日新報道
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(ストレートに)感動した!!面白い!
■著者紹介・・・マービン・トケイヤー
1936年ニューヨーク生まれ。大学卒業後、ユダヤ神学校でラビの資格を取得。
1962年米軍の従軍ラビとして初来日し、1964年まで日本で過ごす。
1967年に再来日し、ラビとして日本ユダヤ教団に勤務。
1976年まで日本に滞在し、ユダヤ人と日本人の比較文化論を発表。
米国に帰国後、ユダヤ人学校の校長を歴任。現在ニューヨーク州在住。
●ユダヤもので読み応えがあるのが、
マービン・トケイヤー氏の著作群です。
その語り口は辛口ながら、ユダヤの諺を交えて、
社会の真実を解き明かしていきます。
・どこの国のいつの時代にも、愚者の方が聡明な者より遥かに
多い。・・・数を無視してはならないが、数の神話を過信すると
大変なことになる。(p25)
●そのユダヤ人の思考の特徴は、『論理』でしょう。
その合理性は、他の民族の追随をゆるしません。
宗教そのものが成功哲学のようであり、
宗教家は、人生のメンターでもあるわけです。
・燃えることを知らなければ、人生は盲目飛行だ
“何を欲しているか本当に自分でわかっていないと、
ほくしくないものを手に入れてしまうかも知れない。(p208)
●さらに、ユダヤ教にはタルムードという知恵を集めた経典があり、
人生の知恵をデータベース化しているのです。
・“もし金と本を落としたら、まず本を、次に金を拾え“
(p199)
●そうしたユダヤ人から日本を見ると、
勤勉な日本精神は素晴らしいものの、
感情に流され、マスコミにコントロールされる姿は、
良き日本精神が失われているように見えるようです。
・“賢人も腹を立てればもはや賢人ではない”(p51)
・何事も、よく見える時はあまりよくないものである。悪く思える時は、
それほど悪くない。あり余る物の恵みの中で日本人が豊かになったと
感じている時、実は日本人はその歴史の中で最も貧しい人々に
なり下がっている。(p68)
●日本人への厳しいコトバが続く本書ですが、
その心の底には日本人の可能性に対する愛情を感じました。
古い本ですが、読み応えがありましたので★3つとします。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・“人生の学校には休暇はない”-
私はこのユダヤの諺が好きであった。(p214)
・自動車が売れに売れているうちにこそ、
日本人はそれが売れなくなった時のことを考えるべきであろう。(p67)
・“老人が「打ち壊せ」といい、若者が「築き上げろ」という時は、
築き上げずに打ち壊してしまうのがよい。何故なら、老人による
破壊はしばしば建設であり、若者による建設は往々にして破壊だから
である。(p131)
▼引用は、この本からです。
「新 日本人は死んだ」M・トケイヤー、日新報道(2000/4)¥1,050
【私の評価】★★★☆☆(72点)
(詳細はコチラ: http://www.1bk.biz/nihonjinwa.html )←(click!)
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