「ローマ人の物語 (7) ― 勝者の混迷(下)」塩野 七生
2006/01/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
●ローマは危機を克服することで大きくなっていきます。
紀元前にはスパルタクスの反乱に
何度も敗れることも。
それでも最後はローマが勝ってきたのです。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・古代のローマ人による奴隷の定義は、自分で自分の運命を決めることが許されない人、であった・・・奴隷には、兵役も税金も免除されていた(p110)
・システムのもつプラス面は、誰が実施者になってもほどほどの成果が保証されるところにある。反対にマイナス面は、ほどほどの成果しかあげないようでは敗北につながってしまう場合、共同体が蒙らざるをえない実害が大きすぎる点にある(p120)
新潮社
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
「ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 」
「ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) 」
「ローマ人の物語 (3) ハンニバル戦記(上) (4) ハンニバル戦記(中)」
「ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下)」
「ローマ人の物語 (6) ― 勝者の混迷(上) 」
「ローマ人の物語 (7) ― 勝者の混迷(下)」
ローマ人の物語・ユリウス・カエサル ルビコン以前
ローマ人の物語・ユリウス・カエサル ルビコン以後
ローマ人の物語・パクス・ロマーナ
ローマ人の物語・悪名高き皇帝たち
「ローマ人の物語〈21〉危機と克服〈上〉」
「ローマ人の物語〈22〉危機と克服〈中〉」
「ローマ人の物語〈23〉危機と克服〈下〉」
ローマ人の物語・賢帝の時代
ローマ人の物語 (27) すべての道はローマに通ず(上)
「ローマ人の物語 (28) すべての道はローマに通ず(下)」
ローマ人の物語・終わりの始まり
ローマ人の物語・迷走する帝国
「ローマ人の物語・最後の努力」
ローマ人の物語・キリストの勝利
ローマ人の物語・ローマ世界の終焉
●著者経歴・・・塩野 七生
1937年生まれ。大学卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆を開始。
70年よりイタリアに住む。ローマについての著作多数。
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