「他人に躍らされたくないのなら、疑う力を鍛えなさい」武田邦彦

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他人に踊らされたくないのなら、疑う力を鍛えなさい

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■テレビでおなじみ武田先生の
 「不都合な真実」です。


 日本では当たり前のこと、
 真実がテレビや新聞で報道されないと
 武田先生は言います。


 それは、そうしたマスコミを
 育てたのが私たち国民である
 ということを知る必要があります。


・松岡洋右全権大使は席を蹴って
 国際連盟を脱退してしまった。
 この時、日本の国論は二分したが、
 「国際的には脱退は不適切だ」
 と正しい報道した新聞が一気に脱落し、
 脱退を支持する国民にゴマをすった
 朝日新聞が販売部数トップになるという
 事件が起こる(p13)


■また、なぜドイツで失敗した
 再生可能エネルギーの買取制度が
 日本で採用されてしまったのか。


 なぜ、予測できない火山の噴火に
 レベルを設定していたのか。


 なぜ、消費税率を上げたら
 税収が減ってしまったのか。


 こうした都合の悪いことは
 ほどんと報道されないのです。


・最近のバカげたことは「太陽光発電は
 再生可能エネルギーで良い電力だ」
 という話だ・・装置がバカ高いのだから、
 結局、石炭火力の4倍にもなる・・
 ドイツは本格的に太陽光発電をしたので、
 すでに電気代は2倍程度になって、
 国民は困り、国の競争力は下がってきた(p76)


■報道されなくても
 国民はこうしたことを
 知るようになっています。


 あとはしっかりした根拠を示して
 より確実性の高い情報を提示して
 いくことが大事だと感じました。


 武田さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・御嶽山の噴火も同じことだった・・
 後に国の委員に聞いてみると、
 「みんながレベルを示さないとうるさい」
 ということで、予知ができないことが
 分かっていて、レベルを示したという。
 つまり、御嶽山で「レベル1」とされていて
 噴火が起こったのは、
 実は「当然」だったのだ(p63)


・消費税を上げたときの税収が約60兆円、
 それが3回も上げて8%まで持って行ったのだから
 本来は18兆円増えて78兆円になっているはずなのに、
 実際はかえって消費が減ったので、
 政府の税収は驚くべきことに55兆円に減っている!!・・
 消費税を上げれば税収が減るという
 無意味なことになっている(p123)


・最近の遺伝子から研究すると・・
 朝鮮半島の南にはかつて日本人が
 住んでいて王国をつくっていたが、
 北の方からモンゴル系の民族が押し寄せ、
 男性は皆殺しに遭い、女性は残されて
 モンゴル系の子供を産んだ。
 日本列島にいた日本人だけが生き残った(p100)


・日本の「平和主義者」はどういう気持ちなのだろう。
 「平和が大事、憲法九条を守ろう!」と言い、
 原爆の日になると「過ちは二度と繰り返しません」
 と祈る。(p78)


・中国が反日になった大きな原因、
 「南京虐殺事件」の記念館が南京になる。
 この記念館は驚くべきことに中国が作ったのではなく、
 日本の社会党や左派系の人は記念館を作るのを
 嫌がった中国を説得し、3000万円を出して中国に
 「作っていただいた」ものと言われている
 (鄧小平が指示したという情報もある)(p118)


・NHK、東大、市バスは
 過去の遺産である(p135)


・もともと四国には獣医学科が一つも無いという
 酷い状態なのだ。四国の知事は
 いつも獣医の不足を嘆いている。
 でも獣医さんの既得権益を守るという点では
 文科省は徹底抗戦した。
 強い認可権を盾にして、
 頑として新設を認めなかったのだ。
 このことに業を煮やして
 「特区」という特別な地域を作り、
 岩盤を破ろうとしたのが
 今回の事件の真相である(p170)


・大学の先生は自分のお金ではなく、
 税金を使って研究をしている。
 自分の「好きな」研究を「人の金」
 でやるのだから、天国だ。
 もう一つ特権がある。
 それは解雇されないことだ(p20)


・日本がアメリカとの戦争を決意する
 1941年9月の御前会議では、永野軍司令部総長が、
 こう言っている。「政府の判断によると
 アメリカの包囲網の中では日本は滅亡する。
 また、アメリカと戦争をしても経済力が
 20倍以上開いているので負ける可能性が高い。
 つまり、『アメリカに従っても亡国、
 アメリカと戦っても亡国』だ。
 だが、アメリカに従って
 魂を捨てたら未来がないけれど、
 アメリカと戦えばたとえ負けても魂は残るから、
 子供たちの時代に日本はまた
 繁栄できるだろう」(p114)


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■目次

第1章 報じる―メディアの功罪
第2章 法る―法律と犯罪
第3章 知る―科学技術
第4章 守る―国土防衛
第5章 省みる―歴史認識
第6章 働く―お金と経済
第7章 生きる―生活と環境
第8章 営む―社会の仕組み



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