「黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える」成毛 眞
2020/06/03|

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【私の評価】★★★★☆(84点)
■マイクロソフト日本法人社長だった
成毛さんのアウトプット法です。
成毛さんの本の好きなところは、
再現性のある具体的な
方法論があることです。
プレゼンは練習せよ。準備が9割。
プレゼンのつかみは写真。
TED動画を見よ。
日頃こうした話のネタ、TIPSを
メモしているのでしょう。
・プレゼンを楽にするのは写真である。自己紹介系のプレゼンでは、スライドはすべて写真にするべきだ(p109)
■興味深いのは、成毛さんの
絵画に興味がある・・・
(自分で料理する)美食クラブを
作ろうとしている・・・
と興味が尽きないことです。
落語が面白い・・・
デパ地下が面白い・・・
総合週刊誌記者になれ・・・
今の時代は、興味を持ったものを
なんでも調べられるし、
実際に自分でやることもできるのだ
と思いました。
・外食時の写真をSNSで公開するのは、ただの記録であり、また自慢にすぎない。そこから一歩踏み出し、プロの食をインプットとし、同じようなもの、少し違ったものを自分でもアウトプットしようとすると、そのインプットの持つ意味が変わってくる・・・私は最近、友人たちと美食クラブを作ろうとしている(p5)
■世の中には、情報を受け取る側と
情報を作り提供する側がいます。
どうせなら情報を提供する側に
なると面白いのでしょう。
インプットした情報を加工して
吐き出すことで、稼げる人に
なりたいものです。
成毛さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・得た情報をどう発信して、自分の血肉とするのか、価値あるものに変えているくのか、もっとわかりやすく言えば、「お金」に変えるのかを意識せよ(p6)
・何かを表現するときには、制限があったほうがいい・・・HONZの場合は本、それも自己啓発書や技術書を含まないノンフィクションで、発売から3カ月以内という制限を設けた。面白い本をすぐに買って読みたい人にはそれが便利だろう。つまり、ニーズがあるだろうと考えたのだ(p60)
・プレゼンは弁当だ・・・面倒でもサイドディッシュを用意する・・・ハンバーグに無反応だった人も、どれか一つくらいには反応し、それを印象のお土産として持ち帰ってくれる・・・「中身がなかった」と言われてしまわないための保険である(p97)
・プレゼンが上手くいかない、成果が出ない、と嘆くなら、それは単に練習が足りていないだけ・・ビル・ゲイツはあちこちで何度も何度もスピーチをしてきたが、それでも、リハーサルはしっかりやっていた。その重要性を理解していたからだ(p105)
・話術で最も学ぶべきは、言葉遣いや滑舌ではなく、まず、リズム感だ。田中角栄が幼い頃、吃音(きつおん)に悩んでいて、それを浪曲を習うことで克服したのは有名な話だ・・・リズムがあれば、言葉は出てくるのだ(p149)
・原稿を寝かせる・・翌日になってから、前日書いた文章を読み返す。すると9割方、誤字脱字、変換ミス、重複表現、何が言いたいのかいまいちなセンテンスなどが、恐ろしいほどに見つかる(p57)
・新しくてパリッとした服は、着ている人を新しくパリッと見せる・・・ときどきスーツを着なくてはならないときには、新品のユニクロの靴下を下す。ワイシャツも鎌倉シャツの新品を着る(p122)
▼引用は、この本からです
成毛 眞、ポプラ社
【私の評価】★★★★☆(84点)
■目次
第1章 アウトプット時代の到来 インプットは、もう終わりだね!
第2章 書くアウトプットがいちばんラク 書ければ、必ずお金になる!
第3章 やるほど上手くなる! 話すアウトプット術 説得、プレゼン、雑談のコツ
第4章 印象を操作する「見た目」のアウトプット術 戦略的ビジュアルの系のすすめ
第5章 インプットするなら「知識」ではなく「技法」 日常に潜む優良インプットソース
第6章 アウトプットを極上にする対話術 コミュ力は今からでも上げられる
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