
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
■人口の減少がはじまった日本ですが、
人口の歴史、そしてこれからどうなるのか、について
教えてくれる一冊です。
私には世界の人口の歴史が
非常に興味深く読めました。
■歴史を見ると、世界でも日本でも、
ある壁を突破したときに人口が急増しています。
その壁とは、石器を使うようになったとき、
農業を始めたとき、工業が発展したときなどです。
こうした文明の発展のときに
人口は大幅に増加しているのです。
■こうしてみると、人口というものは、
社会状況によって人間が制御している
とも言えると思います。
それは強制的なものではなく、
そこに生きる人が、経済状況などから
子どもを生むのか生まないのか
選択しているということなのでしょう。
■日本も人口が減っている状況に対し、
「どうすれば増えるのか?外国人を入れるべきか?」
などという議論がされていますが、
著者は、日本の人口は減っていないと主張しています。
つまり、老人の定義を六五歳以上から七五歳以上へ
変えれば、働ける人は増えているという
ことになるのです。
確かに60歳で引退するのは、
ちょっと早いかなと感じるところもありますね。
・子どもの定義を十五歳未満から二五歳未満へ、
老人の定義を六五歳以上から七五歳以上へ、それぞれ変えていけば、
2030年ころまで「子どもは増え、老人は減る」のです(p10)
■人口ということだけでも、
調べるとこれだけ面白いということが
わかりました。
これからは、75歳くらいまでは
働く社会にしなくてはならないようです。
皆さん、60歳で失業しないように頑張りましょう。
本の評価としては、★2つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・多くの途上国はもともと、それぞれのキャパシティに見合った
範囲内に、自らの人口を抑制する文化的装置を持っていた・・・
渡来したキリスト教の宣教師たちが、堕胎や嬰児殺しを廃止させた・・・
以後の人口は急増へ転じ、やがて窮乏へ追い込まれました(p80)
・20世紀が農産物価格の低下する時代だったのに対し、
21世紀は逆に上昇する時代になっていくでしょう(p152)
▼引用は、この本からです。
古田 隆彦
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新しいエピステーメーの展望だ!

パラダイムのシフトにもほどがある

けっこう常識的なことも言ってます

人口減少社会に不安を持つ人にとって救いの書
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
■著者紹介・・・古田 隆彦(ふるた たかひこ)
1939年生まれ。
八幡製鉄所、社会工学研究所取締役研究部長を経て、
84年から現代社会研究所所長。
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