飛鳥新社 (2003/10)
売り上げランキング: 8,561

日本人が忘れつつある大事なものを思い出させてくれます
素晴らしいの一言。
人のこころに「つながり感」を取り戻す●アメリカのインディアン、オーストラリアのアボリジニ、メキシコの
インディオ、北海道のアイヌなど先住民といわれる人たちがいます。
これら先住民は、精神的に非常に高いレベルの文化を持っていました。
しかし、その文化は消えようとしています。
・白人がアメリカに移住する前は、推定一千万人いたとされるインディアン
は、白人の直接間接の虐殺によって、その九五パーセントが死に絶えまし
た。(天外)(p165)
●本書は、アメリカン・インディアンの自然と一体であるという思想こそ、
ストレスの多い現代社会で見直すべきものと提案しています。
・自分の身の回りにあるものや自分の身に起きることをすべて創造主からの
プレゼントと見なし、全部を受け入れていこうという思想(天外)(p28)
●私にはインディアンの考え方は、一昔前の日本人の考え方と似ていると
感じられました。
お年寄りについての考え方も、核家族化が進む日本への警鐘になっている
ように感じます。
・お年寄りと子どもを離してはいけない。彼らを引き離すことは、過去と
未来を断つことと同じだ(ラコタ族長老のことば)(p64)
●日本のよさ、インディアンのよさを再認識するとともに、日本人が
先住民のようにならないように、何をすべきか考えさせられる一冊
でした。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・インディアンの長老は、「自分の生きざまが子どもたちへのプレゼント
だ」と考えています。(衛藤)(p133)
・インディアンにしてみれば、お年寄りが一人亡くなるということは、
図書館が一つなくなるくらいの大きな損失なのです。(p117)
・いま私たちに本当に足りないのは、自信なのだと思います。自信がないから
こそ役職や名誉や大きな家といった外側の条件にこだわり、いつも社長と
して扱われたいとか、えらい先生として接してほしいなどと思い、他人と
自分を比較してしまうのです。(衛藤)(p138)
・私はサムライだ。不親切にされても親切に答えるというのは、日本の
サムライのスピリッツだからな。それくらいは覚えておけ。今後日本人
に会っても、決してバカにするな(衛藤)(p42)
「イーグルに訊け」天外 伺朗、 衛藤 信之、飛鳥新社 (2003/10) ¥1,890
(評価:★★★☆☆)
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