「運命の法則―「好運の女神」と付き合うための15章」天外 伺朗

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運命の法則―「好運の女神」と付き合うための15章

【私の評価】★★★★☆(88点)


●著者は、フィリップスとのCDの共同開発、さらに
 ロボット「AIBO」の開発において、
 「フロー」状態といえるような
 燃える集団を経験したといいます。


 初期のソニーはどこの部署も燃える集団であり、
 それは当たり前のことでしたが、
 最近はそうした傾向が少なくなってきたことで、
 著者は逆に、「燃える集団」の効果に気づいたといいます。


●そうした燃える集団を作る条件は
 何なのでしょうか?


 それは、チームの自律度であり、
 終身雇用という仕事に打ち込める環境であり、
 仕事が報酬であるという価値観であり、
 適切な目標の設定が必要なのです。


・(チクセントミハイ)チームが燃えるには
 どういうことが必要だと思う?・・・
 私は、「チームが自律的に、何でもデシジョン(決定)
 できることだ」と答えた。(p36)


●社員が自ら熱心に仕事を進める燃える職場こそが、
 幸運を引き寄せ、驚くような成果を達成するというのが、
 著者の伝える「運命の法則」です。


・もっとも真剣に準備した人のところに
 強運が訪れる。(p161)


●燃える集団ソニーを経験した著者の教える
 「成功のコツ」には
 不思議な説得力がありました。


 ★4つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・生命を賭すほど魅力的なフロー状態に入るためのひとつの鍵が、
 自分自身の技量と、挑戦すべき岸壁の難易度のバランスにある。
 岸壁が易しすぎると、倦怠、退屈を生み、難しすぎると心配、
 不安を生み、ともにフロー状態に入れない。(p32)


・直感的かつ簡潔に表現したのが、
 「運命に貸しを作る」という言葉だ・・・
 ついていないときに、落ち込まなくてすむし、
 ついているときに、有頂天になって
 思い上がることを防いでくれるからだ。(p105)


・自分の直感を信じて、自分の責任でズバッと評価しろ、
 ということだ・・・
 「不純な、よこしまな動機で、評価に歪みが入ると、
 結局はめぐりめぐって、自分のところに返ってくるよ」(p91)


▼引用は、この本からです。

運命の法則―「好運の女神」と付き合うための15章
天外 伺朗
飛鳥新社 (2004/11)
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おすすめ度の平均: 4.69
4 他の「運」本を参照しつつ読み進めたい本
4 共感しました
5 人生哲学

【私の評価】★★★★☆(88点)



■著者紹介・・・天外 伺朗(てんげ しろう)

 1942年生まれ。ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所所長。
 大学で電子工学を専攻した後、ソニー研究所入所。
 フィリップスと組みCDを共同開発する。
 ワークステーションNEWS、ロボット「AIBO」の開発責任者。


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