「北原照久 夢をかなえる授業」北原照久、久保ひろし
2014/10/29公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(91点)
要約と感想レビュー
コンサルタントの久保さんが、なんでも鑑定団の北原さんから成功の秘密を引き出します。
北原さんは、だれも集めていないブリキのおもちゃの収集から始め、今では7億円の家に住んでいる。しかし、その道のりは厳しく、今でもぎりぎりの中でコレクションを増やしていることがわかります。
・「ピンチはチャンス、ピンチはチャンス、おれは絶対できる、絶対できる」と信じてやってきたんです(北原)(p45)
とにかくワクワクすることを追いかけて、ぎりぎりの中で、なんとかやってきた。そうしたら人の縁ができて、手をさしのべてくれる人がいた。
こうして頑張ってこれたのも、実は自分を見守っていてくれた母親がいたからだと、北原さんは言うのです。なんだか涙が出てきました。
・西郷隆盛が「志を立てることは、蝋燭に火を点すようなものだ。蝋燭は点火して初めて光を放つ。人間も志を立てて初めて真価が現れる(北原)(p193)
ぽんぽんと名言が出てくる北原さんは、どれほど勉強しているのだろうか?
私はまだ足元にも及ばないと思いました。今度は横浜のブリキのおもちゃ博物館に行かなくては。
北原さん、久保さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「運がよくなりたかったら、運がいい人とお付き合いしなさい」というのは松下幸之助の言葉ですけど・・(北原)(p54)
・母は本当にどんなときも僕に温かい言葉をかけてくれる、とても大切な人でした(北原)(p73)
・お好み焼き『千房』の社長・中井政嗣さん・・・「私は、いま幸せです。と思えることは、これまでの人生、すべて正解」ともおっしゃっています(北原)(p86)
・東京で10万円で買ったものが、大阪に行ったら1000円くらいで売っていたなんてこともありました。しかも1000円で1ダース売っていた、みたいな(北原)(p120)
・100の苦しみと101の喜びって感じかな。その紙一重のところなんです。・・倉庫代払って、それでもまだ買い続けているこの僕は、いったいなんだという自問自答・・(北原)(p194)
・何もかもすぐに手に入ったら喜びがない(p210)
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【私の評価】★★★★★(91点)
目次
【入学式】夢を叶えようとする君たちへ
ホームルーム【特別寄稿】
【1時間目】出会いについて
【2時間目】家族・人間について
【3時間目】仕事・勉強について
【4時間目】お金について
【5時間目】言葉の力について
【6時間目】趣味について
【7時間目】思考と心について
【8時間目】夢・成功について
【卒業式】夢はいつか必ず実現できる
著者経歴
北原 照久(きたはら てるひさ)・・・1948年生まれ。トイズ代表取締役。横浜ブリキのおもちゃ博物館、機械じかけのおもちゃ館、箱根おもちゃ博物館、北原コレクション館長。オーストリアへのスキー留学で、古いものへの愛着を持ち、個人で骨董品を集め始める。おもちゃの博物館を作りたいとの一念で36歳で独立を決断。ブリキのおもちゃコレクションの第一人者として世界的に知られる。
久保 ひろし(くぼ ひろし)・・・ドリームインテリジェンス株式会社代表取締役。1970年神戸生まれ。21歳の時、資金ゼロ・顧客ゼロから、身ひとつで独立。歯科医院をはじめ小売業などさまざまな業種のコンサルタントとして活躍。30歳の時、アチーブメント株式会社へ入社。師匠と仰ぐ代表青木仁志氏のもとで、約4年間をかけて417名のコンサルティングに従事。34歳の時、再出発を決意し2004年4月より独立。「ビジネススタイル研究塾」を主催。2006年、「パーソナルバリューポイント」を開講。これまでの総受講数は4378名を越える。
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