「環境問題はなぜウソがまかり通るのか3」武田 邦彦

|

環境問題はなぜウソがまかり通るのか3 (Yosensha Paperbacks)

【私の評価】★★★★☆(83点)


■エコ、低炭素・・・であれば、
 何でも無条件に素晴らしい
 といった風潮があるようです。


 でも、本当にエコなのか?
 本当に二酸化炭素が地球を温暖化しているのか?


 仮に、
 二酸化炭素により地球が温暖化しているとして、
 その対策は意味があるのか?


 武田先生の疑問は、
 実は真相を突いているように感じます。


・日本人が石油を節約することは、現実的には不可能な
 話である。なぜなら人間は、「自分の持っていないものを
 節約することはできない
」からだ(p101)


■特に地球温暖化については、日本は環境省まで作って、
 二酸化炭素排出量を減らそうと頑張っています。


 そもそも、現在は氷河時代にあり、
 その中で12万年ごとに現れる暖かい期間
 (間氷期)にあるのです。


 いずれ、(数万年すれば)氷河時代に戻り
 気温が6℃くらい下がってしまう
 怖れがあります。


 さらに
 1000年の中世温暖期には1℃ほど気温が高く、
 1600年の小氷期には1℃ほど気温が低かった。


 二酸化炭素の排出がなくとも、
 気温が変化するのが地球なのです。


・現在は、第2氷河時代という時代区分に含まれている・・・
 1万年前の縄文時代は暖かく、現在よりも2℃ほど気温が高い・・
 西暦200年ごろから西暦800年ごろにかけて、
 気温はとても寒冷になっている・・
 1600年ごろに気温が下がっているのは
 「小氷期」と言われている(p50)


■テレビや新聞の言っていることを
 鵜呑みにできないと感じました。


 特に環境問題については、
 自分で本質を調べる必要があると感じました。


 現在は、原子力を含めて
 エネルギー問題にも関係することですので、
 自分なりの考えを持ちたいものです。


 武田さん、 
 良い本をありがとうございました。


───────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・日本では、NHKを筆頭に「100年間で地球の温度は6.4℃上昇する」
 という報道がいまも続いている。これは、IPCC第4次報告書の
 6つの予測シナリオのうち、もっとも気温幅の上端である
 「6℃の気温上昇」を誇張しているにすぎない(p21)


・アラスカの氷河が後退する様子・・・
 1780年から1849年にかけても氷河が後退している・・・
 1780年から1900年ごろにかけては、いま騒がれているような
 「二酸化炭素排出型の社会」ではなかったはずだ(p53)


ペットボトルの分別回収には1キログラムあたり400円の
 お金がかかっている。
当然この400円も市民の税金から
 まかなわれる。こうして回収されたペットボトルを
 自治体は中国で50円で売った。そのときにある自治体が
 「収益になる」と表現した(p175)


・家電リサイクル・・施行前まで使わなくなった家電製品を
 1台あたり500円の税金で処理していたが・・・
 リサイクル料金は3,000円から4,000円程度取られる・・・
 半分はリサイクルせずに中古品として売られている・・
 これを大規模な詐欺と呼ばずとして何と呼ぼう(p180)


・ノルウェイは鯨類博物館の展示で「私たちは鯨を
 とって食べます」という姿勢を明らかにしている・・・
 日本は・・「捕鯨」に「調査」を冠して
 「調査捕鯨」と言っている・・欧米では日本は調査と
 偽った鯨の密漁をしていると見なされている(p136)


環境問題はなぜウソがまかり通るのか3 (Yosensha Paperbacks)
武田 邦彦
洋泉社
売り上げランキング: 181,285

【私の評価】★★★★☆(83点)



■目次

第1章 地球温暖化が怪しい根拠はこれだけある   
第2章 矛盾だらけの循環型社会をいつまで取りつくろうのか
第3章 ウソがまかり通る本質とは何か 


この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへblogrankings.png


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
36,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)