「珠玉の日本語・辞世の句 コレクター北原が厳選した「言葉のチカラ」」北原 照久
2006/04/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
「開運!なんでも鑑定団」でおなじみの北原 照久さんですが、言葉のコレクターでもあったとは驚きでした。
私個人としては、古い文体の言葉はわかりにくく好きではないのですが、北原 照久さんの解説の部分だけでも素晴らしくご紹介することにしました。
北原さん自身も、多くの人の励ましの【言葉】により、人生が変わった!という経験を持っています。言葉には、人の人生を変えるほどの力があるのです。
北原さんはすごいな~と感じながら、辞世の言葉を読んで、教養を身につけることのできる一冊ということで、★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・「お前、やればできるじゃないか。すごいな!」と褒めてくださった。先生が、自分のことを見ていてくれる、そして心から褒めてくれる・・・「やればできる」の褒め言葉で、私は変わった。その後の人生の道筋が決まった。(p10)
・坂本龍馬 天保六(1835)~慶応三(1867)
世の中の 人はなんとも 云わば云え
わがなすことは われのみぞ知る(p130)
・最後に一つ・・「この道を行けば、どうなることか。危ぶむことなかれ。危ぶめば、道はなし。踏み出せば、その一歩が道となる。迷わず行けよ。行けば、わかる」を紹介しよう。これは、あの「トンチの一休さん」として知られる一休禅師の言葉である。(p164)
【私の評価】★★★☆☆(77点)
著者経歴
北原 照久(きたはら てるひさ)・・・1948年生まれ。トイズ代表取締役。横浜ブリキのおもちゃ博物館、機械じかけのおもちゃ館、箱根おもちゃ博物館、北原コレクション館長。大学時代にオーストリアへのスキー留学で、古いものへの愛着を持ち、個人で骨董品を集め始める。おもちゃの博物館を作りたいとの一念で36歳で独立を決断。ブリキのおもちゃコレクションの第一人者として世界的に知られる。1986年横浜山手に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館。 現在、全国6ヶ所の博物館館長。
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