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「天命追及型の生き方」白駒妃登美

2020/01/04公開 更新
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)


要約と感想レビュー

 「古事記」は日本の神話です。西欧の神話は「聖書」でしょう。神話にはその民族の特徴が、現れているように思われます。「古事記」の神話では神が働いているのが、日本らしいところです。


・『聖書』に描かれている"楽園"は、働かなくても食べていけるところです。それに対し、『古事記』では、神々が高天原で働いているのです。多くの神様が田畑を耕し、アマテラス大神も、機織の仕事をしています(p34)


 東北に住んでいると大和の国は、東北を侵攻してきた勢力です。心境としては複雑ですが、歴史の長さとともに天皇が日本をまとめる象徴であることも認めるしかないのでしょう。


 白駒さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・都を眺め渡した仁徳天皇は、ご飯どきなのに家々のかまどから煙が立ち上がってこないのをご覧になり、民の生活が困窮しているのではないかと、胸を痛められました・・そこで天皇は、三年間、税を免除することを決めます(p134)



白駒妃登美、エイチエス


【私の評価】★★☆☆☆(66点)


目次

第一章 西洋と日本の神話の違い
第二章 三種の神器を磨きあげる
第三章 自分の稲穂を育てる
第四章 天命追求型で生きる



著者経歴

 白駒 妃登美(しらこま ひとみ)・・・福沢諭吉に憧れ慶應義塾大学に進学。卒業後、日本航空に勤務し、1992年には宮澤喜一首相訪欧特別便に乗務。その後、企業の接遇研修講師、結婚コンサルタントとして活動中に、大病を患う。「今を受け入れ、この瞬間に最善を尽くし、天命に運ばれていく」という天命追求型の生き方にシフトする。生き方を変えたことで奇跡的に病状が快復。2012年に(株)ことほぎを設立。講演や著作活動を通じ、日本の歴史や文化の素晴らしさを国内外に向けて発信している。


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