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「中国が世界に知られたくない不都合な真実」坂東 忠信

本のソムリエ 2019/04/09メルマガ登録
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中国が世界に知られたくない不都合な真実


【私の評価】★★★☆☆(77点)


要約と感想レビュー

 2010年に通訳捜査官が「中国と中国人はヤバイ」と告発した一冊です。当時の民主党政権は、尖閣諸島中国漁船衝突事件で衝突映像を隠し、船長をすぐに帰国させました。中国では日本企業がデモの標的となり焼き討ちに合っています。普通の人は、なぜこんなことになるのかと思いますが、著者はやっぱりなと思ったのです。


 そもそも中国は、法治ではなく人治の国です。法律は賄賂でなんとかなる、法律は人脈でなんとかなる国なのです。いわんや国際法など、そんなの関係ねえ、というのが中国人の考え方なのです。


・根拠の無い領有を主張する中国、犯罪者を釈放し国益を守らない日本政府、正義より政治的配慮を優先させ(られ)た検察・・愛国者を取り調べることになった警察・・・おかしいのは国益の概念を持たない政治家と、そういう政治家を閣僚まで押し上げ、中国と左翼勢力にあまりに無知だった私たち国民だったといえるでしょう(p186)


 著者は警察の通訳捜査官として多くの中国人犯罪者と関わってきました。そこで出会った中国人の考え方はあまりに日本人の考え方と違いすぎました。


 自分さえ良ければよい。法律なんて関係ない。金さえ稼げればよいのです。中国人にとって、日本はまだまだ騙せるお人好し国家なのです。それを著者は仕事を通じて、見に染みて感じたのです。


・中国政府や中華民族の言動は、日本人の思考パターンからかけ離れています・・・そんな彼らが・・法の網目をくぐって来日・滞在し、協調よりも自己主張を通しています。地域に根を張り土地を買い、親戚を呼び込み、権利を主張しています(p4)


 当時から中国は沖縄の独立運動を支援していました。沖縄のマスコミ、政治家、活動家を支援し育成してきたのです。当時は、左翼活動家が内閣におり沖縄普天間基地移設も中断されここまで遅れることになっています。その活動は今も続いているのです。


 こうした沖縄独立運動はマスコミや政治家に紛れ込んだ活動家によって、これからも活発になっていくのでしょう。坂東さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感したところ

・沖縄を独立させようとする「琉球国復国運動」を展開する中華民族団体があり、この団体にも当然ながら人民解放軍や退役軍人が関係しています(p104)


・沖縄に左翼活動家が集結・・・かつては成田闘争で盛り上がっていた極左、左翼活動家も・・・彼らが、新しい活動の場所として選んだのが沖縄・・・一度は消えそうになった共産主義革命の夢を実現する、力強い舞台、というより「踏み台」なのです(p108)


・そもそも普天間基地に関しては、米軍基地建設当初は民家などほとんどありませんでした。基地に関連して仕事が生まれ、これを糧とする皆さんを中心に基地を取り囲んで住宅地が、そして街が形成された(p109)


・たとえば、普天間飛行場の県内移設反対集会に9万人が参加したとのニュースがありました・・・航空写真で会場付近をカウントしたところ、なんとたったの1万2千人程度(p109)


・国防動員法・・・侵略を受けた場合には、国家は国家内にある人と物のすべてをこの法律を根拠に徴用し、動員することができる・・・何を持って「有事」「侵略」「災害」なのかは、明確な基準が定められていないのです(p138)


・(中国人女性)彼女たちの関心ごとは、「1.滞在資格 2.お金 3.人脈」です(p145)


・友情とは単に「感じるもの」ではなく、積極的に「作るもの」なのです・・・中国では・・役に立ってこその友人であり、無茶なお願いを聞いてくれてこその親友なのです(p157)


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【私の評価】★★★☆☆(77点)



目次

第1章 人知れず進行している日本への侵食
第2章 不法滞在者を引き寄せる危険な政策
第3章 仕組まれていた尖閣中国漁船衝突事件
第4章 沖縄から始まる日本「自治区化」構想
第5章 中国国内でくすぶる危険な火種
第6章 日本人が知らない中国式諜報活動
第7章 これから中国とどう付き合っていくべきか


著者紹介

 坂東忠信(ばんどう ただのぶ)・・・元警視庁刑事、通訳捜査官。宮城県生まれ。昭和61年警視庁巡査を拝命後、交番勤務員、機動隊員、刑事、北京語通訳捜査官として新宿、池袋などの警察署、警視庁本部で勤務。中国人犯罪の捜査活動に多く従事。平成15年、勤務18年で警視庁を退職。退職後は作家として執筆、保守論壇に加わっての講演活動を展開



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