「斎藤一人の「世の中はこう変わる!」」小俣 貫太
2006/09/20公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(87点)
●斎藤一人さんの商売には、
評価はいろいろあるようですが、
斎藤一人さんの世の中を見る目には
鋭いものがあります。
商人ならば、世の中の流れ、
人の心がわからければ、
商品は売れませんから、
当然のことでしょう。
・『本当』の時代に通用するのは、人でもモノでも、実力だけ。これからは、そんな時代になるんだよ」(一人)(p17)
●斎藤一人さんの世の中を見る目は、
冷徹さというか、諦めのようなものを
感じることがありますが、
これは、素直に現実を直視しているということでしょう。
・未成年のうちに罪を犯すと、刑が成人に比べて格段に軽い。・・・精神に障害がある犯罪者だと刑が軽くなる。・・・こんな具合に、国が犯罪者を守っているわけだから、日本は非常に犯罪のやりやすい国になっていて、そのために犯罪が増えている。(一人)(p159)
●つまり、これはオレの目から見るとダメだけど、
人がやっていることだから、急には変わらない。
でもオレのできる範囲では頑張るよ!
という感じです。
・本当は(できないだろうけど)企業は儲かったら、何を買っても国は経費として認めますよということにすればいいんだよ。それなのに後からこれがダメ、あれがダメと言うから何も買わなくなる。(一人)(p37)
●どんな社会でも、流れをつかんで商売するのが、
商人であるという
斎藤一人さんの商人としての誇りが
伝わってくるような一冊でした。
世の中の見方も非常に参考となりますので、
★4つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・これからの社会に大切になってくるのは学歴でもない、家柄でもない。人柄なんだよ。(一人)(p187)
・今の日本では自殺者が年間に約三万人いる。交通事故死が約一万人だよ。これだけの人が死んでいても、日本には何も起こっていないよね。アメリカは日本の約二倍の人口がある。今後の軍事行動の犠牲者をどう多く見積もっても、せいぜい何千人というケタでは、アメリカ経済に影響など出ないだろうね(一人)(p130)
・出世する人間というのは、自分に必要なことに興味があるんだよ。その反対に、出世しない人間は、自分に関係のないことに興味があるんだ。(一人)(p176)
▼引用は、この本からです。
東洋経済新報社
売り上げランキング: 467,755
【私の評価】★★★★☆(87点)
■著者経歴・・・小俣 貫太(おまた かんた)
銀座まるかんの販売代理店(株)78パーセント代表取締役。
幼少の頃から、斎藤一人氏に接する。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 25,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記