5一流に学ぶの最近のブログ記事

野村ノート
野村ノート
posted with amazlet at 10.01.21
野村 克也
小学館
売り上げランキング: 2036
【私の評価】★★★★★(92点)


■楽天をここまで引っ張り上げた野村監督は、
 やはり、ただのボヤキおやじではありませんでした。

 「根拠をもって野球をしろ」
 そうした考えが、一本通っている一冊でした。


・私は次の3つのポイントをもとに実践指導をしている。
 「ツボ」「コツ」「注意点」。・・・「ここを見ておけ」
 というツボや技術面のコツ、そして「これだけは注意しろ」
 という注意点を伝えておく(p185)


■野球といえば、ボールを投げて打つだけの
 スポーツに見えますが、野村監督は、
 投手と打者の勝負であると考えています。

 つまり、勝負だからこそ
 相手の性格から今の心理を分析し、
 技術的長所、欠点を考慮して
 投げる球を決めるということです。

 打者によって攻め方を変えないようであれば、
 それは単に球を投げているだけであり、
 野球ではないというのです。


・私はスコアラーに、「何級まで牽制球が続くのか、
 投手別にデータを取ってほしい」と命じた。
 「Aという投手は1球しかこない」「Bは2球まで」(p22)


■野村監督も最初から優れた監督では
 なかったようです。

 引退後もシニアリトルリーグで
 子供たちを教え、その中で教える技術を
 試行錯誤していったのです。

 常に考え、進歩しようとする
 野村さんの考えが伝わってくるようでした。


・「30歳を過ぎたら、ぼちぼち引退後に備えろ。
 自分が管理職ならこんなふうに指導するけどなぁ
 という目で過ごせ」と話した。(p38)


■野球だけでなく、指導的立場で仕事をする人に
 非常に示唆に富む一冊ではないでしょうか。

 野球を見る目も変わると思います。
 本の評価としては文句なく★5つとしました。

 野村監督、よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・仕事をするうえで必要なこととして3つの能力が必要とされる。
 「問題分析能力」「人間関係能力」、そして最後のひとつが
 「未来創造能力」である。(p124)


・自分の思うようにしたい。ところが現実はなかなか思うように
 ならない。そこに理想と現実のギャップが出てくるわけだが、
 だからこそ努力が必要である。自分の思うようにするために
 努力していく。その先にあるのが理想であり、夢であり、
 希望であり、願望である。(p168)


・この選手を力いっぱい育ててやりたい、立派な人間に
 してやりたいと思ったとき、何も褒めたり優しく接することだけが
 愛情ではないということだ。直言をしてやったり、厳しく接したり、
 叱ったりということも立派な愛情である(p201)


野村ノート
野村ノート
posted with amazlet at 10.01.21
野村 克也
小学館
売り上げランキング: 2036
おすすめ度の平均: 4.0
4 野村克也氏の人生論
3 内角を攻めてこさせないよう演技する
4 野球の話から人生を生きるヒントが得られる良書
5 野球に『論理』を初めて本格的に導入した野村ノート
5 野村の野球観、人生観が凝縮された一冊

【私の評価】★★★★★(92点)


■著者紹介・・・野村 克也(のむら かつや)

 1935年生まれ。
 1954年南海ホークス入団。
 1970年より選手兼監督。
 1978年ロッテに移籍。
 1980年引退、解説者となる。
 1990年ヤクルトスワローズ監督。
 1998年阪神タイガース監督。
 2002年シダックス監督
 2006年楽天イーグルス監督


━━━━━━━━━━━


■関連書評■

a. 「敵は我に在り(上巻)」野村 克也
【私の評価】★★★☆☆

b. 「コーチング」落合博満
【私の評価】★★★★☆


c. 「覚悟のすすめ」金本 知憲
【私の評価】★★★☆☆


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

いつも応援ありがとうございます
人気ブログランキング
に投票する

人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
44,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト一日一冊:今日の名言

自己プロデュース力
自己プロデュース力
posted with amazlet at 10.01.04
島田 紳助
ワニブックス
売り上げランキング: 151
【私の評価】★★★★★(92点)


■この本は島田 紳助が、吉本総合芸能学院(NSC)で
 漫才師の卵に、芸能界で「成功」する方法を講義した
 ものです。

 DVD「紳竜の研究」に収録されていましたが、
 本ではないので引用しにくいので、
 紹介していませんでした。


■紳助さんが話してくれるのは、
 正しい努力をしろ、ということです。

 それは、自分を知り、
 お客を知ってから、
 先輩のネタを研究して
 ネタを考えろ、ということです。

 そして、絶対勝てるところで勝負する。

 「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
 ですね。


・「X」は自分の能力。・・・「Y」は世の中の流れ。・・・
 この、「X」と「Y」がわかった時、初めて悩めばいい。
 「X」と「Y」がわからずにどんなに悩んだって、
 それは無駄な努力です。(p30)


■そして、努力の大切さを
 うまく説明してくれます。

 結果は、才能×努力。
 ただ、才能がない場合もある。
 けれども、努力できる能力があれば、
 必ずどこかで成功することができるのです。


■多分、普通の人が読んだら、
 「へー、そこまで考えて「お笑い」やっているんだ、
 とびっくりすると思います。

 やはり一流のプロは違います。

 非常にコンパクトな本ですが、
 読み応え十分で、
 本の評価としては★5としました。

 紳助さん、良い本をありがとうございました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・僕は自分が「オモロイ!」と思った漫才師の漫才を、
 片っ端からカセット・テープに録音していきました・・・
 今度は繰り返し再生して紙に書き出していく。
 書き出すことで、なぜ「オモロイ!」のかが
 段々とわかってきたのです。(p12)


・「父さん、昔NSCにおってん。才能なかったわ。
 だけどな、俺、全力でやってん。」って
 言えるぐらいのことをやらなくてはいけないんです。
 そこまでやって、初めて次に進めるんです。
 だから、最初に言った「5の努力」をして欲しいんです。(p102)


・今、いっぱいお金を持っている僕が、それでも、
 百パーセント君らに勝ったとは思えない。
 何が負けているのかと言ったら、それは、夢の数。
 そして若さ。(p125)


▼引用は、この本からです。

自己プロデュース力
自己プロデュース力
posted with amazlet at 10.01.04
島田 紳助
ワニブックス
売り上げランキング: 151
おすすめ度の平均: 4.0
5 よく考えているなあと感じる
1 暴力反対
4 自分のアピールの仕方を成功事例に基づき理解出来る
3 漫才にもマーケティング
4 島田紳助氏のマーケティング力にすぐれていることがわかります

【私の評価】★★★★★(92点)


■著者紹介・・・島田 紳助(しまだ しんすけ)

 1956年生まれ。


─────────────────

■関連書評■

a. 「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」島田紳助
【私の評価】★★★★★


b. 「哲学」島田 紳助、松本 人志
【私の評価】★★★☆☆


c. 「佐賀のがばいばあちゃん」島田 洋七
【私の評価】★★★★☆


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

いつも応援ありがとうございます
人気ブログランキング
に投票する

人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
44,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト一日一冊:今日の名言

日本一勝ち続けた男の勝利哲学 (幻冬舎文庫)
加藤 廣志
幻冬舎
売り上げランキング: 67069
【私の評価】★★★★★(96点)


■ この本の冒頭には、
 「指導者には燃えるような情熱が必要である」
 と書いてあります。

 そして、この本を読んでいるうちに、
 涙が出てきます。

 しかし、それは悲しくて涙が出るのではありません。
 その燃えるような情熱に泣けてくるのです。


・指導者は燃えるような熱い情熱がなければ駄目だ(p10)


■昭和55年、高校バスケット全国選抜大会後、
 著者は、レギュラー選手Kを控えに回しました。

 それを面白くないと思ったKは、
 柄の良くない仲間と付き合ったり、
 髪の毛を染めたりするようになりました。

 そして、著者のところに来て言ったのです。

 「先生、俺バスケットやめる。全然、面白くねえ」(p155)


 その時、著者は「バカヤロー」と叫んで
 Kを殴ろうとしたら、うまくよけられて
 ガラス窓を壊してしまいました。

 手は骨が見えるほど切れ、
 血が噴き出しました。

 Kは真っ青になって、

 「先生、もうやめるなんて言わないよ。
  死んでもやめるなんて言わねえよ」(p156)

 と叫ぶと、逃げていきました。


■その後Kは、頭を丸めてコートに戻り、
 必死に練習に取り組み、高校三冠達成、
 日本代表選手となりました。

 その後も二十年連続で選手として
 国体出場しています。

 Kはあの瞬間から
 「死んでもバスケットをやめない」
 人間になってしまったのです。


■こんなエピソードがいっぱいの
 感動の一冊です。

 できれば講演で聞くのが最高ですが、
 この本でも十分泣けると思います。

 本の評価としては★5つとしました。
 泣ける本に加えることにしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私の書斎には人生を決めた一冊の本があります。
 昭和二十六年に刊行された『Rupp's BASKETBALL』(p25)


・「食器を下げるついでに、実際に食事を作ってくれた方々に、 
 大変おいしかった、とお礼を言ってきなさい」と指導しておりました。
 ・・・旅館の人や周辺の人は能代工の味方になってくれます(p115)


・優秀な監督は、生徒たちにスポーツの本当の楽しさや、
 自分を追い込むことの大切さを理解させています。(p154)


・目標を失いがちな控えの選手にいかに目標を持たせるか・・・
 彼らにもそれぞれ仕事を与えてやるのです。たとえば、データ処理。
 彼らの上げてきたデータを基にして、練習をするのです(p204)


▼引用は、この本からです。

日本一勝ち続けた男の勝利哲学 (幻冬舎文庫)
加藤 廣志
幻冬舎
売り上げランキング: 67069
おすすめ度の平均: 4.0
4 参考ににります。

【私の評価】★★★★★(96点)


■著者紹介・・・加藤 廣志(かとう ひろし)

 1937年生まれ。
 秋田県立能代工業高等学校教諭、バスケットボール部監督。
 在任中の三十年間でインターハイ七連覇を含む
 計三十三回の全国制覇を達成。
 98年退職し、現在、能代山本スポーツリゾート
 「アリナス」館長を務める。


■関連書籍

"指導者"で検索


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

いつも応援ありがとうございます
人気ブログランキング
に投票する

人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
44,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト一日一冊:今日の名言

リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)

【私の評価】★★★★★(95点)


■木村さんは、家族が農薬で体を壊したことを
 きっかけとして、リンゴの無農薬栽培に
 挑戦しました。

 その代償は、9年間無収穫というものでした。


  ・私のような栽培を来年からすぐというと、それはやはり難しい。
   ・・・田んぼは三年かかります。・・・前年度の肥料や除草剤の
   成分が残っているからです。・・・リンゴは八年かかります。(p193)


■9年間の試行錯誤の中で見えてきたのは、
 現代の農業は、肥料で強制的に栄養を与え、
 害虫は農薬で殺すという人工的なものであるということです。

 木村さんはこうした工業製品を作るような農業は、
 いずれ土壌の力を失わせ、
 環境汚染を発生させていると指摘しています。


  ・みんなが肥料、農薬、除草剤を使わなければ、
   川も海もきっときれいになります。・・・
   石灰ボルドー液による重金属汚染の広がりが心配です(p197)


■しかし、現実には肥料、農薬を使わないで、
 本当に農業が商売として成り立つのか
 心配する農家が多いそうです。

 木村さんは、その時は、
 収穫が少なくなるかもしれないけれど、
 農協に支払っている肥料や農薬代が減るので
 けっこう儲かるよ、と説明するそうです。


  ・私は農家の人にこう言います。「あなたがたは一万円の売上に
   七千円の経費をかけています。肥料、農薬、機械に七千円も
   かけているのです。・・・自然栽培は肥料、農薬を使いません。・・・
   半分の五千円の売り上げでも、経費を千円以下に抑えられます(p194)


■私が衝撃を受けたのは、
 肥料、農薬を使わなければ、
 害虫が発生しないということです。

 つまり、害虫は、人が食べてはいけない有害な野菜だけを
 食べてくれているということです。

 これは、映画「風の谷のナウシカ」で
 腐界やオームが地上の有害物資を取り除こうとしていることと
 全く同じことです。

 人間は、そうした自然の浄化能力を知らずに、オームのように
 農薬で虫を殺し、どんどん農薬と肥料をまき、
 環境汚染を進めているのです。


  ・バランスのとれた土壌で、農薬を投与しなければ害虫は
   発生しません。私は人が食べてはいけない有害物質を
   害虫が代わって食べてくれているのだと思っています。(p184)


■農業関係者の方が読んだら、どんな感想を持つのか
 非常に興味深い一冊でした。

 農業経験がないので、見えないところがありますが、
 本の評価としては★5つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・「家族がみんな、金持ちで幸せに暮らせますように」などと
   人間は願います。神様が木や鳥やすべての地球上の生き物の
   願いを聞きます。すると何のお願いが一番多いでしょうか。
   「人間が地球からいなくなった方がいい」(p5)


  ・イネが米を作っているんですよ。イネがあなたたちの生活を
   支えているんですよ。そのイネはどこで育ちますか?田んぼです。
   収穫が終わってから田んぼに行って一言でもお礼を言う気持ちに
   なってください(p98)


  ・有機農業は施される堆肥を間違うととんでもないことになります。
   ・・・硝酸態窒素濃度の高い資料を与えたために、牛が死んだ・・
   未成熟堆肥を作物に使うと、家畜糞尿に含まれる硝酸態窒素が
   作物に入ってしまいます(p106)


  ・雑草を丁寧に取っていると、土が固まってしまいます。
   土をつくるために草ぼうぼうにしてください。・・・
   雑草の力はすごいです。(p159)


  ・土に温度の低いところがある場合、壊さないと何年やっても
   ダメなのです。・・・五十センチの穴を掘って、十センチごとに
   温度を測ってみます。・・・大麦はその層を壊していきます(p170)


▼引用は、この本からです。 

リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)
木村 秋則
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 168
おすすめ度の平均: 5.0
5 たいへん劇的な成功物語。
5 大地の力と向き合う
5 奇跡のリンゴとNHKプロフェッショナルで伝えてないこと
5 たかがリンゴの話に、心打たれるのはなぜ?
5 やがては地球を救う・・・かもd^^;

【私の評価】★★★★★(95点)


■著者紹介・・・木村 秋則(きむら あきのり)

 1949年青森県生まれ。高校卒業後、川崎のメーカーに
 集団就職するが、1年半で退職。71年に故郷に戻り、
 リンゴ栽培を中心とした農業に従事。
 家族が農薬で病気になったことをきっかけに78年頃から
 無農薬・無肥料栽培を模索。
 十年近く収穫ゼロとなるなど苦難の道を歩みながら、
 完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功する。
 現在、全国で農業指導を続けている。


─────────────────

■関連書評■

a. 「奇跡のリンゴ」石川 拓治
【私の評価】★★★★★

b. 「ニンジンから宇宙へ」赤峰 勝人
【私の評価】★★★★☆

c. 「日本の食と農」神門 善久
【私の評価】★★★☆☆


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

いつも応援ありがとうございます
人気ブログランキング
に投票する

人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
44,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト一日一冊:今日の名言

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録

【私の評価】★★★★★(95点)


■青森県に20年前からリンゴの無農薬栽培に挑戦した
 木村秋則さんという人がいます。

 木村さんは、本屋さんで出会った一冊の本から、
 無農薬栽培の可能性を知り、
 自分のリンゴ畑で実験を始めました。


■しかし、農薬を使わなければ、
 病気が蔓延し、虫が大量発生し、
 リンゴの木は弱っていくだけです。

 木村さんは、何年も試行錯誤を繰りかえしました。

 しかし、どんなに虫を手で取っても、
 農薬の代替品を試してみても
 状況は変わりませんでした。

 虫が大量発生し、
 周りの農家からも白い目で見られ、
 村八分になったのです。


  ・無農薬でリンゴを栽培することは、
   木村にとっては夢でも、
   他の農家には狂気の沙汰の空想でしかないのだ。(p96)


■無農薬に取り組んだ6年間、どんなに努力しても、
 周りの農家から村八分にされ、家は貧しくなり、
 畑ではリンゴの木が弱っていくだけでした。

 悩みに悩んだ木村さんは、
 岩木山にロープを持って登り始めました。
 死ぬつもりだったのです。

 しかし、そこで木村さんは魔法の木と出会いました。
 肥料もなく農薬もない山の中で、一本のドングリの木が、
 元気にそびえていたのです。


■木村さんはそのドングリの木を見て、
 一瞬で理解しました。

 何が自分のリンゴの木と違うのか?

 それは、木が根を生やしている地面が違ったのです。
 ドングリはふかふかの虫や微生物がいっぱいの
 地面に長い根を広げて立っていたのです。

 自分のリンゴの地面は固く、
 木の根も数メートルくらいの弱弱しいものでした。


  ・雑草なんか生やしたら、養分を奪われてもっと弱くなってしまう
   と思ったのさ。だけど、親父の言う通りだった。
   雑草が土を耕してくれていたんだな。(p131)


■木村さんはそれから、
 土作りに取り組みました。
 雑草をはやしました。
 山の土地を再現するためです。

 そして10年目にやっとリンゴっぽい
 リンゴを収穫することができました。

 しかし、それは、無農薬リンゴを売るための
 苦労の始まりだったのです・・・


■私は、木村さんは、「風の谷のナウシカ」と
 同じだと思いました。

 映画「風の谷のナウシカ」では、人間から嫌われる腐海が、
 実は、汚染された土地を浄化していることを
 ナウシカが発見します。

 一方、木村さんが発見したのは、
 雑草は土地を耕し、
 肥料はリンゴの木を弱らせるということです。

 農薬、肥料に頼り、作物を弱らせる農業は、
 化学製品を作っているようなものです。

 いずれ石油が枯渇し、値段が高くなっていけば、
 衰退する運命にあります。
 その矛盾に気づいたのです。


  ・肥料を与えれば、確かにリンゴの実は簡単に大きくなる。
   けれど、リンゴの木からすれば、安易に栄養が得られるために、
   地中に深く根を張り巡らせなくてもいいということになる。(p187)


■木村さんの無農薬への取り組みの凄さとともに、
 本書をまとめた石川 拓治さんの力量に感嘆しました。

 「本でなければ伝えられないことがある」と
 確信する一冊です。
 文句なく★5つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・実験を始めたわけ。米の栽培も一年に一回しか
   試せないから、お酒のワンカップあるでしょう、
   あの空き瓶を酒屋からたくさん貰って来て実験したのな(p89)


  ・人間に出切ることなんて、そんなたいしたことじゃないんだよ。
   ・・・私じゃない、リンゴの木が頑張ったんだよ。・・・主人公は
   人間じゃなくてリンゴの木なんだ・・・それがわかるまで、
   ほんとうに長い時間がかかったな(p167)


  ・エジプトもメソポタミアもインダスも、古代文明の
   繁栄した土地は、ことごとく砂漠化した。森林を伐採し、
   破壊し尽くしてしまったからだ。(p195)


▼引用は、この本からです。

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
石川 拓治 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
幻冬舎
売り上げランキング: 38
おすすめ度の平均: 5.0
5 リンゴに留まらない
4 本の表紙そのままのイメージ、魅力本です。
4 ライターの文章力も良し
5 この1冊には人生の明暗があります
5 出来たリンゴは奇跡ではなく自然に従った結果だが

【私の評価】★★★★★(95点)


■著者紹介・・・石川 拓治(いしかわ たくじ)

 1961年生まれ。ノンフィクションライター。
 著書多数。


─────────────────

■関連書評■
a. 「調理場という戦場」斉須政雄
【私の評価】★★★★★

b. 「ラストホープ」福島孝徳
【私の評価】★★★★★


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキング
に投票する

人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
40,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト発行者の日記

成功者の習慣 成功する人は何が違うのか
【私の評価】★★★★★(94点)


■車でこのCDを聞いていました。
 やはり、原田先生はすごい。
 このCDを繰り返し、聞いています。

 やはり成果を出している人は、
 ツボを抑えていると思います。


  ・これが方程式です。1番目はイメージ、
   2番目がすさみ除去。すさみ除去の原則としては3つ。
   それは場を清める。整理整頓、環境美化というか。
   それから時を守る。時間厳守。礼を正す、あいさつ(p2)


■これだけ成功している原田先生ですが、
 最近、重要視しているのは、
 組織の文化を作ることだといいます。

 つまり、一人のカリスマが組織を成功させても、
 そのカリスマがいなくなれば、組織は元に戻って
 しまいます。

 ですから、カリスマでなく組織の文化を作る。
 そうすれば、その文化は引き継がれていくのです。


  ・優秀な店長には教科書を作れと言って、作らせています。
   マイ教科書。会社のツール、ノウハウ論じゃなしに。
   ご自身の教科書を作って、それを基に教えなさいと。(p9)


■本質的な成功の定義を定めた上で、
 具体的な手法にまで落としていく
 原田先生に感動しました。

 これを中学生に適応して
 実績を出しているのは驚異的です。
 (自分の息子が中学生であることもありますが・・・)


  ・僕らの成功の定義は、「自分にとってその目標が、
   まず価値がありますか?」。価値ある目標を今度は
   作戦の中で、「いつ達成するのか日付を入れなさい」と。(p14)


■実はそうしたテクニックを
 既に知っている自分がいるのですが、
 それを使いこなしていない自分に気づき、悔しくなりました。

 行動し、成果を出さなくては意味がないのです。
 まず、息子で実験してみることにしました。


  ・いい先生は誰かといったら、やっぱり子どもに夢を与えて、
   自ら夢をバーッと追いかけていく。僕の場合は
   「日本一にしよな」「日本一の学校にしよな」(p10)


■久しぶりに興奮しました。

 まだ読んでいない原田先生の本を
 アマゾンで注文しました。

 文句無く★5つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・僕らの日誌とは何かといいますと、1つは今日のよかったこと、
   マル、何が良かったか。2番目。今日のだめだったこと、ペケ。
   3番目。その2つのことから考えられる原因、理由と改善。
   4番目。じゃあそのことを踏まえて、明日どうするか(p7)


  ・自分らしい目標か。自分にふさわしい自分らしいものを、
   目標として設定しなさいと。それが日本一の子もいれば、
   学校一の子もいる。(p8)


  ・持論とか、自分の理念とか、自分の哲学とか。
   持論のないやつは、経営できないでしょ。
   人から見たら多少変であっても、その人が
   持論で理念で語れなかったら、
   部下はついてこないでしょ。(p21)


  ・やっぱり物事の8割以上は、
   その人のやる気とか元気とか情熱という、心の燃えている
   部分が影響します。だから常に燃えているようにするために、
   「燃えている人を友達に持ちなさい」。(p25)


▼引用は、この本からです。

成功者の習慣 成功する人は何が違うのか
原田隆史
ビジョネット (2008-03-31)
売り上げランキング: 613

【私の評価】★★★★★(94点)


■著者紹介・・・原田隆史(はらだ かたし)

 「究極の荒れた学校」とまで言われた大阪市立松虫中学校に赴任し、
 「陸上部の子どもたちを2年後に日本一にする」と宣言して実現。
 赴任後7年間に、陸上競技個人種目で13回の日本一を達成。
 地元大阪では「生徒指導の神様」と呼ばれる。


─────────────────

■関連書評■
a. 「夢を絶対に実現させる方法!」原田 隆史
【私の評価】★★★★★

b. 「大人が変わる生活指導」原田 隆史
【私の評価】★★★★★


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキング
に投票する

人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
40,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト発行者の日記

田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則! (ソニー・マガジンズ新書)

【私の評価】★★★★★(92点)


■北海道で生キャラメルを売りまくっている
 タレント田中義剛さんの一冊です。


■"よしたけ"さんは、30代でタレントとして
 それなりに成功していましたが、
 浮き沈みの激しい芸能活動に危機感を持っていました。

 遊びほうける生活の中で、
 これは自分の求めている生活ではない、
 と感じていたのです。


■そして、35歳のときに
 前から興味を持って勉強していた
 牧場経営を北海道で開始します。

 しかし、実際には牧場経営は
 夢に描いたイメージとは異なり、
 いろいろ苦労があったようです。

 さらに10年間赤字が続き、
 芸能界活動の収入で
 それをカバーしてきました。


  ・農協からも無理難題を吹っかけられた。
   家畜をたくさん飼え、機械を買え、ローンを組め、貯金をしろ、
   言うことを聞け・・・。一方的な指導ばかり(p88)


■そうした"よしたけ"さんがブレイクした
 秘訣は、高く売れる商品開発力です。

 1リットルの牛乳は75円。
 1リットルからチーズを作ると500円。
 自分のレストランで売れば1000円。
 牛乳を農協に売っているだけでは、儲からないのです。


  ・このご時世に、「どうやったらたくさん牛乳が搾れるか」
   などという授業を受けていても仕方がない。肝要なのは、
   「どうやったら売れる商品を作れるか」ということ。(p180)


■田中義剛さんは、現代のシュリーマンだと思いました。

 シュリーマンは、子供のころの夢であった
 トロイの遺跡を発掘するために実業家として財産を作り、
 その資金で遺跡を発掘しました。

 田中義剛さんは、夢の牧場経営をするために、
 芸能界で稼ぎ、夢を現実化したのです。

 なんだか羨ましいな~と、
 思わせてくれる一冊でした。
 本の評価としては★5つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・俺は常に、「廃棄物になってしまうものを使って
   なんとか商品化できないか?」ということを
   考えている。(p22)


  ・百貨店などと組むようになると、独占販売の話を持ちかけられる
   ことはよくある。でも、そこでその話をそのまま受諾してはダメ。
   「よそで売るな」と言われたら「年間保障してください」ぐらいの
   条件を提示しなくては。(p135)


  ・今の時代なら「二兎も三兎も追いながら
   時代に風穴を開けて、自己実現を完成させる」
   というのが正しいやり方ではないか。(p154)


▼引用は、この本からです。

田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則! (ソニー・マガジンズ新書)
田中義剛
ソニー・マガジンズ
売り上げランキング: 30027
おすすめ度の平均: 5.0
4 中小企業の進むべき姿
5 生キャラメル・クリームを食べました
5 経営者としての田中義剛は凄い!
5 ノウハウ満載!

【私の評価】★★★★★(92点)


■著者紹介・・・田中義剛(たなか よしたけ)

 1958年生まれ。青森県八戸市出身。
 1980年、北海道で芸能活動を開始。
 1987年より東京で芸能活動を開始。
 1993年より北海道で牧場経営を開始。


─────────────────

■関連書評■
a. 「仕事が夢と感動であふれる5つの物語」福島 正伸
【私の評価】★★★★☆

b. 「夢はかなうきっとかなう」北原 照久
【私の評価】★★★★☆


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
40,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト発行者の日記

編集者という病い
【私の評価】★★★★★(91点)


■私の書評ブログ内を「幻冬舎」で検索してみました。

 こうして検索結果を見てみると幻冬舎の本は、
 迫力があり、中身の濃いものが多い。
 当然★も多く、すごいことだと思います。


■本書は、角川書店を飛び出し、幻冬舎を作り上げた
 見城さんの自叙伝になっています。

 どうやって尾崎豊、石原慎太郎、坂本龍一、松任谷由美、村上龍
 のようなきら星のような人と人間関係を作ることができたのか?

 それは、見城さんが死ぬ気で作家と付き合っていたからです。


  ・書き手に死ぬ気でお願いするっていう以外には僕らの
   仕事は進行しない。僕が部下に言っているのはたった一つです。
   「お前の人生の重さの中でものを言わない限りは、書き手に対して
   説得力がないし、書き手はおまえに何かをやってやろうとは思わないよ」
   と。だから、キッチリ自分の体重をかけろって。(p227)


■大物と仕事をしたい。
 好きな人と仕事をしたい。その思いをぶつけていく。
 だから本気であらゆる努力ができるし、
 しなくてはならない。そうした迫力を感じました。

 作家も、幻冬舎の編集者の迫力に、
 全力で書かなくてはならないという
 気になるのでしょう。


  ・大家といわれる人たちには、あらゆる手段を使って・・・
   手紙を毎日書いてみたり・・・近づいていく。もちろん、
   その人の作品が好きじゃないとそこまでできない。
   好きであればどんな努力でもできる。(p147)


■見城さんは、小さいころいじめられていたそうです。
 "タコ"というあだ名で馬鹿にされた。
 そうした劣等感に対して、自分の価値を証明するために、
 挑戦してきたように感じました。

 60歳を前に、俺の人生はなんだったのかと、
 本書をまとめられたのでしょうが、
 すごい本を作ってきたという実績は、微動だにしません。
 ★5つとしました。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・当時は角川書店とは仕事をしないという作家がいっぱい
   いましたから、とにかくその人たちを落としてきて
   仕事をしよう、そうじゃなかったら自分の価値はない、
   そう思った。(p146)


  ・これは面白いと思った連中に肩入れするわけですよね。
   こんな面白い芝居が知られていないのが悔しい。俺が
   世に広めたいと思い始める。そのために、あらゆる協力
   を惜しまなかった。そうやって・・・
   どんどん有名になっていくわけです。(p184)


  ・小さなことにくよくよするな!なんてウソだ。
   小さなことにくよくよせずに、大きなことを
   プロデュースでいるわけがない。(p196)


  ・そもそも利益構造、流通制度が、後発の出版社には利益が少ない
   ようにできているんだから、新しい出版社が育っていくのは難しい。
   ・・・大手の出版社なら取次に千円の本を720円で卸せるわけ。
   ところが、新参の出版社は620円でしか卸せない。(p239)


▼引用は、この本からです。

編集者という病い
編集者という病い
posted with amazlet at 08.12.04
見城 徹
太田出版
売り上げランキング: 17424
おすすめ度の平均: 4.0
3 この編集者になら、書いたものを託したくなる
4 漠然としたものではあるが
3 編集者として有名になるには
5 仕事の作法
4 「編集者という病を背負った人間の総決算」

【私の評価】★★★★★(91点)


■著者紹介・・・見城 徹(けんじょう とおる)

 1950年生まれ。幻冬舎代表取締役社長。  
 1975年角川書店入社。
 1993年幻冬舎を設立。
 2003年幻冬舎がジャスダックに上場。

─────────────────

■関連書評■
a. 「成功の9ステップ」ジェームス・スキナー、幻冬舎
【私の評価】★★★★☆

b. 「人生百年私の工夫」日野原重明、幻冬舎
【私の評価】★★★★☆


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
40,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト発行者の日記

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))
【私の評価】★★★★★(94点)


■この「ブランド人になれ!」は、
 メルマガを発行する前から読んでいた一冊でしたが、
 まだ、ご紹介していなかったことが判明し、
 急遽、ご紹介することにしました。


■当時の私は普通のサラリーマンであり、
 何かを探していたような気がするのです。

 そうしたとき、この本を読んで衝撃を受けたことを
 再読して思い出しました。


  ・「若い諸君、なにかしら生きた証(あかし)を残したまえ」
   アンドリュー・カーネギー(p21)


■当時の私には何もありませんでした。
 仕事に追われる毎日です。

 そうしたとき、つまんねえ仕事はない。
 すげえプロジェクトに変えてみろ!と挑発されて、
 社内で情報提供メルマガをはじめた記憶があります。

 社内のキーマンに週一回、本店の情報を提供し、
 その最後には読んだ本から名言を紹介することにしたのです。


  ・下っ端のあなたには、つまらない仕事しか回ってこない
   かもしれない。さて、問題はそこから先だ・・・。「つまんねえ」と
   言いながら仕事に取りかかるか、それとも、その「つまんねえ」仕事を
   「すげえ」プロジェクトに変えてやろうと思うか。(p101)


■そうした社内メルマガ発行を継続できたという自信から、
 このメルマガ「一日一冊」が生まれたように思うのです。

 こうして考えてみると、この本は、
 このメルマガの発端になった本なのかもしれません。


  ・「終わりなき鍛錬の中に、人生の意味はある」
   ジョージ・レナード(p56)


■なにかやってみよう!と思わせてくれる一冊だと思いますし、
 実際に私はやってみて今があるわけです。

 本の評価としては、私の思い出の一冊であり、
 私自身を形作った一冊ということで、
 ★5つといたします。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・「充実した人生を送る秘訣は、仕事を持つこと、
    心血を注げるなにかをもつことだ。
    そして、いちばん大切なのは、そのなにかとは、
    自分にはできそうもないことでなければならない。」
   ヘンリー・ムーア(彫刻家)(p28)


  ・人間はみんな、本来すごい力を持っている。
   「何ができないか」を学校で教えてもらい、会社に入ってからは
   「きみには無理だ」と上司に言われ続けてきたために、
   その力が檻に閉じ込められているだけなのだ。(p51)


  ・私の付き合っている人、
   付き合っていない人が、
   そのまま私を映し出す鏡になる(p124)


  ・ビジネス誌などを読んでいて、挑発的な記事を見つけ、
   なにか刺激されるところがあったら、その著者に
   電子メールを送ろう。・・・返事が来る確率はかなり高い。(p200)


▼引用は、この本からです。

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (1))
トム ピーターズ
阪急コミュニケーションズ
売り上げランキング: 2881
おすすめ度の平均: 4.5
5 The Brand You 50
3 彼はブランド人か?
4 ゆでガエルになる前に自己革命を起こそう
1 著者と本を切り離して考えるべしかと・・・
5 ブランド人になろう!

【私の評価】★★★★★(94点)


■著者紹介・・・トム・ピーターズ

 米国の経営コンサルタント。
 著書多数。

─────────────────

■関連書評■
a. 「自分ブランドで勝負しろ!」藤巻幸夫
【私の評価】★★★★☆

b. 「知能販のプロになれ!」トム・ピーターズ
【私の評価】★★★☆☆


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
45,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト発行者の日記

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書 新赤版 1143)
【私の評価】★★★★★(92点)


■私は、「カリオストロの城」「風の谷のナウシカ」
 「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」が大好きです。

 つまり、宮崎駿の作品が大好き。
 宮崎駿は、本当に天才だと思います。


■この本では、
 ジブリでの映画作りの現場のドタバタ、
 人間模様、組織のしがらみなどが、
 プロデューサーである著者の視点から語られます。

 製作に携わる人たちが知恵を出し合って、
 映画が作られていくのがわかります。

 宮崎駿のエピソードには、
 宮崎駿は良いも悪いもある人間だったんだ・・・と、
 不思議な感覚を持ちました。


■「風の谷のナウシカ」のラストは、
 実は、オームの前にナウシカが降ろされたところで
 終わるはずだったとか、

 「もののけ姫」というタイトルは、
 宮崎駿としては「アシタカせっ記」にしたかったなど、
 ジブリ・ファンなら必読の一冊となっています。

 私は、ファンなので文句なく★5つとしました。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・宮(宮崎駿)さんは岩波新書の中尾佐助『栽培植物と農耕の起源』
   の話ばかりしていたことがあります。宮さんに
   「鈴木さん、これ読んだ?」と聞かれて、「いや、それは読んでない」
   といったら、いきなり「無知ですね」。(p29)


  ・高畑さんに聞いたことがあります。
   「プロデューサーでいちばん大事なことはなんですか?」。
   高畑さんの答えは明快でした。
   「それは簡単です。監督の味方になることです」。(p43)


  ・『トトロ』・・・じつは「儲けなくてもいい」
   という姿勢でのぞんだのに、結果として
   最大の収益をあげる作品になった(p80)


  ・正直いいますと、ジブリがここまで続くとは
   誰も考えていませんでした。
   一本成功したら次をやる。失敗したらそれで終わり。(p138)


▼引用は、この本からです。

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書 新赤版 1143)
鈴木 敏夫
岩波書店
売り上げランキング: 532
おすすめ度の平均: 4.5
4 楽しく大変に
5 正直、鈴木さんは「やっぱり凄い人だな」と思った。
4 聞き書きは共著にするべきだ
5 もう一度以前に見たジブリ作品が見たくなった。
4 鈴木プロデューサーの職歴書

【私の評価】★★★★★(92点)


■著者紹介・・・鈴木 敏夫(すずき としお)

 1948年生まれ。
 1972年徳間書店入社。
 「アニメージュ」編集部を経て、
 「風の谷のナウシカ」を機に映画製作を開始。
 1989年よりスタジオジブリ専従。
 プロデューサーとして「もののけ姫」
 「千と千尋の神隠し」などを大ヒットさせる。
 現在、スタジオジブリ・代表取締役プロデューサー。

─────────────────

■関連書評■
a. 「誰?-WHO AM I?」渡辺 謙
【私の評価】★★★☆☆

b. 「何気ないことを大切にする仕事術」立川 直樹
【私の評価】★★☆☆☆


読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト発行者の日記

1 2 3

最近のLine up

バックナンバー

Powered by Movable Type 4.25

最近のコメント