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    「独創力―他人のできないことをやる」糸川 英夫

    【私の評価】★★★★☆(81点) ■糸川さんは、ペンシルロケットの父。  「はやぶさ」が探査した小惑星イトカワは、  もちろん糸川さんにちなんだもの。  糸川さんは、独創力の  固まりのような人でした。  なぜならば、  独創力のために10年ごとに  仕事を変えているのです。 ・わたしは十年ごとに職業を変えてきた・・・  "安定"に慣れるのが怖いからである。・・  同じ仕事を十年もしれいれば  地位も収入も安定してくるし、  自分自身に気の緩みも出てくるだろう(p23) ■中島飛行機で隼を設計...


    「モーツァルトと量子力学」糸川 英夫

    【私の評価】★★★☆☆(79点) ■ロケット開発の父、天才といわれる  糸川先生のエッセーです。  脈絡はないのですが、  テーマは世界的な研究者だけあって  日本と海外の文化比較が多い。  糸川先生からすると、  日本は資源のない島国でありながら、  なんとか経済成長してきた  変わった民族なのでしょう。 ・電気冷蔵庫は、ただし、アメリカと違って、  土地の下に石油のない国なのだから、はるか  かなたの中東から石油が幸運にも運搬移動  されている間は、アメリカなみに作動しているが、  油が切...


    「新装版 逆転の発想」糸川 英夫

    【私の評価】★★★☆☆(75点) ■1974年に書かれたロケット開発の父、  天才、糸川教授の予言の書です。  最も重要な点は、  これは40年前に書かれた本ということ。  原子力発電については、  「放射性廃棄物の問題を技術的に解決できない」  とはっきり断言しています。  今では当たりまえのようなことかもしれませんが、  40年前でもわかる人にはわかるのですね。 ・通産省(経済産業省)はエネルギー危機を回避するため、  原子力発電所の開発を早めようという方針を発表した・・・  しかし、核分...


    「人類は21世紀に滅亡する!?[真の豊かさ]への超発想」糸川英夫

    【私の評価】★★★☆☆(77点) ■逆発想の天才、糸川先生が  亡くなる5年前に書いた書籍です。  自分が生きられないであろう21世紀を見据えて  私たちに伝えたかったことは何でしょうか。  まず、資本主義は60年サイクルで  大きく変動するということです。  1870年 ロンドン大恐慌  1930年 ニューヨーク大恐慌  1990年 日本のバブル崩壊  2050年には、  どこでバブルが崩壊するのでしょうか。 ・暴走(バブル)により経済システムは破綻をきたすのです・・  不思議なことに18世...


    「驚異の時間活用術」糸川 英夫

    【私の評価】★★★★☆(86点) ■ロケット開発の糸川先生の一冊です。  糸川先生は、10年単位で研究テーマを  変えていきました。  飛行機→音響学(脳波・心電図)→ロケット→  組織(システム)→民族工学  10年で研究テーマを変えるというのは、  決断力がすごいな!と  感嘆しました。 ・わたしは、ほぼ十年ごとに仕事をかえてきた。   かえるたびにいちばん困ったのは、  収入がなくなるということであった・・  逆境というのは、じつはたいへんなチャンスが生まれてくる  可能性をはらんでいる...


    「日本が危ない―危機逆転への戦略」糸川 英夫

    【私の評価】★★★★★(90点) ■世界には多くの予言の書がありますが、  「ノストラダムスの大予言」に匹敵する  一冊だと思います。  この本が発行されたのが1987年。  バブル最盛期です。  この本の予言しているのは次のとおりで、  ほとんど当たっているのが、怖い。  日本経済バブルは大恐慌と同じ状況  八郎潟の干拓はムダ  円高誘導は、日本経済を潰すため  日本人は円高でも頑張るから、もっと円高になる  欧米の裁判で、多額の賠償金を取られ続ける  ハイテクは簡単に真似できるので儲からな...


    「日本はこうなる!」糸川 英夫

    【私の評価】★★★☆☆(78点) ■1970年代までの日本の経済成長は  「東洋の奇跡」と言われました。  敗戦から20年程度で  GDP世界二位になってしまったのですから、  「畏るべし日本」と考えるのも当然でしょう。  ところが、この本では1985年に  「このままでは日本は危ない」。  いずれ限界がくる、と予想しています。  さらには、世界から嫌われるくらいなら、  長期の不況になったほうが日本のため、  とさえ言っています。 ・イギリスの『ネイチャー』誌の特集記事は、  サブタイトルに...


    「「独創力」で日本を救え!」糸川 英夫

    【私の評価】★★★☆☆(75点) ■戦闘機「隼」を設計し、  その後、ロケット開発に尽力した糸川さんの一冊。  もちろん、小惑星イトカワは  糸川先生にちなんだもの。  糸川先生が警鐘を鳴らすのは、  日本の独創力不足です。 ・外国の政策審議会は、実に十数か国の人々によって  構成されている。ところが、日本の政府の審議会の場合は、  メンバ-のすべてが日本人というのが当たり前の  ようになっている。(p39) ■独創力の点で、  日本人が学ぶべきはユダヤ人です。  知恵と独創力で生きのびてきた...


    「これだけは言っておきたい21世紀への遺言(エール)」糸川 英夫

    【私の評価】★★★★☆(89点) ■バブル崩壊中の1996年に  ペンシルロケットの糸川教授が書いた一冊。  糸川教授は1987年のバブルまっただ中で  日本経済が危ない!と警告しています。  その眼力から見た21世紀は  どんなものなのになるのでしょうか。 ■まず、未来の有望な技術として  クローン技術、水資源、小水力発電を挙げています。  特に小水力については、太陽光と比較して、  発電電力量が多く、安定して出力を出すことから  有望であるとしています。  現在でさえ、あまり光が当たってい...


    「糸川英夫の人類生存の大法則」糸川 英夫

    【私の評価】★★★☆☆(72点) ■またまた、糸川先生の一冊です。  1995年の本ですので、  21世紀に向けて糸川先生の  将来イメージについて語られています。  糸川先生は、20世紀は経済によって  人類が発展した世紀と見ています。  しかし、それは人間を人間としてみるのではなく、  経済的利益を追求するロボットとして  見ていたということ。  これからの21世紀は、  さらにグローバル化が進むと思いますが、  あえて人間性や固有の文化を大切にしなくては、  結局、人間自体が幸福になれな...


    「しごとが面白くなる平賀源内―江戸のベンチャービジネスマンの失敗に学ぶ」糸川 英夫

    【私の評価】★★★☆☆(77点) ■平賀源内というとエレキテルを作った、  というくらいしか知りませんでした。  平賀源内が得意だったのは「博物学」で  植物や動物、鉱石や金属に興味を持っていました。  日本全国の珍しい草木鳥獣魚介昆虫金玉土石や  外国の物産を集めて「物産会」を開いています。 ・源内には核となり得るものがなかった。・・  もしあなたが今いろいろなことをやりたいと思っているとしたら、  まず核になるものは何かを決めることが大切である(p118) ■ところが、平賀源内は物産会を開...


    「糸川英夫の「人生に消しゴムはいらない」」糸川 英夫

    【私の評価】★★★★☆(83点) ■先日の「糸川英夫の創造性組織工学講座」に続いて  糸川先生の本です。  糸川先生といえば、小惑星探査機「はやぶさ」が着陸した  小惑星イトカワは、糸川先生にちなんだもの。  糸川先生の特徴は、  「人のやらないことをする」。  中島飛行機(現富士重工)に入社しましたが、  その後、東京大学に転職。  研究が性に合っていたようです。 ・私がロケットに手を染めた理由は  「エイリアンを発見してやろう」という  好奇心から考えたことです(p48) ■糸川先生が強調...


    「糸川英夫の創造性組織工学講座」糸川 英夫

    【私の評価】★★★★★(92点) ■なぜか、本棚にあった一冊。  石原 明さんが「成功曲線を描こう」の中で、  お奨めしていたので購入したのでしょう。  読んでみて驚いたのは、著者は、  戦闘機「隼」を設計、当時最先端の脳波を研究、  国産ロケットを開発。  日本のエジソンのような人なのです。 ・何か新しいものを考えだすときには、  その使命(ミッション)が何であるかを考える(p63) ■著者が新しい技術開発に成功してきたのは、  偶然ではなく方法論があるから。  著者は、まず、今、社会から ...


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