「僕が親ならこう育てるね」ひろゆき(西村博之)
2023/12/17公開 更新武山由佳 [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
要約と感想レビュー
私には4歳の娘と2歳の息子がいる。幸い、たまに熱を出したり風邪をひくことはあるものの、健康にすくすく育ってくれている。それだけで充分と言う人もいるだろう。
しかし、子供たちへの教育に関して考えることが多く、「今日の声のかけ方は良くなかったな」「子供たちの『やりたい』を大事にする方法は何があるのかな」など自問自答の日々だ。
少しでも育児へのヒントになればいいなと思い、この本を開くとさっそく、「これだ」と思う文章があった。
「うまくいく人の多くは『行動力』と『好奇心』の両方を兼ね備えています」(P.11)
「うまくいく人」の定義は人それぞれだろう。私の考える「うまくいく人」とは、「自分で人生を切り開ける人」だと思う。
そしてそれは、「何が起きても大丈夫」と自分を信じる気持ちが土台になると考えている。そのために今できることをやってあげたい、と。さらに筆者はこう続ける。
「行動力の源になるのが好奇心」(P.11)
「ある程度のゆるさを持った頑張りすぎない躾で、子供の好奇心を見守るというのはスゴく大切なことなのではないでしょうか」(P.12)
躾を頑張りすぎると、子供の行動をコントロールしようとして、そしてそれはだいたいできずに終わり頭ごなしに叱りがちだ。「わかるわかる」と頷いてしまった。
毎日いろんなことが起こり、ゆるーく見守るのが難しいこともある。ただ、「今は好奇心を育てている時期なんだ」と意識することで少し育児にゆとりが持てる気がした。
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
目次
第1章 頑張りすぎない親になる
第2章 子どもの正しい勉強の向き合い方
第3章 子どもとお金とインターネット
第4章 日本のバカな学校&子育て環境
著者経歴
ひろゆき(西村博之)・・・1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。
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