「イーグルに訊け」天外 伺朗、 衛藤 信之

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イーグルに訊け―インディアンの人生哲学に学ぶ

【私の評価】★★★☆☆(74点)


●アメリカのインディアン、オーストラリアの
 アボリジニ、メキシコのインディオ、
 北海道のアイヌなど先住民と
 いわれる人たちがいます。


 これら先住民は、
 精神的に非常に高いレベルの文化を
 持っていました。


 しかし、その文化は
 消えようとしています。


 ・白人がアメリカに移住する前は、推定一千万人いたとされる
  インディアンは、白人の直接間接の虐殺によって、
  その九五パーセントが死に絶えました。(天外)(p165)


●本書は、アメリカン・インディアンの
 自然と一体であるという思想こそ、
 ストレスの多い現代社会で
 見直すべきものと提案しています。


 ・自分の身の回りにあるものや自分の身に起きることを
  すべて創造主からのプレゼントと見なし、
  全部を受け入れていこうという思想(天外)(p28)


●私にはインディアンの考え方は、
 一昔前の日本人の考え方と似ていると
 感じられました。


 お年寄りについての考え方も、
 核家族化が進む日本への警鐘になっている
 ように感じます。


 ・お年寄りと子どもを離してはいけない。
  彼らを引き離すことは、過去と未来を
  断つことと同じだ(ラコタ族長老のことば)(p64)


●日本のよさ、インディアンのよさを再認識するとともに、
 日本人が先住民のようにならないように、
 何をすべきか考えさせられる一冊でした。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・インディアンの長老は、
  「自分の生きざまが子どもたちへのプレゼント
  だ」と考えています。(衛藤)(p133)


 ・インディアンにしてみれば、
  お年寄りが一人亡くなるということは、
  図書館が一つなくなるくらいの
  大きな損失なのです。(p117)


 ・いま私たちに本当に足りないのは、
  自信なのだと思います。
  自信がないからこそ役職や名誉や
  大きな家といった外側の条件にこだわり、
  いつも社長として扱われたいとか、
  えらい先生として接してほしいなどと思い、
  他人と自分を比較してしまうのです。(衛藤)(p138)


 ・私はサムライだ。
  不親切にされても親切に答えるというのは、
  日本のサムライのスピリッツだからな。
  それくらいは覚えておけ。今後日本人
  に会っても、決してバカにするな(衛藤)(p42)


イーグルに訊け―インディアンの人生哲学に学ぶ
天外 伺朗 衛藤 信之
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【私の評価】★★★☆☆(74点)



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