アイデア・発想力に悩んでいる人におすすめの本9冊
2021/09/11公開 更新
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読者から「発想力」の本はないですか?との質問があったのでお答えします。
発想力をどういう場面で使うのかイメージしてみると,会社での商品・新規事業の開発ネタやキャッチフレーズ作り,次の会議や講演会のテーマなどを考えるときでしょうか。
発想力といっても,つかう場所,目的は様々です。ここでは,多くの書籍で紹介されているアイデアを作る方法をパターン別に紹介しましょう。
アイデア出しには,基本があります。まず,大量にインプットすること。過去の経緯はどうなっているのか,海外ではどうなっているのか,わかる範囲で把握するのです。
そして,大量にアイデアをアウトプットする。質より量が大切なのです。ぼんやりとした時間を作り,ひらめきをメモしていきましょう。
そして,組み合わせること。ネットとオークションならヤフオク。ネットと辞書ならウィキペディア。新しいアイデアは,アイデアとアイデアの組み合わせであることが多いのです。
発想を発散させて数を出したければ,自分に適切な「質問」を問いかけることで,アイデアを広げることができます。
「イライラしていることは何ですか」「予算が2倍あったらどうしますか」「別の方法はないですか」「なぜ,そうなっているんだろう」
そうした「問い」に答えていく中で,新たな発見が生まれるのです。
アイデアは,人に聞いても良いのです。お客様に聞いてもいいし,ネットで検索してもいいし,専門書を読んでもいいし,専門家に聞いてもいいのです。
さらに,他人のマネをしてもよいのです。コンビニだって,アフラックだって,宅急便だって,海外でやっていることをそのままパクって、日本市場に適合させたものなのです。
「スウェーデン式アイデア・ブック」フレドリック・ヘレーン
【私の評価】★★★★☆(83点)
https://1book.biz/2011/04/03/post-1715.html
スウェーデンで人気のアイデア生成セミナーを一冊にまとめたものです。欧米だけあって、やり方やフレームワークを示して説明してくれるところがありがたい。
「東大教養学部「考える力」の教室」宮澤 正憲
【私の評価】★★★★☆(82点)
https://1book.biz/2017/11/06/-miyazawa.html
博報堂のコンサルティング専門家が東京大学で教えている企画・アイデア法です。インプット、コンセプト、アウトプットとシンプルですが、標準として押さえておきたいものです。
「感性思考 デザインスクールで学ぶMBAより論理思考より大切なスキル」佐々木 康裕
【私の評価】★★★★☆(84点)
https://1book.biz/2020/06/16/emotionalthinking.html
美術学修士MFA(Master of Fine Arts)が取れるデザインスクールで教えている感性思考です。感性思考とは、創造的なアイデアを出す方法論です。
アイデアを出し合いプロトタイプを作って、イメージを膨らませていくなど、方法的には他の書籍とそれほど変わらないと思いました。
「「0から1」の発想術」大前 研一
【私の評価】★★★★★(93点)
https://1book.biz/2017/09/05/01-the-art-of-creating-new-bus.html
「あなたがローソンの社長だったらどうしますか?」といった質問に,発想法を具体的に示しながら教えてくれる一冊。
豊富な具体例が示されており、大前さんの自信の現れのように感じました。
「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」津田 久資
【私の評価】★★★★☆(85点)
https://1book.biz/2015/09/21/post-3126.html
発想するためには情報収集が必要ですが、時間が限られている場合には、仮説を立てて情報収集することをお勧めする一冊です。
現実には時間と予算の制約ですべてを調査することはできませんので、仮説思考が効果的なのでしょう。
「言語化力 言葉にできれば人生は変わる」三浦 崇宏
【私の評価】★★★★☆(82点)
https://1book.biz/2020/02/14/go.html
コピーにしろ生き方にしろ、言語化に特化した一冊です。実は言語化した気づきこそアイデアなのです!
手法としては、スタンスを決め、本質をつかみ、自分の感情を見つめ、言葉を整えるという順番。本質をつかむところが大切だと思いました。
「博報堂のすごい打ち合わせ」博報堂
【私の評価】★★★★☆(83点)
https://1book.biz/2017/07/18/hakuhodo.html
アイデアで勝負する博報堂のアイデア会議の様子です。皆が「誰よりも考え抜いたアイデアを持参する緊張感が伝わってきます。
「∞(むげん)アイデアのつくり方」高橋晋平
【私の評価】★★★★☆(85点)
https://1book.biz/2012/07/23/post-2131.html
バンダイで新商品を開発している高橋さんの実績では、アイデア1000個に1個の割合でヒットが出るという。質より量なのです。
「考えないヒント―アイデアはこうして生まれる」小山 薫堂
【私の評価】★★★★☆(85点)
https://1book.biz/2011/02/25/post-1682.html
「料理の鉄人」を企画した人の発想法です。ずっと面白いアイデアについて考えているという。常に「自分ならこうする」と訓練しているのです。
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パターン別の発想法
読者から「発想力」の本はないですか?との質問があったのでお答えします。
発想力をどういう場面で使うのかイメージしてみると,会社での商品・新規事業の開発ネタやキャッチフレーズ作り,次の会議や講演会のテーマなどを考えるときでしょうか。
発想力といっても,つかう場所,目的は様々です。ここでは,多くの書籍で紹介されているアイデアを作る方法をパターン別に紹介しましょう。
自力発想法
アイデア出しには,基本があります。まず,大量にインプットすること。過去の経緯はどうなっているのか,海外ではどうなっているのか,わかる範囲で把握するのです。
そして,大量にアイデアをアウトプットする。質より量が大切なのです。ぼんやりとした時間を作り,ひらめきをメモしていきましょう。
そして,組み合わせること。ネットとオークションならヤフオク。ネットと辞書ならウィキペディア。新しいアイデアは,アイデアとアイデアの組み合わせであることが多いのです。
問いかけ発想法
発想を発散させて数を出したければ,自分に適切な「質問」を問いかけることで,アイデアを広げることができます。
「イライラしていることは何ですか」「予算が2倍あったらどうしますか」「別の方法はないですか」「なぜ,そうなっているんだろう」
そうした「問い」に答えていく中で,新たな発見が生まれるのです。
他力発想法
アイデアは,人に聞いても良いのです。お客様に聞いてもいいし,ネットで検索してもいいし,専門書を読んでもいいし,専門家に聞いてもいいのです。
さらに,他人のマネをしてもよいのです。コンビニだって,アフラックだって,宅急便だって,海外でやっていることをそのままパクって、日本市場に適合させたものなのです。
アイデア・発想力に悩んでいる人におすすめの本9冊
発想のフレームワーク
「スウェーデン式アイデア・ブック」フレドリック・ヘレーン
【私の評価】★★★★☆(83点)
https://1book.biz/2011/04/03/post-1715.html
スウェーデンで人気のアイデア生成セミナーを一冊にまとめたものです。欧米だけあって、やり方やフレームワークを示して説明してくれるところがありがたい。
「東大教養学部「考える力」の教室」宮澤 正憲
【私の評価】★★★★☆(82点)
https://1book.biz/2017/11/06/-miyazawa.html
博報堂のコンサルティング専門家が東京大学で教えている企画・アイデア法です。インプット、コンセプト、アウトプットとシンプルですが、標準として押さえておきたいものです。
「感性思考 デザインスクールで学ぶMBAより論理思考より大切なスキル」佐々木 康裕
【私の評価】★★★★☆(84点)
https://1book.biz/2020/06/16/emotionalthinking.html
美術学修士MFA(Master of Fine Arts)が取れるデザインスクールで教えている感性思考です。感性思考とは、創造的なアイデアを出す方法論です。
アイデアを出し合いプロトタイプを作って、イメージを膨らませていくなど、方法的には他の書籍とそれほど変わらないと思いました。
コンサルタントの発想
「「0から1」の発想術」大前 研一
【私の評価】★★★★★(93点)
https://1book.biz/2017/09/05/01-the-art-of-creating-new-bus.html
「あなたがローソンの社長だったらどうしますか?」といった質問に,発想法を具体的に示しながら教えてくれる一冊。
豊富な具体例が示されており、大前さんの自信の現れのように感じました。
「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」津田 久資
【私の評価】★★★★☆(85点)
https://1book.biz/2015/09/21/post-3126.html
発想するためには情報収集が必要ですが、時間が限られている場合には、仮説を立てて情報収集することをお勧めする一冊です。
現実には時間と予算の制約ですべてを調査することはできませんので、仮説思考が効果的なのでしょう。
「言語化力 言葉にできれば人生は変わる」三浦 崇宏
【私の評価】★★★★☆(82点)
https://1book.biz/2020/02/14/go.html
コピーにしろ生き方にしろ、言語化に特化した一冊です。実は言語化した気づきこそアイデアなのです!
手法としては、スタンスを決め、本質をつかみ、自分の感情を見つめ、言葉を整えるという順番。本質をつかむところが大切だと思いました。
発想を仕事にしている人達
「博報堂のすごい打ち合わせ」博報堂
【私の評価】★★★★☆(83点)
https://1book.biz/2017/07/18/hakuhodo.html
アイデアで勝負する博報堂のアイデア会議の様子です。皆が「誰よりも考え抜いたアイデアを持参する緊張感が伝わってきます。
「∞(むげん)アイデアのつくり方」高橋晋平
【私の評価】★★★★☆(85点)
https://1book.biz/2012/07/23/post-2131.html
バンダイで新商品を開発している高橋さんの実績では、アイデア1000個に1個の割合でヒットが出るという。質より量なのです。
「考えないヒント―アイデアはこうして生まれる」小山 薫堂
【私の評価】★★★★☆(85点)
https://1book.biz/2011/02/25/post-1682.html
「料理の鉄人」を企画した人の発想法です。ずっと面白いアイデアについて考えているという。常に「自分ならこうする」と訓練しているのです。
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