2006年4月アーカイブ

新版 六千人の命のビザ
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


●1940年7月、バルト三国の一つリトアニアの日本領事館を
 数百人のユダヤ人が取り囲みました。


 ・ドイツ在住のユダヤ人は国外に逃げるため、各国の大使館に
  ビザを求めて殺到しました。しかし、手を差しのべる大使館は
  ほとんどなかったのです。(p19)


●当時、ドイツとソ連との間で結ばれた独ソ不可侵条約には、
 ドイツとソ連によりポーランドを分割し、
 バルト三国をソ連へ併合させるという秘密の協定がありました。

 そして西ポーランドに入ったナチスは、
 苛烈なユダヤ人狩りを行い、
 それを逃れてユダヤ人が隣国リトアニアに逃げてきていたのです。


 ・ビザを待つ人群に父親の手を握る
  幼な子はいたく顔汚れをり(p40)


●その当時、リトアニアに領事として赴任していた杉原千畝は、
 ビザ発行を本省に打診します。
 しかし、ビザ発行は拒否されます。


 ・「内務省が大量の外国人が日本国内を通ることに治安上反対している。
  ビザ発行はならぬ」という回答に、夫の心は決まったようでした。
  「幸子、私は外務省に背いて、領事の権限でビザを出すことにする。
  いいだろう?」(p32)


●悩んだ杉原千畝は、外務省の命令に背き、ビザを発行することを
 決断します。

 そして、杉原千畝は日本に帰国すると、外務省の人員削減のなかで
 退職を余儀なくされました。


 ・「私のしたことは外交官として間違ったことだったかもしれない。
  しかし、私には頼ってきた何千人もの人を見殺しにすることは
  できなかった。・・・私の行為は歴史が審判してくれるだろう」
  私の顔を見ながら、しみじみとした声で話していました。(p177)


●自分が同じ立場であれば、そう行動できたかわかりません。

 そうした日本人がいたということを知ることのできる一冊として
 ★2つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・岡崎次官に「例の件によって責任を問われている。省としても
  かばい切れないのです」と言われたことを聞きました。(p150)


 ・「日本人は中国人に対してひどい扱いをしている。同じ人間だと
  思っていない。それが、がまんできなかったんだ」
  満州国外交部を辞めた理由を尋ねた私に、夫は言葉少なに
  そう語りました。(p34)


 ・ナチスに追われたユダヤ人を満州国に受け入れ、ロシア国境沿いに
  自治区を与えて同盟を組み、ロシアの南下政策を共同の力で防ぐ
  という極秘計画があったのです。(p45)


新版 六千人の命のビザ
杉原 幸子
大正出版
売り上げランキング: 27294
おすすめ度の平均: 4.5
4 ぜひ、読んでもらいたい1冊!
5 人としていかに行動すべきか
5 必ず読んで欲しい本です!!

(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


■著者紹介・・・杉原 幸子

 1913年生まれ。杉原千畝(すぎはらちうね)の妻。


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国家の品格
国家の品格
posted with amazlet on 06.05.06
藤原 正彦
新潮社 (2005/11)
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)88点


●著者紹介・・・藤原 雅彦

 1943年生まれ。東京大学理学部数学科、同大学院修士課程
 修了。コロラド大学助教授を経て、お茶の水女子大学理学部教授。


●アメリカのコロラド大学で3年間教え、
 イギリスのケンブリッジ大学で一年暮らした著者が気付いたのは、
 日本の世界に誇るべき「情緒と形」を重要視する文化です。

 ・お茶を考えても、イギリスではみんなマグカップにどぼどぼ
  注いでガブ飲みする。しかし日本では、茶道というものに
  してしまう。(p98)


●グローバルスタンダードという名の下に、
 経済のアメリカ化が進みましたが、著者は懐疑的です。

 ・市場経済が進んだ結果、日本でも貧富の差が大きくなりました。
  行く行くは現在のアメリカのように、上位1%の人が国富の
  半分近くを占有するようになるかもしれません。(p29)


●著者の提言は次のとおりです。
 ・アメリカの植民地状態からの独立
 ・食料自給率の向上
 ・金銭主義ではなく道徳主義
 ・田園の保持


●講演をベースに作られているので非常に楽しく
 日本の誇りを鼓舞してくれる内容となっています。

 ただ、提言において不明確なところがあると感じましたので、
 少し減点して★4つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・満州事変から大東亜戦争にかけて、国民はもちろん、朝日新聞を
  はじめとする新聞も、ほとんどが軍国主義を支持しました。
  (p79)


 ・「平等」の旗手アメリカこそは、起業経営者の平均年収が
  約13億円で、一般労働者のそれが約300万円(2004年)
  の国なのです。3500万人もの人々が貧困のため医療さえ
  受けられない国なのです。(p91)


 ・国際社会というのはオーケストラみたいなものです。・・・
  日本人は日本人のように思い、考え、行動して初めて国際社会の
  場で価値を持つ。(p147)


「国家の品格」藤原 雅彦、新潮社(2005/11) ¥714
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)88点


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「日本人を冒険する」呉 善花、PHP研究所(2001/10)

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日本人を冒険する―あいまいさのミステリー
呉 善花
PHP研究所 (2001/10)
売り上げランキング: 314,182
おすすめ度の平均: 4.75
5 注目すべき日本人論
5 日本人の本質を変えないまま、世界に日本をどうアピールするのか
4 鮮烈なインスピレイション
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)


■著者紹介・・・呉 善花

 1956年韓国・済州等生まれ。韓国女子軍事体験をもつ。
 1983年来日し、大東文化大学入学。東京外国語大学大学院修士課程修了。
 現在、拓殖大学日本文化研究所客員教授。著書多数。


●長年、日本で生活してきた韓国人である著者によれば、
 外から見た日本と、内側から見た日本に微妙な、かつ本質的な
 ギャップがあるといいます。

 それは自己主張の方法、つまりコミュニケーションの手法です。

 ・日本人の場合、口ではなくほかの方法で自己主張をし、
  それを感じ取って相手を理解する、というコミュニケーション文化が
  確かにあるようです。・・・自己主張のあり方が独特なだけの話です。
  この点で、私たち外国人は日本人を大きく誤解し、
  それだけ見くびってしまいがちです。(p74)


●著者の分析によれば、
 それは以心伝心のできる、信頼が構築された社会(日本)と、
 他人が信頼できない社会との差であるとしています。

 ・韓国人や中国人は逆に、血縁以外の他社は容易に信じられない相手です。
  だからこそ、「けっして裏切らない」ことを見せ合うために、
  内面の悩みを話すなどして、より強い結びつきをつくろうとします。(p59)


●とはいえ、ここまで日本が経済大国化すると、
 外交においては、コミュニケーションや文化の差が、
 お互いの不信と誤解を大きくしてしまう可能性があります。

 著者の意見としては、武力を用いない、経済力を利用した
 日本なりの外交があるはずであるとしています。

 ・あちらのケンカ腰に対して、こちらもケンカ腰で向かったら、
  それこそどうしようもない対立となる、というように日本人は
  考えていると思います。しかし、それはまったくの間違いです。
  相手が厳然たる態度をとらなければ、とらないだけより強固な
  押し込みがこちらから可能だと考えるのが、一般的な「夷」
  の世界です。(p191)


●竹島問題、靖国問題などでは、友好を前提に考え、冷静な対応を
 とっていくことになるでしょうが、日本になら、どのような要求をしても、
 大丈夫という誤解だけは避けなくてはならないでしょう。

 個人的には、中国と韓国の株式を含んだアジア株式の投資信託を、
 4割程度の値上がりしていることもありましたが、
 これを機会に売却しました。

 ・欧米諸国は、一国の国益をあたかも世界益であるかのように
  普遍化して主張してきます。・・・これが現在の世界での
  ホンネとタテマエの国際標準だと言えますが、日本はどうも
  そういうことができないようです。(p201)


●「彼を知り己れを知れば、百戦してあやうからず」という言葉がありますが、
 まさに中国人・韓国人を知り、己を知ることができる一冊です。
 ★4つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・とにかく相手しだい、相手に合わせる、というのが、どうやら
  日本人の場合の第一前提のようです・・・ようするに、
  相手に面倒をかけるようになるこをと極力避けようとして、結局
  「なんでもいいです」となってしまう。(p37)


 ・欧米人・中国人・韓国人のほうが外国人に対してオープンだ、
  温かい、親しもうとすると言っても、いざとなると冷たい態度を
  とることが多いものです。そういうタイプとして言えば、
  日本人はその逆の人が多い。(p178)


「日本人を冒険する」呉 善花、PHP研究所(2001/10)¥540
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)


■関連書籍

 ・台湾人と日本精神
 ・「私はいかにして「日本信徒」となったか」呉 善花、PHP研究所
 ・「日本人 中国人 韓国人」金文学、白帝社
 ・「韓国人につけるクスリ」中岡 龍馬、オークラ出版
 ・「スカートの風」呉 善花(お そんふぁ)角川書店


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メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)67点


●欧米人のいいところは、何でもシステムでコントロール
 していこうということでしょう。

 心の状態、身体の状態でさえもシステムでコントロール
 できると考えます。


 ・日々、ストレスと回復のバランスをとることは、
  最大限の幸福と健康を獲得する必須条件となる。(p59)


●つまり、人間の身体が負担をかけて、休むという
 繰り返しで強くなるのであれば、
 それを管理する仕組みを作り、実行していきます。


●そこには、根性、やる気でさえ、分析し、
 いかにやる気を出させるかさえも、管理しようとします。


 ・やる気がなくなるのは、往々にして身体がオーバートレーニングの
  ダメージから身を守る方法であることが明らかになった。(p88)


●こうした管理については、異論もあると思いますが、
 全体のレベルを向上させるには必要なことでしょう。

 心の強ささえもコントロールする技術とそのヒントがある本として
 ★2つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・コーチが犯す間違いのほとんどはオーバートレーニングである。
  それは今日のスポーツの世界が、勝利至上主義と、苦しみなしには
  成果を得られないという考え方に凝り固まっているからだ。(p69)


 ・大切なことは、いつでも自分の感情をコントロールできることである。
  ・・・「私は疲れて、イライラしている」・・・「どの必要性が
  満たされていないのだろうか?・・・三時間しかねてないし・・・
  「今夜は早く寝て、少なくとも九時間の睡眠をとろう」(p215)


メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる
ジム レーヤー
ベストセラーズ
売り上げランキング: 15903
おすすめ度の平均: 4.0
3 費用対効果の高い本で満足!
2 翻訳者のレベルが低すぎる
2 小説を読みたかったわけではない
3 心が疲れたら、身体を動かす
5 ストレスへの対処について、まさしく目から鱗

(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)67点


■著者紹介・・・ジム・レイヤー

 メンタル・タフネスのトレーニング・システムを開発・実践している
 スポーツ心理学の権威。プロテニス、大リーグ、プロアイスホッケー
 などでトップ選手のメンタル・トレーニングを担当。


■関連書籍

 ・「実践・プレッシャー管理のセオリー」高杉 尚孝 (著)

 ・「ビジネスマンのためのメンタル・タフネス」 ジム レーヤー (著)

 ・「人の10倍仕事をやり抜くメンタルトレーニング」 内海 英博 (著)


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9タイプ・コーチング―部下は9つの人格に分けられる
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)75点


●「人を見て法を説け」という言葉がありますが、
 それを体系化エニアグラムです。

 4つのタイプに分ける方法もあるようですが、
 エニアグラムでは9つのタイプに人をわけます。


●この本では、エニアグラムで人を9つのタイプにわけることで、
 人間というものをより理解しやすくし、
 それぞれのタイプに適切な対応ができるようにするものです。


 ・完全でありたい人:1(星一徹)、
  人の助けになりたい人:2(ドラえもん)
  成功を追い求める人:3(峰不二子)
  特別な存在であろうとする人:4(スナフキン)
  知識を得て観察する人:5(シャーロックホームズ)
  安全を求め慎重に行動する人:6(マスオさん)
  楽しさを求め計画する人:7(サザエさん)
  強さを求め自己主張する人:8(ジャイアン)
  調和と平和を願う人:9(ドカベン)(p61)


●私はタイプ5かな~、Wさんはタイプ2だな~
 と考えながら読むことで、自分を理解し、相手を理解することが
 できるようになります。

 また、自分を冷静に分析して理解するということにより、
 非常に心の負担を減らしてくれるという効果もあるようです。


●人というものを考えてみるきっかけを
 与えてくれる一冊ということで、★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・すべての人の行動は、意識的な目的と無意識の動機によって
  決定されます。表面上の理由だけでなく、彼女はどのような目的、
  又は動機によって欠勤しているのか、について深く質問する
  ことが大事です。(p49)


 ・秋葉原でもっとも上手に商品を売る人とは、お客様から
  他店の値段を訊く力のある販売スタッフだそうです。(p34)


9タイプ・コーチング―部下は9つの人格に分けられる
安村 明史
PHP研究所
売り上げランキング: 75644
おすすめ度の平均: 4.5
4 人の気質の違いを知ることで良好な人間関係づくりに役立ちます
4 入門書
4 このタイプの人に言ってはいけない「NGワード」が勉強になる
3 入門としてはよい
5 自分と他人を素直に理解できます

(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)75点


■著者紹介・・・安村 明史

 1958年生まれ。大学卒業後、15年間の学習塾経営を経て、
 リクルート系コンサルタント会社で企業の教育研修に従事。
 現在、バリューアップサービス取締役社長、銀座コーチング
 アカデミー代表。


■関連書籍

 ・「ビジネス・コールドリーディング」石井 裕之
 ・「リーダーのためのとっておきのスキル」
 ・「上司の すごいしかけ」白潟 敏朗


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珠玉の日本語・辞世の句 コレクター北原が厳選した「言葉のチカラ」
北原 照久
PHP研究所 (2005/10/15)
おすすめ度の平均: 5
5 ブリキおもちゃ収集家のもう1つの才能

(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


■著者紹介・・・北原 照久

 1948年。大学時代にスキー留学したヨーロッパで、古いものの収集に
 興味を持つ。その後、ブリキのおもちゃに出会い、収集を始める。
 1986年横浜山手に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館。
 現在、全国6ヶ所の博物館館長。

●「開運!なんでも鑑定団」でおなじみの北原 照久さんですが、
 言葉のコレクターでもあったとは驚きでした。


●私個人としては、古い文体の言葉はわかりにくく
 好きではないのですが、北原 照久さんの解説の部分だけでも
 素晴らしくご紹介することにしました。


●北原さん自身も、多くの人の励ましの【言葉】により、
 人生が変わった!という経験を持っています。

 言葉には人生を変えるほどの力があるのです。

 ・「お前、やればできるじゃないか。すごいな!」と褒めてくださった。
  先生が、自分のことを見ていてくれる、そして心から褒めてくれる・・・
  「やればできる」の褒め言葉で、私は変わった。
  その後の人生の道筋が決まった。(p10)

●北原さんはすごいな~と感じながら、
 辞世の言葉を読んで、教養を身につけることのできる一冊ということで、
 ★3つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・坂本 龍馬  天保六(1835)~慶応三(1867)
  世の中の 人はなんとも 云わば云え
      わがなすことは われのみぞ知る(p130)


 ・最後に一つ、・・・「この道を行けば、どうなることか。危ぶむ
  ことなかれ。危ぶめば、道はなし。踏み出せば、その一歩が道と
  なる。迷わず行けよ。行けば、わかる」を紹介しよう。
  これは、あの「トンチの一休さん」として知られる一休禅師の
  言葉である。(p164)

「珠玉の日本語・辞世の句」北原 照久、PHP研究所(2005/10)¥1,260
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)

■関連書籍

 ・「ぼく流ツキの10箇条」北原 照久
 ・「横浜ゴールドラッシュ」北原 照久
 ・「夢はかなうきっとかなう」北原 照久


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繁盛の天才 2時間の教え―127人の店長を成功させた

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)86点


■著者紹介・・・大久保 一彦

 1965年生まれ。両親が病気のため大学中退。「とんかつ新宿さぼてん」
 を展開するグリーンハウスに入社。多くの不振店を蘇生させ、カリスマ
 「不振店舗再生人」として有名になる。97年独立。1000店以上の
 指導にあたる。「飲食店会」、「夢-商ドットコム」も運営。


●今は「お店を選べる時代」だといいます。

 それはどういうことかといいますと、
 その日の気分で、高級な店に行く日もあれば、
 今日は牛丼ですませようということもできるということです。

 ・印象に残る何かがなければ、お客様がその店を繰り返し訪れる
  ことはないのです。店を選べる時代では
  「お客様が二度と来るとは考えない」ことが大切なのです。(p78)


●私も自分のことを考えてみれば、
 外食しようというときには、行ってうれしい店、
 驚きがあって人に話せるような店を選んでいるように思います。

 ・店長の本当の仕事とは、自分の与えられた責任の範囲
  (私は、ちょっと超えてもいいと思っていますが)
  で、「お客様を感動させること」なんです。(p23)


●著者は、そうした「お店を選べる時代」においては、
 経営者の「軸」、つまりビジョン、志が大切だと主張します。
 それが独自性を発揮するわけです。

 ・私は「軸を決めた」のです。
  「小さな幸せと喜びを家庭にお届けする」という軸を決めました。(p189)


●著者の経験でも、ビジョンを決め、
 実際にそのビジョンが業務に反映されたとき、
 組織が大きく活性化したといいます。

 ・私の管轄する店では、入れ忘れがあった場合どんなに忙しくても
  タクシーで届けることにしました。その効果は絶大でした!・・・
  「お客様の幸せについて考える」というマインドが、マネージャー、
  店長から、アルバイトさんにいたるまで浸透したのです!(p183)


●このような店舗運営ノウハウは、
 著者は年6回の欧米の店舗視察を含めた膨大なリサーチから
 得られたものです。やはり現場に行こう!!ということでしょう。


 ・ヨーロッパのレストランでは、同じ師匠にずっとついて料理を
  学ぶことはありません。・・・レストランを渡り歩き、それぞれの
  料理長の「料理哲学」、つまり「軸」を学びます。(p203)


●著者の実績が示すだけあって、説得力ある一冊でした。
 ★4つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・たとえば、本や雑誌で「新しい店」「楽しい店」を見つけたら、
  自分の店を休んで実際に見に行く。そして、あわよくば経営者に
  会って、「繁盛の秘訣」を教わる。そういうのがいいですね。(p66)


 ・仕事とは「あなたの人生」そのものです。
  仕事では「あなたの人生観」を売っているのです。(p3)


 ・店が変われるか変われないかのポイントは「経営者の肝がすわっているか」
  なんだ。肝がすわっていないのに、無理に手伝うのはよくない。・・・
  本人が決断し、門を叩くまで待つんだ。(p62)


繁盛の天才 2時間の教え―127人の店長を成功させた
大久保 一彦
三笠書房 (2005/07)
売り上げランキング: 8,971
おすすめ度の平均: 4
3 サラっと読むのにいいでしょう
5 大事なキーワードが豊富

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)86点


■関連書籍

 ・「ダントツ飲食店の繁盛ノート」
 ・「お客様に「一番近い」繁盛法則」
 ・「行列のできるダントツ飲食店」の秘密


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お金があって気がきいて
邱 永漢
日本経済新聞社 (1990/03)
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


●人間というものは、もともとお金がほしい、モノがほしいという
 欲を持っているようです。

 「オレには金は必要ない」と言っても、一時は生活できるでしょうが、
 生活にもお金が必要です。


●そうしたお金がほしい、増やしたいという欲望を持ったときに、
 どのような考え方で、どう行動するのかによって、
 手元に残るお金が決まるようです。


 ・私は暴落の時こそ株の入れ替えをするチャンスだと思っているし、
  日本経済の実態がそんなに悪くないのに、実態以上に暴落すれば、
  お金儲けのチャンスだと思っているので、少しもあわてなかった。(p16)


●そうしたお金に対しての考え方を学ぶなら、お金の神様と
 言われている邱 永漢さんに学んだほうが良いでしょう。

 その考え方は、一時の流行に流されることなく、
 自分で実践して、得られた知恵であり、
 決して本質をはずしません。


 ・とりあえず必要なことは、持っているお金をふやすことよりも
  減らさないことである。・・・お金を減らさない第一の原則は
  収入の範囲内で生活をすることである。(p222)


●古い本ですので、★2つとしましたが、
 内容は普遍的なものです。

 邱 永漢さんの本はすべて読むつもりで、お金の法則を
 学んでみてください。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・証券投資をするだけなら激しく売買するよりも、二つ三つの銘柄に
  集中投資して、あとは値上がりするまで待つだけの方が効率的で
  ある。(p75)


 ・株が大暴落をした時にあわてるのは、高値で株を買っているから
  である。また借金などをして無理な買い方をしているからである。
  ・・・信用買いなどは堅気の人のやることではない。(p165)


 ・サラリー・ローンが喜んでお金を貸すのは、高い金利がとれるから
  であり、平気でそういうお金を借りるのは、借りる側にもともと
  経済観念がないからである。(p238)


「お金があって気がきいて」邱 永漢、日本経済新聞社(1990/3)¥1,223
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


■著者紹介・・・邱 永漢

 1924年台湾生まれ。本名は邱炳南。東京大学経済学部卒業。
 1948年台湾独立運動に関係して香港へ亡命。1954年より日本に移住。
 小説『香港』で第34回直木賞を受賞。『金銭読本』『投資家読本』など蓄財に
 関する実用的評論を発表し「邱永漢が薦める株は必ず上がる」と噂される。
 1980年、家族と共に日本国籍を取得。1998年の香港返還を目前に、
 香港に移住。中国に移り、雲南省でコーヒー栽培事業を営んでいる。
 実業家としてはクリーニング業・砂利採取業・ビル経営など。


■関連書籍

 ・損をして覚える株式投資
 ・株の原則(★★★★★)


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7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則
スティーブン・R. コヴィー レベッカ・R. メリル A.ロジャー メリル Stephen R. Covey Rebecca R. Merrill A.Roger Merrill 宮崎 伸治
キングベアー出版 (2000/07)
売り上げランキング: 814
おすすめ度の平均: 4.75
5 緊急度を重視しない人生
5 自分のバイブル
5 人生の転機に
(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(91点)


■著者紹介・・・スティーブン・コヴィ

 フランクリン・コヴィー副会長。1500万部を超えるベストセラー
 「7つの習慣」の著者。リーダーシップ能力開発の権威。


●だれでもそうでしょうが、充実した人生を送るということは、
 なかなか難しいものです。

 会社で与えられた仕事に取り組むなかで、
 素晴らしい成果と満足感を持つこともあるでしょう。


●しかし、普通は仕事に忙殺されて、体調を悪くしたり、
 家庭とのバランスが崩れたりするのが普通です。

 ですから、ある程度成果を残している人は、
 どうすれば自分の人生のバランスを取り戻し、
 充実した人生を遅れるのか考えているはずです。

 ・死の床で、どれくらいの人が、
  「人生をもっと仕事場で過ごせばよかった」
  と思うだろうか(p41)


●私の場合は「7つの習慣」を読んでから、
 生活のバランスを取り戻すことができました。

 優先事項という考え方を知り、
 自分の役割について、何を優先するのか「原則」を作ったのです。

 ・意義ある人生は、スピードや効率の問題ではない(p14)


●私は、だれでも、自分の価値観、原則について
 考える時間を持つことが必要だと考えています。

 つまり、自分自身を知るということです。

 いいかえれば、自分にとって大切なものを知り、
 大切なことに取り組むきっかけを持つということです。

 ・無意識に小事に取り組んでいるのは、
  意識的に大事に取り組まないのと同じことである。(p51)


●内容としては「7つの習慣」とだぶるものですが、
 多くの事例も含まれており、「私にとって優先順位はなに?」と再考と促す
 一冊ということで、★5つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・自らが偉大と認める目的のために働くこと、
  これこそ人生の真の喜びである。(p81)


 ・収穫を得るためには、何日もの間、土を耕し、水をやり、
  定期的に雑草を取らなければならないのである。(p130)


 ・「問題は自分以外のところにある」と考えるならば、
  その考え方こそが問題である。(p389)


「7つの習慣 最優先事項」スティーブン・コヴィ他、キングベア出版(2000/7)
¥1,995(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(91点)


■関連書籍

「第8の習慣」スティーブン・R・コヴィ、キングベアー出版

「7つの習慣 小学校実践記」」渡邉尚久、キングベアー出版

「成功の9ステップ」ジェームス・スキナー、幻冬舎

「ファミリー 7つの習慣」スティーブン・R・コヴィ


「成功の9ステップ」無料小冊子も参考になります。


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(私の評価:★★☆☆☆:人によっては価値を見い出すかもしれません)


■著者紹介・・・丸田 敬

 1958年生まれ。大学卒業後、短期間のサラリーマン生活を経て
 世界放浪。帰国後、技術雑誌編集者を経て86年エンジニアリング
 ジャーナル入社。副編集長、編集長を経て97年退職後、フリーとなる。
 99年、重化学工業通信社において「エンジニアリング・ネット
 ワーク誌」を編集長として創刊。

●日本経済の不調の影響で、多くの会社では、
 大幅なコスト削減が行われました。

 それは交際費にはじまり、広告、人件費・・・そして修繕費など
 すべての経費について見直しがなされたはずです。

 ・「『経費一律3割カットにしたので、メンテナンスコストも3割削って下さい』
  と言われるんですよ・・・確かに、交際費もメンテナンスコストも、同じ
  経費である。しかし、経費の性質はまったく異なる。メンテナンスは
  製造業の根幹である生産に直接関係する(p15)


●しかし、コストを削減すれば、必ず反動がきます。

 この本では、メンテナンスと人材へのコストを削った結果、
 日本の設備のメンテナンスが危ない! ということを指摘しています。


●この本を読んで、日本の設備産業の将来に危機感を持ちましたが、
 解決策について弱いところがあったので、★2つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・アメリカのオートメーション関連の調査会社ARCアドバイザリーグループ
  によれば「事後保全で10かかっていた保全コストは、予防保全で5、
  予知保全で1に軽減できる」と言う。(p59)


 ・電力業界は従来から、メンテナンスをプラントや機器メーカーに依存しており、
  技術的蓄積が乏しいと言われている。しかも電力事業は自由化の方向にあり、
  新たな競争に晒される可能性もあり、今後はいかに効率の良いメンテナンスを
  実施するかが課題となっている。(p160)

「工場はなぜ燃えたか?」丸田 敬、エネルギーフォーラム(2005/12)
¥1,995(私の評価:★★☆☆☆:人によっては価値を見い出すかもしれません)

■関連書籍

 ・「重大事故の舞台裏」⇒ http://www.1bk.biz/judai.html
 ・「失敗百選」中尾 政之⇒ http://www.1bk.biz/shipai.html
 ・「ゼロから学ぶリスク論」田辺 和俊⇒ http://www.1bk.biz/zeroka.html


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デカい態度で渡り合え!―世界中で通用する人間関係10のルール
近藤 藤太
フォレスト出版 (2003/05)
売り上げランキング: 15,497
おすすめ度の平均: 3.64
5 こんな本今までない!
5 本当の「でかい態度」は「懐が深い」。
5 英語の本じゃなくて行き様の本です
(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(92点)


■著者紹介・・・近藤 藤太

 国際トラブルシューター。1916年生まれ。父親の転勤のため、
 3歳から4年間ニューヨークで生活する。大学卒業後、GHQ
 国際貿易部勤務。カメラ、時計、精密機器の輸出業を行う。
 1950年貿易会社「KONDO&CO.」を設立。「英国
 海陸空軍協会」の日本購買代行に任命される。1955年より
 32年間、故岸信介総理大臣の渉外担当側近を務める。
 1970年経営不振で貿易会社を廃業。コンサルタントとなる。
 1988年豪州に移住し、2004年逝去。


●神田昌典氏の「人生の旋律」※でその人生が紹介されていた
 伝説の実業家 近藤 藤太氏の著作です。

※「人生の旋律」神田昌典氏⇒ http://www.1bk.biz/jinsei.html


●内容は、世界でも通用する人間関係のルール10なのですが、
 近藤氏の体験談を通して楽しく、説得力ある内容になっています。

 ・あなたが初対面の欧米人と会い、友人になりたい、一緒に仕事がしたい
  と思ったら、「親愛の心」を込めて相手の目、瞳孔の奥までジーッと
  見る。要するに催眠術をかけるのです。(p112)


●例えば、ネゴの前には相手のことをしっかりしらべて、
 相手の得意なことを話させるなど、
 実際のケースを解説付きで教えてくれます。

 ・事前工作は英語で”info-getting step”(情報収集ステップ)と
  いっていますが、相手側の会社、経営者、役員、幹部のinformation
  をがっちり集めて検討し、頭に入れることです。(p165)


●「デカい態度で渡り合え!」とはすごいタイトルですが、
 本当の意味は、日本人がデカいと思うくらいの態度が、
 欧米人には普通の態度ということなのです。

 外務省の人に読ませたいという著者の思いは、
 ごもっともですね。

 ・「謙遜」は日本人の美徳の1つです。
  しかし、謙遜も度が過ぎますと、欧米人、特に英国人にとっては
  逆効果となり「日本人ならびに日本に対する軽べつ心と不信感」
  が強くわいてくるのです。(p119)


●ビジネスはグローバル化しています。

 著者の実体験に裏打ちされた
 海外でのコミュニケーションの秘訣は、本物です。

 近藤 藤太氏のパワーに圧倒されて★5つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・確かに、日本のお辞儀は格調高く美しいマナーです。しかし、文化の
  違う外国に行って不必要に頭を下げると、・・・お世辞を使って
  ペコペコしている、などと感じる。そして、曲解するのです。(p114)


 ・時ごろはパリ、特にローマにはゴマンといる。いわゆる女のヒモ。
  女にたかって生きている寄生虫のような存在です。・・・特筆すべきは、
  日本の女性、特に中年女性は人気がある。・・・断固として「No!」
  と言わない、反撃しない、男性同様ニヤニヤする・・・。(p146)


 ・我々大和民族は平和な農耕民族ですから、何かことが起きますと、
  まあまあといさめて「ケンカさせない」。だから建設的な
  「ケンカの仕方」をしらないのです。そして相手国から
  「腰抜け」のレッテルを貼られることになるのです。(p183)


「デカい態度で渡り合え!」近藤 藤太、フォレスト出版(2003/6)¥1,575
(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(92点)


■関連書籍

 ・「仕事のヒント」神田 昌典
 ・「それでもなお、人を愛しなさい」
 ・
「「運」をつかむ法則!」高島 亮


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誰も知らない男 なぜイエスは世界一有名になったか
ブルース・バートン 小林 保彦
日本経済新聞社 (2005/02/19)
売り上げランキング: 60,101
おすすめ度の平均: 4.14
5 イエス・キリストの知られざる力の源
2 ビジネス書?
5 「布教」と「マーケッティング」に不可欠なスキルは共通


(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


■著者紹介・・・ブルース・バートン

 1886年生まれ。大学院で歴史学を学ぶ。記者を経て
 ニューヨークに広告代理店BDO(現BBDO)を創立。
 実業家、広告戦略家、ジャーナリストとして活躍。


●「地上最強の商人」とはだれのことでしょうか。

●世界で一番有名であり、20億人もの顧客を持ち、
 それらの人の運命さえ変えてしまうもの。


 それは、イエスであり、彼が広めたキリスト教です。

●著者は、イエスが十二人の仲間と一緒に、
 世界を征服する組織の基礎を作り上げたテクニックを
 解説していきます。


 まず、相手に合わせることが大切です。
 NO!という相手に、「そうです、ごもっとも」と
 合わせるのです。

 ・相手にわかる話からはじめる・・・まず相手の考えていることを、
  相手の立場になって考え、それに合わせた話をする・・・イエスは
  こうしたことを、改まって教えたりはせず、折々に示して身につけ
  させた(p95)

●そして、広告を使った繰り返しによる刷り込みです。
 印象的な物語りを作り、それを人々に伝えるのです。

 そういう意味では、
 「聖書」は史上最強の広告、パンフレットと言えるでしょう。

 ・「評判は繰り返しである」とよく言われる・・・
  たくさんの物語、たくさんの広告コピーが作られたが、
  そこで言おうとしていることは一つなのである。(p138)

●最後に、量も大切です。
 説得のテクニックも大切なのですが、より多く実行するということも
 効果を最大化する秘訣でしょう。

 ・「誰かが無理に一マイルの道を歩かせようとするなら、
  一緒に二マイル歩きなさい」とイエスは言った。
  これを私は「言われたことよりもたくさんやりなさい。
  二倍はやりなさい」と解釈している。(p151)

●内容的には、現代の営業の技術とまったく変わりませんが、
 イエス・キリストを神としてではなく、
 地上最強の商人として分析したところが面白いので、★3つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・その日イエスは夜明けと共に活動を開始した。
  イエスは早起きだった。
  人生を有効に過ごすには、この一時間を活用するに限ると思っていた。
  (マタイによる福音書九章)(p114)


 ・「自分の生命を救おうとする者はそれを失い、
  生命を失う者はそれを得るであろう」とイエスは言った。・・・
  もし彼らが出世ばかりを考えていたとしたら、
  あれほどの成功を収めることはなかっただろう。(p149)


 ・イエスはこれらのことをすべてたとえ話で人々に語り、
  たとえ話を用いずには何も語らなかった(p125)

「誰も知らない男」ブルース・バートン、日本経済新聞社(2005/2)¥1,470
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


■関連書籍

 ・「常識の壁をこえて」ダン・ケネディ
 ・「商経 中国商人の教え」史 源⇒
 ・「仕事のヒント」 神田 昌典

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本のソムリエ公式サイト発行者の日記

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか
吉本 佳生
光文社 (2005/05/17)
売り上げランキング: 1,586
おすすめ度の平均: 4.38
5 ボーナスシーズンです。「資産運用」にとってとても大切なことが記されています。
5 銀行に行く前にこれを読め!
4 会社に確定拠出年金制度が導入された「にわか投資家」のあなたへ

(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


■著者紹介・・・吉本 佳生

 1963年生まれ。大学卒業後、銀行勤務を経て、
 名古屋市立大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。
 大学や企業研修などで、金融、経済、ファイナンスなどの講義を行う。

●シ○ィバンクなどの外資系の銀行が参入してきてから、
 「金利2%!(3ヶ月もの)」「米ドル定期7%!」などという
 派手な広告を打つ銀行が増えてきました。

 これは、【最初】の3ヶ月だけ金利が0.5%つくという商品で、
 年間に直すと2%ですよと言っているだけなのです。

 3ヶ月を過ぎると、当然、金利は元に戻ります。

 ・もちろん、1ヵ月もの円定期預金を年率表示のトリックで
  有利なようにみせかけており、「1ヵ月もの」という文字も
  小さくしか書かれていません。(p136)

●つまり、銀行というものは、基本的に資金調達も運用先も
 それほど変わりませんので、派手な広告の裏には
 ちゃんと秘密があるわけです。

 例えば、外貨預金では、海外の高金利をPRしていますが、
 しっかりと銀行は為替手数料を稼ぐのが狙いだったりします。

 特に普通の銀行の為替手数料は、往復2円くらいと異常に高いので、
 短期では、利子が為替手数料より安いなど笑えないこともあります。

 (私は、外貨預金は為替手数料の安いソニーバンクを使っています。)

 ・特に注意すべき箇所・・・「円現金あるいは円預金口座から外貨定期預金
  をお始めいただいたときに・・・適用されます」・・・と「円から外貨
  に交換する際には、所定の手数料がかかります」の部分です。(p79)

●投資信託については、短期での売買を考えるならべつですが、
 長期保有を考えるなら、毎年取られる信託報酬の小さいものを
 選びましょう。

(私は、TOPIXを積み立てています。)

 ・信託報酬が年率1%を超える投資信託を買うと、よほどうまく運用
  してくれるのでなければ、コスト負担が大きすぎて、リスクの割りに
  不利なリターンしか得られないと覚悟すべきです。(p376)

●やや読みにくい本ですが、
 投資信託、、外貨預金など金融商品を買おうと思うけど
 ポイントがわからないという人には必須の一冊でしょう。


●401kなど年金も自己責任で運用する時代が来ています。
 金融商品に不安な方にお勧めの一冊として★3つとしました。

「金融広告を読め」吉本 佳生、光文社(2005/5)¥1,260
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)

■関連書籍

・お金をふやす本当の常識山崎 元
・敗者のゲーム(新版)チャールズ・エリス
・ウォール街のランダム・ウォーカーB マルキール


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(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(90点)


■著者紹介・・・角田 識之

 1956年生まれ。企業にて代理店への経営指導業務を経験後、
 コンサルティング会社で実務経験を積み、1989年ハイネットを
 設立。


●いわゆる標準的な成功法則、目標設定本となっていますが、
 この本に説得力があるのは、著者の角田さんの実績でしょう。

 営業マンとしてトップセールス。
 コンサルタントとして年収1億円。
 これはすごいですね。

 ・自ら作ったストーリーを、自ら演じるのが人生だと思う。(p16)


●さらに、毎日の行動を、目標に向かわせるための技術として
 「成功のイメージを描くシート」「コントロール表」などが
 角田さんの実例とともについています。
 

 ・私は若いときから「コントロール表」というものを作ってきた。
  コントロール表には、たとえばつぎのような言葉が三十項目ほど
  ならんでいる。・・・「腹筋五十回、背筋五十回」「でも・しかし
  という言葉を一切使わない」「挨拶のときはかならず相手の名前を
  呼ぼう」「疑問は必ず調べよう」・・・(p64)


●ここ最近、自分のビジョンを見直ししていなかったことに
 気づきました。

 この本を読んだのを機会に再検討します。

 ・私の数年後の人格はどうだろうか。
  それはいまなにを念願しているかを見ればわかる。(p126)


●自分も人生のゴールを描いてみようかな・・・と思える一冊です。
 ★5つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・たぶん日本は豊かな貧乏におちいっているのだと思う。
  つまりモノとカネは豊かだけど人生テーマがまずしい。(p21)


 ・とにかくここと信じたところに集中し、一転突破で掘り進むしかない。
  私はこうと思ったら思いこみが非常に強い。「一転突破・全面展開」
  は私にとって大事なキーワードの一つなのである。(p27)


 ・強いイメージはまず本人の潜在意識に作用する。
  すると行動が無意識のうちにいろいろ変化する。(p47)


 ・段取りにそって一つ一つのプロセスを一所懸命にこなせば、
  仕事は人を裏切らない。(p63)


 ・賢さとはじぶんの限界を知り謙虚であること(p216)


「普通の人が成功する「絶対法則」」角田 識之、大和書房(2006/4)¥1,470
(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(90点)


■関連書籍

 ・「経営の行動指針―土光語録
 ・「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった


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プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)82点


■著者紹介・・・浅田 次郎

 1951年生まれ。1997年「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞受賞。
 「きんぴか」「天切り松 闇がたり」など名著多数。


●小説などというフィクションは時間のムダ、と読まない私ですが、
 なぜか、読みきってしまった一冊です。


●笑える小説なのですが、浅田 次郎という人間は、
 笑いで人を引き込みながら、人生というものを考えさせる
 才能を持っているようです。


●極道の経営するホテルで
 極道、売れっ子小説家、熱血ホテルマン、天才シェフが
 涙と笑いで楽しませてくれます。


●笑いの中にも、人生がある。
 浅田次郎の深さを知りました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・人生が果たして運か努力かはともかくとして、
  執念がけっこうものを言うのは確かなようです。(p308)


プリズンホテル〈1〉夏
浅田 次郎
集英社 (2001/06)
売り上げランキング: 9,106
おすすめ度の平均: 4.33
5 ただ面白いだけじゃ、ね~
4 監獄ホテルの狂想曲
4 読者の心わしづかみ!

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)82点


■関連書籍

 ・三人の悪党―きんぴか〈1〉⇒ http://tinyurl.com/e8o5p


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一下級将校の見た帝国陸軍
山本 七平
文藝春秋 (1987/08)
売り上げランキング: 23,471
おすすめ度の平均: 4.62
5 究極的に事実を語る
5 「虚構」のメカニズム
5 現代にも通じる日本の組織の問題点


(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)


■著者紹介・・・山本 七平

 1921年生まれ。従軍後、山本書店創立。
 「『空気』の研究」「日本人とユダヤ人」など著書多数。
 1991年12月死去。

●帝国陸軍の実態を、内部から観察し、その実態を分析した一冊です。


●著者によれば、帝国陸軍では、現実を直視しない、
 作精神論だけの虚構の世界が作られていました。

 ・結局、大本営や方面軍司令部の参謀たちが勝手に書いたシナリオでは
  そうなっているというだけのこと、そしてそのシナリオに応じて
  師団の参謀たちは空虚な“大熱演”を演じ、その熱演に自ら酔って
  発した放言が、命令となり指示となって四散し、それによって人びとが
  次から次へと死屍になっていっただけであった。(p191)

●こうした精神絶対主義は、帝国陸軍だけではなく、
 日本人の本質から産まれてくるものである、

 という著者の主張が、私の経験でもまったくその通り
 と思わざるを得ないのが恐ろしいところです。

 ・不思議なことに、精神力を否定するかに受け取られそうな言葉は、
  絶対だれも口にはしない。そして、軍隊外の人間には、徹底して
  口にしなかった。ここには奇妙なタブーがあった。そしてこれは、
  戦後社会にも存在するある種のタブーと同根のもの・・・(p41)


●「できません」などとは言えない。
 言えば、「どうすればできるか考えろ」
 というのが、日本の日常風景ではないでしょうか。

●また、日本の組織の中には、学歴至上のキャリア組のようなものを作り出し、
 現場のノウハウはたたき上げの人に任せるといった
 お役所のような組織も多いと思います。

 そのような組織は、現状維持には最適ですが、
 根本的な変化が求められるときには、最悪の組織となるようです。

 ・「従って、調子のいいときはいいし、その組織の運営の仕方だけで
  対処できる間はこれが一番いいんですよ。だが、組織そのものの
  中身を変えて対処しなければならない場合は、だめですな。結局、
  壊滅するまで同じ行き方を繰り返しながら、それ以外に方法がない
  という状況になっちまうんです・・・。」(p54)


●良い例として、「技術の日産」があります。

 カルロス・ゴーン以前の日産は、危機的状況にありながら、
 今までどおりの車作りしかできませんでした。

 「技術」が立派ならそれでよかったのです。

 しかし、カルロス・ゴーンという指揮官を得て、変化することが
 できたということなのでしょう。

 ・この砲は世界の最高峰、火砲が達しうる極致だというのが軍の
  常々の自慢・・・確かにその通り。ところが、それだけの砲弾を
  砲側に運ぼうとすれば、強大な補給能力が要請される。だがそれを
  だれも考えない。砲が立派ならそれでよいのである。(p171)

●だんだん暗い気持ちになってくるのですが、
 そうした日本人の気質を理解しつつ、自分はいかにしていくべきか、
 ということを考えさせてくれる一冊として★3つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・それはいずれの時代でも同じかもしれぬ。渦中にいる者は不思議な
  ほど、大局そのものはわからない。(p60)


 ・参謀本部は、昭和初期から南方方面占領の作戦計画だけは立てており、
  その際、占領軍が「現地自活」することは、規定の方針だったという。
  このこと自体が、いかに現地に対して無知であり、何一つ真剣に調査
  していなかったかの証拠といえよう。(p83)


 ・われわれは、前述のように、「戦争体験」も「占領統治体験」もなく、
  異民族併存社会・混血社会というものも知らなかったし、今も知らない。
  知らないなら「無能」なのがあたりまえであろう。(p96)


 ・今の今まで「絶対にやってはいけない」と判断を下していたそのようなことを、
  なぜ急に一転して「やれ」と命ずるのか・・・「戦闘機の援護なく戦艦を出撃
  させてはならない」と言いつつ、なぜ戦艦大和を出撃させたのか(p112)

「一下級将校の見た帝国陸軍」山本 七平、文藝春秋(1987/8) ¥540
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)

■関連書籍

 ・山本七平の日本の歴史〈上〉


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アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)85点


■著者紹介・・・矢沢 永吉

 1949年生まれ。ロックンローラー。


●離婚し、30億円を横領されても、
 矢沢永吉は矢沢永吉でした。

 絶対負けないのです。

 ・負債と取り立て。こいつは苦しい。
  でもオレは負けない。
  何歳まで生きられるのか知らないけど、オレは役を与えられたんだ。
  矢沢永吉という役を。(p39)


●不思議なのは、あの矢沢永吉が、
 哲学者に見えてくることです。

 人生って何?オレって何?
 幸せって何?と悩み考えているロックンローラーがいたのです。

 ・金も入った、名誉も手にした。だけど、さみしさは残った。
  おかしいじゃないか。オレは思った。・・・
  そう思ってふと見ると、幸せのレールは隣にあった。オレはそのレールに
  乗っていなかった。
  それから矢沢の幸せ探しが始まった。(p219)


●いつもの永ちゃん節につい引き込まれ、夜更かししてしまいました。
 ★4つとします。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・オレは、いま生きるのがつらいって言っている人は、やっぱり、
  どこかに自分の生き方を自分で決められないって背景があると思うんだ。
  ・・・かんじんなのは手前の足で立つことなんだ。(p11)


 ・テレビなんかで最近よく「家族そろってアウトドアで料理」なんて
  番組をやるのは、家族がそろって食事をすることがなくなった
  反動だ。(p161)


 ・「後悔しない人生」なんて口じゃよく言うけど、若いころは
  そんなのほんとは理解できない。・・・それが五十歳くらいになってくると、
  だんだん「わかるなぁ」と感じるようになる。(p198)


アー・ユー・ハッピー?
矢沢 永吉
角川書店 (2004/04)
売り上げランキング: 8,707
おすすめ度の平均: 3.85
5 I love you,OK?
5 ツッパリ
4 はじめて、永ちゃんに惚れた

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)85点


■関連書籍

 ・「STEPPIN'OUT!挑戦し続ける男たちへ」矢沢永吉⇒ http://tinyurl.com/n9ehd
 ・「成りあがり How to be BIG」矢沢永吉⇒ http://tinyurl.com/rzpfn


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本のソムリエ公式サイト発行者の日記

最強のコーチング (講談社プラスアルファ新書)
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)83点


●「一頭のライオンに率いられた百匹の羊は、
 一匹の羊に率いられた百頭のライオンに勝る」というコトバがありますが、
 一人の傑出したリーダーによって、組織が急に強くなることがあります。

 最近、最強を誇る早稲田ラグビーにも
 何か秘密があるはず、という視点でこの本を読んでみました。


●私の印象に残ったのは、目つきの怖い元不良の清宮監督の情熱と、
 意外なまでの合理的な考え方です。

 最初にやったのは、選手への早稲田ラグビーの強み、弱みについてのアンケートです。
 これで、選手に考えさせることで、自己を認識させ、目的を浮かび上がらせます。


 ・監督就任にあたり、私はまず選手たちの現状をつかもうとした。・・・
  「早稲田ラグビーの強みと弱みを書きなさい」「ライバルチーム(関東学院)
  の強み、弱みを分析しなさい」というアンケートを取った。(p65)


●そして、練習初日は体力測定。

 現在、選手の体のコンディションは、ストレングス(筋力トレ)担当コーチ、
 リハビリ担当コーチ、理学療法士が管理しています。

 大学スポーツというと「根性」というイメージしか浮かびませんが、
 早稲田ラグビー部には、合理性という言葉しかないようです。


 ・サントリーでの仕事は営業。・・・私がいつも口にしていたのは
  「要領」だった。すなわち、いかに時間をかけないで仕事をして、
  しかも結果を出すか、である。早稲田の監督になってまず変えたのも、
  長かった練習時間を「二時間練習」に変えることだった。(p17)


●合理的な考え方は、人事にも反映されています。

 早稲田大学のチームは、レギュラーのAからEまでの
 五チームに分かれていますが、プレーによって
 頻繁に入れ替えを行っているということでした。


 ・どんな監督も抱いている感想だと思うが、「選手は使ってみなければ
  わからない」。こうした現実があるので、選手の入れ替えには大きな
  意味がある。(p115)


●実際には、そのチームに入ってみなくてはわからないのでしょうが、
 早稲田ラグビーの強さの一端を見ることのできる良書として、
 ★4つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・要するに、監督業とは繰り返しなのである。だから、「こうあるべきだ」
  「こうするべきだ」と、指導者はつねにいい続けなければならない。(p23)


 ・新しい人間が入ってくると、変化の過程や「なぜ」という部分を
  見ることなく、形やスタイルだけを真似するようになる。そこに
  大きな落とし穴があるのだ。(p32)


最強のコーチング (講談社プラスアルファ新書)
清宮 克幸
講談社
売り上げランキング: 29833
おすすめ度の平均: 3.0
3 指導者的立場の人にオススメ!
1 乗せられちゃった?
2 「都合」で出版された本
4 早稲田ラグビー復活の秘密
4 ラグビー好きのビジネスマンなら

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)


■著者紹介・・・清宮 克幸

 1967年生まれ。高校日本代表。早稲田大学ラグビー部で1年生より
 レギュラーとして活躍。卒業後、サントリーに入社。
 2001年現役を引退し、早稲田大学ラグビー部監督に就任。
 2005年、2006年大学選手権連覇。


■関連書籍

 ・PLAY ON!日本ラグビーのゆくえ
 ・最強の早稲田ラグビー


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あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール (アスカビジネス)
浜口 直太
明日香出版社
売り上げランキング: 12217
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)

●仕事の基本を101個まとめた一冊です。

 サラリーマン生活18年の私でも「これはまだできていないな・・・」
 と反省する点もありました。

 ・目の前にある仕事を「片づける」のではなく、
  「全力を持って丁寧かつ効率的にあたる」ことです。(p173)

●私は20代はあまり本を読まなかったため、
 仕事の中で先輩を見習いながら、
 仕事のルールを覚えてきましたが、
 こうした本を読んでいれば、
 より早く、効率的に能力アップできたはずです。


 ・「能力をアップさせるには?」
  私の場合、特効薬は二つあります。
  まず、本を読みまくることです。・・・
  もう一つは、セミナーやイベントに出まくることです。(p88)


●20代の人にはぜひ、読んでいただきたい一冊ということで、
 ★3つとしました。

 もし30代の人なら、
 この本で、自分の仕事の能力チェックができるはずです。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・礼状はメールではなく手紙を書こう(p26)


 ・リーダーに向いていないからこそ、
  リーダーの経験が必要なのです。(p69)


 ・頼まれたことはすぐやろう(p94)


 ・夢を持って思い続けよう(p152)


あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール (アスカビジネス)
浜口 直太
明日香出版社
売り上げランキング: 12217
おすすめ度の平均: 3.5
4 面談前に読んで予習しておくと、失敗しない
3 内容はいいのだが、拙速に作られていやしないか? 風雪に耐ええぬかも・・・
4 当たり前だけど、なかなかできない本です。
4 本当に当たり前のルール
2 ルールの内容が普遍的なものばかりとは思えない

(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


■著者紹介・・・浜口 直太

 米KPMGピート・マーウィック、米プライス・ウォーターハウスを経て、
 米国で経営・起業コンサルティング会社を設立。その後、東京に国際
 ビジネス・経営コンサルティング会社JCIを設立。外資系ベンチャー
 キャピタルのマネジング・ディレクターを経て、日米数十社の役員を兼務。


■関連書籍

 ・接客のルール

 ・商いのルール

 ・お金のルール


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韓国人につけるクスリ ―韓国・自覚症状なしのウリナライズムの病理
中岡 龍馬
オークラ出版 (2005/10/20)
売り上げランキング: 257
おすすめ度の平均: 4.44
5 表紙がキョーレツ、やったね!
5 表紙が可愛すぎですが、持ち歩きます。
5 車の駐車方法が笑えます
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


■著者紹介・・・中岡 龍馬

 北米での留学経験を経て、2004年から1年間、日本語教師を務める。
 韓国事情を書いたブログ「今だからこそ・・・韓国斬り!!」が
 約7ヶ月で200万アクセスを達成。


●去年から韓国関係のブログが人気ですが、
 人気ブログ「今だからこそ・・・韓国斬り!!」を書籍化した一冊です。

 ※このブログは現在、本人が身の危険を感じ、閉鎖されているようです。


●著者の伝えたいことは、日本は日韓友好などと本気で信じていますが、
 韓国ではまったく浸透していないという事実です。

 ・さて今年は、どこかのバカ政府同士の間抜けな考案で心にもない
  「日韓友好2005年」なぞ銘打って色々やっている・・・
  韓国はハナから日本と友好を深めようなんてことを本気で考えていない
  ことは、国民や韓国メディアを見れば一目瞭然である。(p33)


●さらに、竹島問題などについて、冷静に
 解決しましょうなどという日本の対応は、
 朝鮮民族にとっては逆効果であるとさえ主張しています。

 なぜなら、論争慣れしている朝鮮の人にとって
 日本の対応は、「無視」に見えるからです。
(実際、無視しているのですが・・・)

 ・日本政府は今回の(竹島)問題を「無視」して対処しようとしているのだろうか。
  ・・・だとすれば日本政府は朝鮮民族をまるで理解していない。朝鮮民族は
  その激しい国民性のために、闘争や論争には慣れているが、
  無視には慣れていないのだ。「返答がない=無視」となり、「無視=
  ウリナラミンジョク(我が国の民)をバカにしている=プライドを傷つけられた」
  となり、「プライドを傷つけられた=下に見られた」となるわけだ。(p53)


●このように、日本には強硬姿勢の韓国も、一転、中国に対しては、
 中国を刺激しないようにしている事実があります。
 著者は、「日本は、完全になめられている」と断定しています。

 ・私:「なぜ韓国は日本には強硬姿勢で徹底抗戦するのに、
  中国に関してはそうでもないのですか」

  生徒:「中国とは昔から友好関係を結んでいたし、独島と高句麗問題も
  また別です。・・・韓国が口を出せば、北朝鮮と中国の両方を触発する
  ことになるためうかつなことは言えません。」(p22)


●私個人の経験では、10回程度、韓国のアシアナ航空を利用しましたが、
 飛行機内のテレビで竹島問題については、繰り返し報道されていましたので、
 推して知るべきでしょう。


●私の唯一の韓国の友人は、とても良い人なので、違和感がありますが、
 韓国について、そういう面もあることを学べる一冊ということで、
 ★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・愛国無罪とは、「自国の愛国運動行為ならばどんな行為も許される
  という思想」なのだが、韓国には少なからずこれがある。
  例えば、サッカーの応援。(p10)


 ・つい先日、高野紀元・駐韓日本大使が「竹島は日本の領土」と述べ、
  かなり大きな問題になっている。・・・彼氏は日本人が地下鉄で
  堂々と日本語を話している姿に違和感を覚えたそうだ。
  「あの二人、死にたいのかな?」と私の生徒に言ったそうである。(p21)


 ・韓国や韓国人にとって、日本や日本人という存在は、
  「経済的事情がなければ、邪魔な存在以外の何物でもない」
  と考える人が、特に今年に入っての竹島問題以降、確実に増えたことだろう。
  (p262)



「韓国人につけるクスリ」
中岡 龍馬、オークラ出版(2005/11) ¥1,260
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


■関連書籍

 ・ マンガ嫌韓流公式ガイドブック
 ・ 嫌韓流の真実! 場外乱闘編
 ・ 韓国の「変」コリアン笑いのツボ82連発!
 ・「私はいかにして「日本信徒」となったか」呉 善花、PHP研究所
 ・「日本人 中国人 韓国人」金文学、白帝社
 ・「日本人を冒険する」呉 善花、PHP研究所
 ・「韓国人につけるクスリ」中岡 龍馬、オークラ出版
 ・「スカートの風」呉 善花(お そんふぁ)角川書店


読んでいただきありがとうございました!

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CM化するニッポン―なぜテレビが面白くなくなったのか
谷村 智康
WAVE出版 (2005/10)
おすすめ度の平均: 4.25
4 テレビ局バイト経験から考える
4 カメラマンアシスタント経験から思う。
4 一読の価値あり


(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


■著者紹介・・・谷村 智康

 1963年生まれ。大学卒業後、ケーブルテレビ局勤務などを経て、
 博報堂で大手自動車会社などを担当。その後、外資系コンサルティング
 会社で、テレビ局や広告代理店のコンサルティングに参加。現在、仙台市
 産業振興事業団のプロジェクトマネージャーとして地元企業を指導。

●テレビなどのマスメディアと広告業界の裏側を
 教えてくれる一冊です。

 読者の方の多くは気づいていると思いますが、
 テレビ局とは、単に広告で収入を得ている会社なのです。

 ・テレビ局はCMを流すにあたって、スポンサーと「量」で
  契約します。たとえば「合計視聴率100%で1億円」
  といった具合に。(p17)


●私も、本を紹介することでアフィリエイト収入を得ており、
 広告業界に関係している立場にあります。

 そういう意味で、スポンサーや自分の収入ばかりを気にしている
 テレビ局などのメディアの気持ちはよくわかります。

 ・あなたは気がつきました。『お台場冒険王2005』のCMや
  番組での紹介を見ても、それがフジテレビの自社イベントで、
  自分たちが儲けるためにやっているのだと。(p200)

●ただ、私の場合は、書籍代くらいが出ればいいかという
 片手間作業なので、自分の感じたままに本を評価していますが、
 これで生きていこうとすれば、また違ったスタンスになるかもしれません。

 ・テレビ局に「良い番組を作ろう」という気概は、もうありません。
  製作者にそう主張する人はいますが、営利法人としてのテレビ局は
  利益の方を優先します。(p192)

●この本では、業界の裏話を暴露することで、
 より健全な業界になってほしい、それがムリなら、
 一般の人々に現実を知って欲しいという著者の思いが伝わってきます。

 ・NHKは、W杯やオリンピックの放送に、テーマソングをつける
  ようになりました。・・・その実態は、NHK(の子会社)が
  楽曲の原盤権を一部所有し、CDが売れるごとにキックバック
  を受け取る利権ビジネスです。(p58)


●この本は、私に良い本だけを紹介していこうという
 決心させてくれました。
 業界の裏話だけでも面白い一冊です。★3つとしました。

 ・アニメ『魔法使いサリー』のヒロインは、原作のマンガでは
  「サニーちゃん」でした。その名前は、番組提供会社のライバル
  商品なので「サリーちゃん」に変えられました。(p21)


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・今では、CMに出演する際には、ライバル会社の提供する
  番組には出ないのはもちろん、競合するCMに出演するタレント
  と共演しないというような契約が結ばれていることが多い(p30)


 ・試しに、PR会社を使って国際世論を買ってみましょう。
  ・・・全米のPR産業全体の売り上げは約1000億円です。
  ・・・この程度の金額で買い占めることができるのです。(p127)


 ・日本中にくまなくデジタルテレビ放送をするならCS(通信衛星)
  を使って配信する方が簡単で安上がりです。・・・では、なぜ光
  ファイバーなりCSに切り替えないかというと、キー局とローカル局に
  よる全国放送という今までのシステムを手放したくないからです。(p176)

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速効ビジネス―あなたの経験が現金に変わる!
平 秀信
フォレスト出版 (2004/12)
売り上げランキング: 15,538
おすすめ度の平均: 3.53
4 新しい?
5 平さんの本は。
4 見方を変えれば・・・

(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


●著者紹介・・・平 秀信

 1959年生まれ。専門学校を卒業後、建設会社に就職。20年間
 現場監督をする。その後、会社が倒産し、そのあおりを受け1億円
 の借金を背負う。2000年工務店を設立し、3年で年商10億円
 を達成。


●人間というものは、より良くなりたいという気持ちを
 持っていますので、自分が経験したことについては、
 なんらかの独自のノウハウを持っているものです。


●そして、残念ながら、そうしたノウハウを
 自分だけのものとする傾向が、日本人にあるのも確かでしょう。


●そうした中で、ノウハウを売るというコンテンツビジネスが
 最近注目されていることは、ある意味大切なことではないかと
 思います。


●この本を読むと、そうしたコンテンツビジネスにおいて、
 平 秀信さんが、実際にどのようにやって一人で一億円の売り上げと
 9000万円の粗利を上げているのかがわかります。

 ・ダイレクトメールにはどんなものを入れるのがご紹介しよう。・・・
  1.セースルレター
  2.実践者の声
  3.商品パンフレット
  4.注文書(p93)


●当然、普通の商売と同じように、単に売る商品を作っただけでは
 売れません。
 売るためのノウハウが必要になるわけです。

 ・顧客リストに対して、毎月ダイレクトメールを送るのだ。
  そして、その中に「お客の心を動かす重要なツールを」を入れていく。
  それは「ニュースレター」というものだ。(p100)


●個人的には、セミナーを開いてビデオを作製するという
 アイディアが一番使えそうに感じました。

 ・マニュアル作成費をゼロにするにはどうすればいいのか?・・・
  それはセミナーを開き、その様子をビデオ撮りするというもの
  である。(p182)


●商材の作成方法、価格の設定方法、商材の売り方までが網羅されています。
 情報商材の販売に興味のある方にとっては、
 一読する価値があると思いますので、★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・同業他社にやられたら、泣きべそをかいてしまうことを探せ(p54)


 ・このビジネスは、自社の業績が落ちた時点で終わってしまうビジネス。
  業績の悪い会社のノウハウなど誰も欲しがらない。本業あってこその
  コンテンツビジネスなのだ。(p157)


 ・販売プロセスの中に営業マンによるセールスを入れると、価格が
  10倍になっても売れるというのは、まぎれもない真実。(p115)


「速効ビジネス」
平 秀信、フォレスト出版(2004/12) ¥1,470
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


読んでいただきありがとうございました!

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