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「これが「買い」だ 私のキュレーション術」成毛眞

(2020年2月18日)|本のソムリエ
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【私の評価】★★★★☆(85点)


■逆張り人生を歩いてきた
 元マイクロソフト日本法人社長が
 教える人生の歩き方です。


 世の中の流れに合わせて生きる
 方法もありますが、著者は
 あえて逆を選んできたという。


 例えば、英語ができるより
 歌舞伎を知っていいたほうがいい。


 接待ならインパクトを考えて
 オカマバーを途中に入れて、
 吉牛で最後を締める。


・歌舞伎座へ歌舞伎見物に行くときは、銀座三越の地下2階で1871年創業の柿安が作る『黒毛和牛 牛めし』を買い求める(p119)


■面白いのは、
 著者が人生を楽しむパターンを
 持っているように感じることです。


 例えば、長く使うものは
 高価でも良いものを買う。


 旅行するならキューバや
 エジプトやベトナムといった
 ビフォー・アフターの
 ビフォーが見れる場所に行く。


 自分が好きなら歌舞伎に
 プラモデルにゴルフに読書と
 実際にやっているのがすごい。


・インナーバッグも愛用している・・・名刺・・付箋、2本のペンと小さなメモ帳、突然の腰痛に備えたロキソニンの湿布薬・・『おしりセレブ』、万能軟膏『ヒルドイド』、モバイルバッテリー、コンセントとUSBのアダプター、USBケーブル・・ヘッドフォン、飲む前に飲む、『琉球酒豪伝説』『アリナミン』『ビオフェルミン』を詰めたピルケースなど、忘れてはならないけれど忘れてしまう確率の高い小物を入れている(p163)


■逆張りというだけあって
 普通の人と考え方が違うので
 純粋に面白いと思いました。


 結局は、
 自分が楽しめ満足できれば
 それでいいじゃないかと
 言われているような
 気がするのです。


 成毛さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・iPhone・・iPodといったデバイスは、このiTunes Storeを普及させるための装置にすぎない・・音楽データが配信できるのならアプリケーションも配信できる・・アップルに作れて日本のメーカーに作れなかったものは、iTunes Storeという仕組みなのだ(p40)


・ネットで発言していると、悪質な絡まれ方をすることがある。それもよしと受け止めたり、誤解を解くために応じたりは、絶対にしない。経験上、的外れな物言いをする人にはこちらが何を言っても話が通じないので、やりとりをして得られるものは徒労感だけだからだ(p69)


・書店の経営を圧迫しているのは、出版不況以上に万引きの多さだ・・・それはロス額の7割以上を占めるとされている(p46)


・「活字離れ」は「紙に印刷した文字離れ」でしかなく、それと同等かそれ以上に、液晶に映し出される文字を読んでいる人が大半ではないかと思う・・図書館の貸し出し冊数も年々増加傾向にあるから、離れているのは有料の「紙に印刷した文字」だけと言えるかもしれない(p87)


・会場内で主催者にお礼をのべる場合は、3フレーズで片をつける。最初は「何年前にどこどこでお会いしました○○です」・・続いて、今、この瞬間を楽しんでいることを伝える・・それが済んだら「今日はお招きいただき、ありがとうございます」と言って跡を濁さぬ鳥のように立ち去る(p228)


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▼引用は、この本からです。

成毛眞、新潮社


【私の評価】★★★★☆(85点)


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■目次

第1章 僕たちの宇宙開発
第2章 「よりよく」を求める社会をつくろう
第3章 「夢」って何だろう?
第4章 教えてくれる人がいないなら、自分で学べばいい
第5章 楽をしないで努力を楽しもう
第6章 他のどこにもない経営方針
第7章 あきらめないで世界を変えよう


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