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「1%の努力」ひろゆき

2021/04/19公開 更新
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「1%の努力」ひろゆき


【私の評価】★★★★★(95点)


要約と感想レビュー


 著者のひろゆきさんは2チャンネルの管理人として有名な人です。現在は、英語圏向けの4chanの管理人をしながらフランスのパリ在住だという。ドワンゴ取締役のときには、ニコニコ動画を立ち上げており、新しいことを立ち上げるのが得意のように見えます。


 子どもの頃から落ち着きがなく面白いことだけに集中してしまうひろゆきさんは、自分のことをADHD(注意欠陥・多動性障害)ではないかと分析しています。だからコツコツ努力することは自分にはできない。かといって、天才的な発想ができるわけでもないと、自分を分析。だから自分はその中間で努力せずにブラブラしながら天才の発想に乗っかって好きなプログラムをしながら、今の自分の立ち位置を作ってきたのだという。それが1%の努力なのです。


・「2チャンネル」はほかのサービスのいいところをマネた。「ニコニコ動画」は、ドワンゴの社員のアイデアに乗っかった。努力しない努力(p5)


 面白いのはひろゆきさんは大学生時代のバイト経験の中で社会の仕組みや、人間というものの本質を学んだという。ご飯の皿を洗わない人間。宅配バイクのガソリンを盗む人間。店のジュースを飲む人間。クレーム対応すれば怒ってばかりのクレーマーもいるし、失敗しないよう何もしないで退職金をもらって逃げ切る予定のおじさんもいる。
 

 世の中はそんなクソ野郎でもなんとか回っているのです。著者はそうした職場の中でいかに自分として楽しめるのか、面白いことを探しながら楽しんでいたというのです。確かに面白いことをやっているように見えますね。


・求められていることは最低限やりつつ、いかに自分の楽しめるポイントを見つけられるか。これが働く上でのコツだった(p93)


 遅刻しようが人を待たせようが眠むたければ寝るという考え方だけは理解できませんが、他の考え方は私と似ていると思いました。自分の個性と特徴を理解し、その与えられた力の中でどう楽しめるのか、ということです。


 外から見ると、自分勝手に生きているように見えるかもしれませんが、自分らしく生きているという見方もできると思うのです。もし金がなくても、家がなくても自分は生きていけると断言するひろゆきさんの生命力が印象的でした。ひろゆきさん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・「優先順位」・・・遅刻しようが何をしようが、「いま、寝たい」という気持ちを一番大事にしている(p74)


・今週を振り返ってみて、1つでも「新しいこと」はあっただろうか(p241)


・チャンスは一瞬で目の前を通り抜ける・・・つねに「余裕」を持っていないと掴むことはできない(p59)


・会社を作ったり、株を買ったりするわけだが、「儲けたい」という気持ちは小さい。遊びの延長であり、そこの輪に入るための入場料を支払う感覚に近い(p61)


・コンビニでヒマな時間をボーッと過ごしているほうが、僕にとってはストレスが大きかった。おそらく、それとは逆の人もいるだろう(p97)


・日本はそのような社会なので、僕は「小さな企業で苦労するより、ますは大企業に入ったほうがいい」と言っている(p212)


・「男ですが秘書検定1級を持っています」「紙の時代は終わったと思います」こういうことを言えるのが、逆張り思考の人だ(p154)


・モノを手にいれるということは、その後のメンテナンスを引き受けるということだ。そう考えると、モノがないことも豊かさだと捉えることができる(p41)


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▼引用は、この本からです
「1%の努力」ひろゆき
ひろゆき、ダイヤモンド社


【私の評価】★★★★★(95点)


目次

エピソード1団地の働かない大人たち ―「前提条件」の話
エピソード2壺に何を入れるか ―「優先順位」の話
エピソード3最後にトクをするのは誰? ―「ジレンマ」の話
エピソード4どこにいるかが重要 ―「ポジション」の話
エピソード5人間がすべきこと ―「パターン化」の話
エピソード6ラクな抜け道はどこだ ―「思考実験」の話
エピソード7働かないアリであれ ―「個人と集団」の話



著者紹介

 西村博之(にしむら ひろゆき)・・・1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。


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