もいれば、・・・
 うまくいきそうになると・・・迷い始める人もいます・・
 聞いてくれている人たちが身を乗り出してこないと
 調子が出ない人もいますし、反対に皆が乗ってくると
 怖くなる人もいます・・自分自身をつかんでおくこと
 それが大切です(p112)


・人は、いつもの慣れている
 小さな自分以外の自分を恐れるのです(p79)


・目立ちたいために質問してきた人には・・・
 私を困らせようと考えて質問してくる人には・・・
 相手がどこに立っているか、どの方向を見ているかを
 つかめば、それに応じた対応ができるのです(p124)


・「遁走(とんそう)」・・・会社に行こうと思って
 家を出たものの、思わず反対方向の電車に乗って・・・
 この遁走に最も有効なのは、家族のひと言といわれています。
 「そんなに大変なの?だったらやめてもいいのよ。
 何とかなるんだから
」(p215)


・私はコーチしている営業マンに
 「今日は20件断られてきてください」と
 言ったことがあります(p201)


テクニックを超える コミュニケーション力のつくり方
岸 英光
あさ出版
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【私の評価】★★★★☆(85点)



■目次

第1章 本当のコミュニケーションとはどういうものか
第2章 心をひらくコミュニケーションのつくり方
第3章 気づく・気づかせるコミュニケーションのつくり方
第4章 確かな結果をつくるための「聴く技術」
第5章 「できない」を「する」に変えるコミュニケーション


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