「面白い本」成毛 眞
2013/03/29公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
要約と感想レビュー
元マイクロソフトジャパン社長の成毛さんが選んだ面白い本100冊です。幅広いジャンルを網羅しており、ノンフィクションと科学と歴史が多い印象です。
この本で紹介されている100冊のうち、17冊、読んだことがありました。★4が4冊。★3が10冊。★2が6冊。あまり評価が高い本がありません。趣味が合わないのでしょうか。もう少し読んでみるとわかるでしょう。
紹介されている本
第1章 ピンポイント歴史学
「ワンダフル・ライフ」スティーヴン・ジェイ・グールド
「イヴの七人の娘たち」ブライアン サイクス
★★☆☆☆「死海文書のすべて」ジェームス・C. ヴァンダーカム
★★☆☆☆「ロゼッタストーン解読」レスリー・アドキンズ
「トンパ文字―生きているもう1つの象形文字」王 超鷹
★★☆☆☆「ヴォイニッチ写本の謎」ゲリー・ケネディ
「全国アホ・バカ分布考」松本 修
「TOKYO STYLE」都築 響一
「マタギ 矛盾なき労働と食文化」田中康弘
「サルたちの遺言 宮崎幸島・サルと私の六十五年」 三戸サツヱ
「オオカミの護符」小倉 美惠子
「毛沢東の大飢饉」フランク・ディケーター
「ポル・ポト―ある悪夢の歴史」フィリップ ショート
★★★☆☆「悲しみの収穫―ウクライナ大飢饉」ロバート・コンクエスト
「731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く」青木 冨貴子
第2章 学べない生き方
「ザ・ビッグイヤー」マーク・オブマシック
「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」ウェンディ・ムーア
「「李香蘭」を生きて」山口 淑子
「マリス博士の奇想天外な人生」キャリー・マリス
「死にたい老人」 木谷 恭介
「ブッシュ妄言録」フガフガ・ラボ、村井 理子
「演歌よ今夜も有難うー知られざるインディーズ演歌の世界」都築 響一
「なぜ人妻はそそるのか? 「よろめき」の現代史」本橋信宏
「武士マニュアル」 氏家幹人
「なかのとおるの生命科学者の伝記を読む」仲野徹
「大村智 - 2億人を病魔から守った化学者」馬場 錬成
「ミドリさんとカラクリ屋敷」 鈴木 遥
「クマムシ?!―小さな怪物」鈴木 忠
「ヒドラ――怪物?植物?動物!」山下 桂司
「ロウソクの科学 」ファラデー
第3章 ヘビーなサイエンス
★★★☆☆「ヒトは食べられて進化した」ドナ・ハート、ロバート W.サスマン
「笑うカイチュウ」 藤田 紘一郎
「ハダカデバネズミ―女王・兵隊・ふとん係」 吉田 重人、岡ノ谷 一夫
★★★★☆「チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る」 大河内 直彦
★★★☆☆「凍った地球―スノーボールアースと生命進化の物語 」田近 英一
「破局噴火-秒読みに入った人類壊滅の日 」 高橋 正樹
★★☆☆☆「ノアの洪水」ウォルター・ピットマン ウィリアム・ライアン
★★★☆☆「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」ピーター・D. ウォー
「医学探偵ジョン・スノウ―コレラとブロード・ストリートの井戸の謎」 サンドラ・ヘンペル
★★★☆☆「ペニシリンはクシャミが生んだ大発見」百島 祐貴
「不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生 」レベッカ・スクルート
★★★☆☆「アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータ」ジョー・マーチャント
「フェルマーの最終定理」サイモン・シン
★★★☆☆「暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで]サイモン・シン
★★★☆☆「完全なる証明―100万ドルを拒否した天才数学者」マーシャ ガッセン
第4章 シチュエーション別読書法
「鑑賞のためのキリスト教美術事典」早坂 優子
「死にカタログ」 寄藤 文平
「ゲームシナリオのためのSF事典」クロノスケープ
「ゲームシナリオのためのファンタジー事典」 山北 篤
「ゲームシナリオのためのミリタリー事典」 坂本 雅之
「ゲームシナリオのためのミステリ事典」ミステリ事典編集委員会
「原色金魚図艦―かわいい金魚のあたらしい見方と提案」岡本 信明
「はい、泳げません」高橋 秀実
「日本全国津々うりゃうりゃ」宮田 珠己
「エロティック・ジャポン」 アニエス・ジアール
「人間の大地 労働―セバスティアン・サルガード写真集」セバスティアン サルガード
「ピュリツァー賞 受賞写真 全記録 」ハル・ビュエル (著)
「BONES ― 動物の骨格と機能美」湯沢英治, 東野晃典, 遠藤秀紀 (監修)
「新装版 道具と機械の本」デビッド・マコーレイ
「絵本 夢の江戸歌舞伎 (歴史を旅する絵本)」服部 幸雄 , 一ノ関 圭 (イラスト)
「東海道五十三次 将軍家茂公御上洛図」福田 和彦
「宇宙創成」サイモン シン
「エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する」ブライアン グリーン
「宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体」ブライアン・グリーン
「バースト! 人間行動を支配するパターン」アルバート=ラズロ・バラバシ
第5章 嘘のノンフィクション
「鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活」ハラルト シュテュンプケ
「バチカン・エクソシスト」トレイシー ウイルキンソン
「ご冗談でしょう、ファインマンさん」リチャード P. ファインマン
「二重らせん―DNAの構造を発見した科学者の記録」ジェームス・D.ワトソン
「ロザリンド・フランクリンとDNA―ぬすまれた栄光」アン・セイヤー
★★☆☆☆「ヒトラー・マネー」 ローレンス・マルキン
「ジーニアス・ファクトリー」 デイヴィッド・プロッツ
★★★★☆「私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件」フランク・ウイン
「偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件」レニー ソールズベリー、アリー スジョ
「FBI美術捜査官―奪われた名画を追え」ロバート・K. ウィットマン, ジョン シフマン
「スエズ運河を消せ―トリックで戦った男たち」デヴィッド・フィッシャー
第6章 タイヘンな本たち
「ビューティ・ジャンキー-美と若さを求めて暴走する整形中毒者たち」アレックス・クチンスキー
「僕は人生を巻き戻す」 テリー マーフィー
「音楽嗜好症(ミュージコフィリア)」 オリヴァー サックス
★★★★☆「縛られた巨人―南方熊楠の生涯」神坂 次郎
「白い死神 」アルファポリス ペトリ サルヤネン
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 」増田 俊也
「情熱の階段 日本人闘牛士、たった一人の挑戦」濃野 平
「女盗賊プーラン」プーラン デヴィ
「くう・ねる・のぐそ―自然に「愛」のお返しを」 伊沢 正名
★★★☆☆「ヤクザと原発 福島第一潜入記」鈴木 智彦
「ダチョウ力 愛する鳥を「救世主」に変えた博士の愉快な研究生活」塚本 康浩
「帰してはいけない外来患者」 前野哲博, 松村真司 (編)
「城のつくり方図典」三浦 正幸
「現代語から古語を引く 現古辞典」古橋 信孝, 鈴木 泰, 石井久雄
第7章 金と仕事とものづくり
「鵤(いかるが)工舎の仕事―長泉寺建立記」塩野 米松
「君は一流の刑事になれ」久保正行
★★★☆☆「チョコレートの真実」キャロル・オフ
「プラダを着た悪魔」ローレン ワイズバーガー
★★★☆☆「マネー・ボール」マイケル・ルイス
★★★★☆「コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった」マルク・レビンソン
「資本主義対資本主義」ミシェル アルベール
★★☆☆☆「イノベーションのジレンマ」クレイトン・クリステンセン
第8章 事実は小説より奇なり
「未解決事件(コールド・ケース)―死者の声を甦らせる者たち」マイケル カプーゾ
「ぼくの脳を返して~ロボトミー手術に翻弄されたある少年の物語~ 」ハワード・ダリー
「からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち」マーガレット ハンフリーズ
「父さんのからだを返して―父親を骨格標本にされたエスキモーの少年」ケン ハーパー
「眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎」ダニエル T.マックス
「命からがら―誰も行けない温泉」大原 利雄
「パーフェクト・ストーム 史上最悪の暴風に消えた漁船の運命」セバスチャン・ユンー
「アポロ13号 奇跡の生還」 Jr. クーパー ヘンリー
「ベトナムの少女―世界で最も有名な戦争写真が導いた運命」デニス チョン
「エンデュアランス号漂流」アルフレッド ランシング
「脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち」スラヴォミール ラウイッツ
「無人島に生きる十六人」須川 邦彦
第9章 鉄板すぎて紹介するのも恥ずかしい本
「冷血」トルーマン カポーティ
「ワイルド・スワン」ユン チアン
「もの食う人びと」辺見 庸
「ヤノマミ」国分 拓
★★☆☆☆「銃・病原菌・鉄」ジャレド・ダイアモンド
「不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か」米原 万里
★★★★☆「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンス
「誘拐」本田 靖春
「軍艦武藏」手塚 正己
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★☆☆(73点)
著者経歴
成毛 眞(なるけ まこと)・・・1955年北海道生まれ。元日本マイクロソフト代表取締役社長。1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は、書評サイトHONZ代表も務める。
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