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「ちよにやちよに 愛のうた きみがよの旅 」

2021/09/04公開 更新
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「ちよにやちよに 愛のうた きみがよの旅 」


【私の評価】★★★☆☆(71点)


要約と感想レビュー

 日本の国歌「君が代」の歴史を振り返りつつ、その歌詞に込められた愛の意味をかみしめる一冊です。「君が代」とは、古代の人が詠んだ「君」を思う気持ちを込めた愛の歌なのです。戦争の歌を国歌にする国もありますが、日本は愛の歌を国歌にしました。日本とはそういう国なのです。


 大人も子供も楽しめるように絵と一緒に「君が代」の意味を学ぶことができます。英語訳付きのバイリンガルで、他国の人にも読んでいただきたい一冊となっています。


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この本で私が共感した名言

・国家『君が代』の本歌は、平安時代に生きた、ある人物の詠んだ「愛の歌」です(p34)


・明治2(1869)年の英国王子エジンバラ公の来日・・・国家を演奏するのが国際儀礼です・・・これに英国人フェントンが曲をつけたのが、初代国歌「君が代」です(p35)


・その後・・・雅楽の調べを基調とした楽曲が作られ、さらにドイツ人エッケルトが西洋音階の和声(ハーモニー)の響きを巧みに取り入れて編曲し、現在の「君が代」が完成しました(p35)


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▼引用は、この本からです
「ちよにやちよに 愛のうた きみがよの旅 」


【私の評価】★★★☆☆(71点)



著者経歴

 白駒 妃登美(しらこま ひとみ)・・・福沢諭吉に憧れ慶應義塾大学に進学。卒業後、日本航空に勤務し、1992年には宮澤喜一首相訪欧特別便に乗務。その後、企業の接遇研修講師、結婚コンサルタントとして活動中に、大病を患う。「今を受け入れ、この瞬間に最善を尽くし、天命に運ばれていく」という天命追求型の生き方にシフトする。生き方を変えたことで奇跡的に病状が快復。2012年に(株)ことほぎを設立。講演や著作活動を通じ、日本の歴史や文化の素晴らしさを国内外に向けて発信している。


 吉澤 みか(よしざわ みか)・・・京都精華大学、京都市立芸術大学大学院で日本画を学び、朝日カルチャー等でも絵画指導。京都美術展奨励賞受賞、創画展、京の四季展、京展等入選。「日本児童文学」(小峰書店)の表紙絵担当。「ざっそう」(今人舎)等の絵本を出版。日本児童文学者協会、日本児童出版美術家連盟会員。子ども大学だざいふ・ふくおか理事長。


 髙村 遊香(たかむら ゆうか)・・・幼いころから書を習い始める。和心を大切にするために、「書のある暮らし」を世に提案したいと願い、
日本書道教育学会 書道師範として「道心教室」を運営。11年前よりパーキンソン病と闘いながら、現在も意欲的に創作を続けている。


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