「新・通訳捜査官」坂東忠信
2013/03/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(93点)
要約と感想レビュー
日本の外国人犯罪の半分は中国人
中国人実習生が、刃物やスコップでカキ養殖会社の社員を襲い、2人死亡、6人重軽傷という事件がありました。この本では、北京語を使う警視庁の通訳捜査官が、テレビには出てこない、現場の中国人犯罪者の実情を教えてくれる一冊です。
日本の外国人犯罪の半分は、中国人によるものなのです。著者が指摘するのは、日本で犯罪を犯す中国人は、中国では普通の人であるということです。中国で犯罪をしたら、死ぬ可能性があるのですが、日本なら丁重に扱われる。病気もタダで治せる。日本の警察は、ナメられているということなのです。
「本国で盗みをしないのに、何で日本でやるんだよ?」・・「中国の店で盗みが見つかったら、よその店の人や通行人までもが寄ってたかって殴りかかる。警察が来る前に死ぬかもしれない」(p43)
民主党になってから不良外国人が増えた
こうした外国人による犯罪が増えている背景として、著者が原因として指摘するのは、外国人の権利を守る左翼系政治家です。外国人の権利を拡大しようという政権、つまり民主党になってから不良外国人が増えたという。
例えば、在日朝鮮人は、「特別永住者」として日本国内で活動しながら、確認できない本国の親戚を扶養家族として申請し、実質税金をゼロにしている人が多いという。
入国の簡易化、税金免除、地方参政権、・・・これらには明らかな政治的な目的があって進められているのかもしれません。そういえば、国会議員でありながら、他国の国籍を持っている人が党首になろうとしたこともありました。
暴力団より有害なのは、こうした外国系の不良団体を放置する政府と、犯罪者の人権まで徹底確保しようとする左翼系人権活動屋である。この二つを兼ねる政治家が実際に多数存在し国会に席を持っていること自体、大問題である(p164)
外国人が増え治安が悪化
外国人が犯罪をしても、逮捕されたら病院代はタダだし、日本の警察は優しいから大丈夫というのが合い言葉になっているというのです。旧正月前の万引きが増えるのは、帰国の前におみやげを仕入れているのだという。
最近の課題は、検挙率が減ってきているということです。つまり、警察が捕まえることができなくなってきているのです。日本に外国人が増え、治安が悪化していくのは避けられないように感じます。もう、昔の日本には戻れません。家には鍵。スーパーは万引き対策が必要な時代なのです。坂東さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・よく注意していないと、そのアパートはやがては全室完全に中国人に乗っ取られ、名義人とは無関係の、謎の中国人が跋扈する魑魅魍魎の暗黒世界となる。私はそうしたアパートを何度も見ている。(p124)
・靖国問題などで内政干渉されてたじろぐ姿は、私から見れば剣の間合いを知らずに遠慮なく踏み込んできたド素人相手に、「こいつできる!」と勘違いして剣を捨てて降参する、まぬけな侍そのものだ(p47)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★★★(93点)
目次
プロローグ 天国から地獄と化すガサ入れ
第1章 通訳捜査官が見た中国人
第2章 リトルチャイナの拠点を作った密航者たち
第3章 追い詰められた犯罪者たち
第4章 取調室の戦い
第5章 危ない国・日本
著者経歴
坂東忠信(ばんどう ただのぶ)・・・元警視庁刑事、通訳捜査官。宮城県生まれ。昭和61年警視庁巡査を拝命後、交番勤務員、機動隊員、刑事、北京語通訳捜査官として新宿、池袋などの警察署、警視庁本部で勤務。中国人犯罪の捜査活動に多く従事。平成15年、勤務18年で警視庁を退職。退職後は作家として執筆、保守論壇に加わっての講演活動を展開
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私もカザフスタンにいたことがありましたが、
著者の気持ちが少しわかるように思います。
簡単にウソをつくんですよね。
日本人とは全くちがう。
日本の常識は、世界の非常識!