「身近な人の介護で「損したくない!」と思ったら読む本」河北美紀
2021/09/05公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
介護保険の仕組みやサービスについて、解説した一冊です。介護関係は国の仕組みですので、自分から市区町村に相談する必要があります。
一番大切なのは介護する人が、健康で介護し続けられることです。一人で悩まずに、使える公的サービスは活用したいものです。
河北さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・まずは地域包括支援センターへ相談する・・・国や市区町村には、具体的に次のような手当や支援制度があります(p26)
・認知症が重度であったり、要介護4~5などの方から(特別障害者手当、月27350円)申請が可能で、現在は年間12万人程度が受給しています(p54)
・親に「家から出たがらない」「疲れやすい」・・などの症状があったら、地域包括支援センターへ相談に行きましょう。要介護認定を受けていない高齢者でも必要なサービスが受けられるよう、さまざまな情報提供をしてくれます(p80)
・住宅リフォーム(住宅改修)・・・1回20万円までの範囲なら、介護保険の自己負担額のみで実施可能です。ただし20万円を超える部分については全額自己負担(p119)
・できれば親が元気なうちに話しておく・・・「自宅介護か施設介護か」「誰が介護するのか」「介護費用は誰が出すのか」など(p177)
【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
第1章 突然始まる!「身近な人の介護」対処法
第2章 介護で使える!「公的なお金の支援」活用法
第3章 元介護認定審査会委員だからわかる!「介護保険サービス申請と介護認定審査」攻略法
第4章 介護離職は防げる!「介護保険サービス」活用法
第5章 家族を不幸にしない!「自宅介護疲れ」防止法
第6章 介護施設経営者だからわかる!「介護施設」の選び方
著者経歴
河北美紀(かわきた みき)・・・(株)アテンド代表取締役。2013年介護事業を運営する株式会社アテンド代表取締役就任。母体のデイサービスは、2017年株式会社ツクイ(東証一部上場企業)主催の介護コンテスト横浜会場にて最優秀賞受賞。8年間父の介護をした経験と、江戸川区介護認定審査会委員を務めた経験をもとに介護保険外サービス『冠婚葬祭付き添いサービス』を拡大。旧三菱銀行出身。2016年に第9回ミセス日本ファイナリストに選出される。
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