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「「売る気がない」のになぜか自然と売れてしまう繁盛の法則」櫻木隆志

本のソムリエ 2021/09/06メルマガ登録
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「「売る気がない」のになぜか自然と売れてしまう繁盛の法則」櫻木隆志


【私の評価】★★★★☆(87点)


要約と感想レビュー

 街の電器屋さんは減ってきていますが、なぜアマゾンに負けず今でも営業を続けられているのか、解説してくれる一冊です。著者はネットビジネスで儲けていましたが、人と接することなく、ただお金を稼ぐ日々に虚無感を感じ、ネットビジネスを辞めました。


 その後、街の電器屋さんとお付合いすることで、街の電器屋さんが人との絆で商売していることに気づいたのです。そこで繁盛している街の電器屋さんがやっていることを共有する会を作って、幸せ目的のビジネスを広げるコンサルをしています。


・有名な電器屋さん・・・ツイッターのフォロワーは5000人を超えています・・・飲食店や飲み屋さんからの投稿が多いです・・・地元のお店の紹介を兼ねています(p161)


 街の電器屋さんがやっているのは、商売というよりは、イベントで地元の人との絆をつくったり、町内会で汗を流したりしているのです。


 そこで著者のお勧めは「お店の取扱説明書」を作ることです。そこに「なぜ、何のために、」今の仕事をしているのか書き込んでお客さんに配るのです。「お店の取扱説明書」とはお店のビジョンであり、お店の使命感を文書化したものなのです。


・社会が「経済第一」から「幸せ第一」に変化したから「売上・利益目的」の人や企業は敬遠されるようになり、「幸せ目的」の人や企業が好意・好感を持たれ、応援されるようになっている(p208)


 確かにネットの商売は人間味がなく、究極的に効率化がされているけれど、人はそれだけでは生きていけないのでしょう。ネット時代だからこそ、人間味のある商売が生き残る余地があるのだと思いました。


 こうした活動で地元の商店に活気が戻るとうれしいなと思いました。櫻木さん、良い本をありがとうございました。



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この本で私が共感した名言

・今の時代は、・・・常識的な「商売」だと思われると、その時点で売れなくなるのです(p35)


・「鏡の法則」・・・お店側が売上・利益ファーストなら、お客さんも自分の利益ファースト(p106)


・趣味のクラフトビールを飲むイベント・・・巨大ソーメン流し・・高齢のお客さんを対象にした「スマホ相談会」や「終活セミナー」・・「売る気がないセミナー」を次々と企画・実行していきました(p43)


・目に見えない信用・信頼・好意・好感・愛着・愛情などの想い、つまり「絆」は間違いなく存在し、それは間違いなくお客さんの気持ちや行動に影響を与え、結果的に数字に大きな影響を与えます(p101)


・幸福とは貢献感である(p232)


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▼引用は、この本からです
「「売る気がない」のになぜか自然と売れてしまう繁盛の法則」櫻木隆志
櫻木隆志 ,clover出版


【私の評価】★★★★☆(87点)



目次

第一章 「売る気がない」が「自然に売れる」を引き寄せる!
第二章 「売る気がない」世界への行き方、教えます!
第三章 笑倍繁盛は「WHY」から始まる(商売が笑倍に変わるスイッチ)
第四章 笑倍繁盛の実践方法
第五章 貢献の時代の商売観(世界をより良い場所にする)


著者紹介

 櫻木隆志 (さくらぎ たかし)・・・笑倍繁盛コンサルタント。「きれいごと」を武器に「自然に売れる」を実現する専門家。大学卒業後、経営コンサルティング会社で営業で同期トップの業績をあげ、その後鹿児島に帰郷し、ネット通販事業の立ち上げやネットビジネスで大きな成果を収める。しかし売上第一のビジネスに疑問を抱き、すべてリセットして無収入状態になり、「売る人も買う人も幸せになれるビジネスのあり方」を探求し、街の電器屋さんにたどり着く。これまでに600店以上の街の電器屋さんと取引・交流し、その強みを生かした流通ネットワークづくりを進め、経済産業省の支援事業に採択される。さらに、志を共有する電器店経営者とともに、「笑倍繁盛」の実践研究を行い、その成果をもとに「売る気がないのに自然に売れる」を実現するためのコンサルティングとサポートを行っている。(株)南九州デジタル 取締役笑倍繁盛事業部長。「笑倍繁盛 絆の会」主宰。


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