「朝・出勤前90分の奇跡―人生を変える「早起き鳥人(アーリー・バーダー)」のすすめ」野村 正樹
2003/02/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
朝の時間は、夜の3倍の生産性
私が早起きを始めたのは、この本を読んだからです。朝の時間を使うことが大事なのです。朝の時間は、夜の3倍の生産性が高くなります。同じ一日でも朝の時間を多く使うことで、一日の時間が長くなるのです。
著者の提案は、「毎朝90分」をつくってみることです。日の出とともに起き、活動しはじめるのです。雑音がなく、邪魔する人がいない午前中の時間が増えることで、成果は3倍になるというのです。
さらに早朝出社を考えてみましょう。早めに出社することで通勤電車が空いていて座れるかもしれません。仕事を邪魔する上司も電話も朝の時間はいないのです。一番出社は気持ちのいいものなのです。
朝の一時間はやっぱり夜の三時間(p52)
通勤時間を有効活用
通勤時間も有効活用しましょう。本のソムリエは、通勤時間に本を読んでいます。出張も移動時間は読書の時間です。そのために常に本を3,4冊持ち歩いているのです。
さらに日帰り出張では2,3本早い便で移動すれば、仕事前に観光ができたりします。宿泊出張なら、朝にホテルの周りを走ってみましょう。こうした体験談が、お客さまとの話題にもなり、ネタに困らないのです。
著者は朝の90分を有効活用することで、人生が変わりました。本のソムリエも朝の時間の活用ですべてが変わりました。やはり早寝早起きで人生が変わるのです。野村さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・大都市サラリーマン悲哀の象徴であった遠距離通勤は、「黄金の90分」に変身できるはずだ。(p36)
・早朝列車で日帰り出張もこんなに楽しくなる(p153)
【私の評価】★★★★☆(82点)
目次
第1章 早起きの魅惑学
第2章 朝の行動学(1)―自宅篇
第3章 朝の行動学(2)―出勤篇
第4章 早起き鳥人の法則
第5章 朝の奇跡と幸福な人生
著者経歴
野村正樹(のむら まさき)・・・1944年神戸市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1967年サントリー(株)入社。営業部、宣伝部、マーケティング部等で活躍。1986年には『殺意のバカンス』で推理作家としてデビュー、1991年に『シンデレラの朝』で日本文芸大賞現代文学賞受賞。1995年独立し、マーケティング、広告、サラリーマンのライフデザイン、トレンド・世代論、都市論、推理小説などの著作・講演で活躍。著書多数。2011年逝去
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