「絶対達成する部下の育て方――稼ぐチームに一気に変わる新手法「予材管理」」横山 信弘


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【私の評価】★★★★☆(85点)
要約と感想レビュー
■営業において、
お客様への訪問のみに
注目しようという一冊です。
会議でもなく、営業日報でもなく、
ひたすら訪問日数を増やします。
大量行動により
成果を出すということです。
・あなたは、次のAとB、どちらの営業スタイルを選択しますか?
A「毎日10時間労働 20件のお客様を訪問。・・
B「毎日10時間労働 4件のお客様を訪問。・・(p3)
■管理するのは、
「見込み」と「仕掛り」と「白地」。
「見込み」は売上が内定しているもの。
「仕掛り」はお客様に提案しているもの。
「白地」は関係づくりの段階です。
これらをすべて、オープンにし、
組織として積み上げるのです。
・ここで大切なのは、「見込み」と「仕掛り」を合わせて、目標予算の100%をはるかに超えていること(p90)
■大量行動と見込み客の確保に注力する点に
納得しました。
私も営業にコンサルするなら、
この本のとおりにすると思います。
横山さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・実際、お客様とのコンタクト件数と売上・利益の間には正比例の関係があります・・・労働時間を変えずに、行動量を増やす(p54)
・大切なのは、「君の目標予算はいくらだ?」と繰り返し尋ねること。(p26)
・「なんでそんなことをやらなくてはならないのですか?」「そんなことをやらなくても、うまくいく・・・などと反発されます。・・・「理解は言葉×体験だ。だからまずはやってみよう。2、3か月やってみてから話を聞こうか」(p48)
・徹底させたことがあります。それは、「会議時間に遅れないこと」。そして、「会議資料の提出期限を守ること」(p76)
・「白地」はお客様と「ペーシング」し、ラポールを構築している段階です。ペーシングとは、相手とペースを合わせていくことです・・・「白地」はタネ蒔きのようなものです(p96)
・誰でもできる!単純接触効果、自己開示効果、相手とペースを合わせるペーシング80%・・20% ぜひお願いします!売り込み(p145)
・「ネタがない」のではなく、お客様へ出向くからこそネタができる(p151)
・「顔チラ見せ」でもいいのです・・・挨拶をするだけでもいいですし、「ちょっと近くに寄ってみたので伺ってみました」でいいのです(p164)
・会議や資料づくりがまったくできなくなりました・・・営業部全員が社内にいなくなったのです(p179)
・会議では「白地」をどうやって増やすか、その改善プランについてだけ議論します。・・・そもそも営業の能動的な活動の80%は「白地」づくりです(p194)
・足りない「予材」をどう積み上げればいいか、「白地」は増えるのに数字が増えないのはなぜなのか、「白地」の回転率が悪く、新陳代謝ができていないのではないかと議論し、みんなで「白地」の中身を検証したり、改善していくのです(p198)
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★★☆(85点)
目次
【Part1】「絶対達成」の第一歩は、目標に焦点を当てること
【Part2】動かない部下が自ら動くようになる!
「現状維持バイアス」を外す方法
【Part3】「絶対達成」させる新マネジメント術――「予材管理」
【Part4】「そよかぜ型」から「ツイスター型」チームへ変わる方法
【Part5】「なくす」「まかせる」「短くする」で一気に業務改善!
営業日報は100%必要ない
【Part6】今日から会議は「2週間に1回30分」だけにしなさい
著者紹介
横山信弘Iよこやま のぶひろ)・・・株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長。現場に入り、目標を絶対達成させるコンサルタント。年間100回以上の講演、セミナーをこなす。ロジカルな技術、メソッドを激しく情熱的に伝えるセミナーパフォーマンスが最大の売り。コラムニストとしても人気で、コラム「草創花伝」の月間総アクセス数は200万PVを超える。メルマガ「草創花伝」は全国2万5000名超の経営者、管理者の読者を抱えており、会話形式でNLP理論、脳科学、行動経済学を使ったコミュニケーション技術を紹介するオリジナリティあふれる手法が受けている。
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