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「元プロ野球選手 平田良介が教える未来を切り開く力 平田ノート65の教え」平田良介

2024/09/12公開 更新
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「元プロ野球選手 平田良介が教える未来を切り開く力 平田ノート65の教え」平田良介


【私の評価】★★★★☆(87点)


要約と感想レビュー

成功するイメージが重要

中日ドラゴンズでプレーし、2017年WBC日本代表にも選出された平田良介選手の一冊です。まず、現役時代は「打率3割,ホームラン30本,打点90」という背伸びした年間目標を設定して、月で割って計画と実績を見ていたという。


そしてプレー中に重要視するのは、成功するイメージです。常に、成功するイメージを思い浮かべるようにしていたという。悪いイメージしか出てこないときは、格下と対戦して,勝つイメージを取り戻す努力もしていました。


仮にミスをしたとしても、なぜミスしたのかを考えて,次につなげるようにします。同じミスは繰り返さないために、やるべきことをやるだけなのです。プロ野球選手は実力の世界ですので、大谷翔平と同じように成功哲学の基本ができていると感じました。


人生を切り開く一番の方法は,好きなことを徹底してやること(p26)

努力することと学ぶこと

練習では、チーム練習の前に1時間半自主練習を行い、チームの練習や試合が終わった後も1時間自主練習をしていたという。


また、良い先輩を見つけて,その先輩とできる限り一緒にいて,よいところを吸収していました。もちろん、先輩から盗むだけでなく,先輩にとってもこの後輩がいてくれて助かるなと思える存在になるように努力もしていたのです。


このように自分にとって必要な努力を著者はやってきたのですが、一つ後悔することがあるとすれば、もっと体について勉強しておけばよかったということです。著者はケガで休場することが多かっったのですが、栄養や体の筋肉のことを勉強しておけば,ケガせずに活躍できたのではないかと考えることがあるという。


野球選手は個人事業主のようなものなので、自ら学ぶか、プロのアドバイスを受ける工夫が必要なのでしょう。


人間関係が辛くならないようにするには,気が合う良い先輩を見つけることです。一人いれば良いのです(p92)

謙虚に全力で人と会ってみる

著者は打席に立つ時には,4つぐらいのプランを事前に考えていたという。例えば、走者として二塁にいるときは、バッターがどこに打つのか,三振なのかファーボールなのかパターン別に対応を準備しておくのです。プロ野球を引退した著者は、同じようにやりたい仕事を何パターンもやってみて人生を切り開いてきたのでしょう。


著者は謙虚な姿勢で,全力で,いろんな人と会ってみることで道が開けたというのです。ガチンコのプロ野球でやってきた人に学ぶ点は多いと感じました。平田さん、古田さんとの動画見てます。良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・大阪桐蔭高校の西谷先生・・とても腰が低く,丁寧。人柄もとっても素晴らしい方です(p113)


・大事なのは~になることではなく,~になって活躍したい!・・~になってこんなことをしたい!」と設定した方が夢は叶いやすくなるのです(p17)


・どんな立場であろうと,良いものは良いと評価し,悪いものは悪い(p137)


▼引用は、この本からです
「元プロ野球選手 平田良介が教える未来を切り開く力 平田ノート65の教え」平田良介
平田良介、マーキュリー出版


【私の評価】★★★★☆(87点)


目次

第1章 誰でも出来る『夢の叶え方』指南
第2章 人間関係で人生を豊かにする方法
第3章 あなたをすぐに魅力的にする仕事術
第4章 自分の見せ方、表現の仕方
第5章 平田流のあなたが変わるキャリア論



著者経歴

平田良介(ひらた りょうすけ)・・・1988年大阪市生まれ。大阪桐蔭高時代は通算70本塁打。甲子園では史上5位となる5本塁打を放つ。特に1試合3本塁打は甲子園の最多記録で平田良介と清原和博の2人だけが達成している。2005年高校生ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。2015年ベストナイン。2018年ゴールデングラブ賞を受賞。2015年には第1回WBSCプレミア12、2017年WBCでは日本代表にも選出された。


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