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「武器を磨け 弱者の戦略教科書『キングダム』」佐藤 優、原 泰久

【私の評価】★★★★★(93点) ■中国の紀元前の春秋戦国時代を舞台とした マンガ「キングダム」を引用し、 組織で生きていくためのコツを 提示した一冊です。 読んでいる最中に、 ちょうどテレビで貴乃花親方が 貴ノ岩暴行事件について語っていました。 正義を貫く貴乃花親方ですが、 残念ながら組織とはそういうものだと 納得しながら読みました。 ...
「「暴走する」世界の正体 最強論客が読み解く戦争・暴力・革命」宮崎 学、佐藤 優

【私の評価】★★★☆☆(70点) ■元共産党系活動家と元ロシア外交官の 「革命」についての対談です。 なぜ、この二人の対談なのか わかりませんでしたが、 権力と戦ったという意味では 同志ではあるのでしょう。 宮崎さんは共産党活動家として 社会主義革命を目指し、 佐藤さんは外交官として 北方領土問題を進めようとした。 ・堀江さんはライブドア...
「賢者の戦略」手嶋 龍一、佐藤 優

【私の評価】★★★★☆(86点) テレビを見ているだけでは 見えてこない視点を 教えてくれるところがすごい。 まず、ウクライナについては、 ウクライナが西側の価値観を 共有できる国とは限らないこと。 ウクライナは国としてのまとまりが弱く、 ロシア、中国、北朝鮮などの 武器商人が出入りする 魑魅魍魎の世界らしいのです。 いずれにしろ戦略...
「新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方」池上 彰、佐藤 優

【私の評価】★★★★☆(80点) ■北方領土解決を目指したために 鈴木宗男とともに粛清された佐藤優と、 わかりやすいジャーナリスト 池上 彰の対談です。 現実を伝えるジャーナリストと 国際情勢を分析する外交官の 対談ですので、 圧倒的に分析のほうが面白い。 佐藤優さんは神学の学者になろうと 思ったことがあるくらいですので、 専門的すぎて...
「外務省犯罪黒書」佐藤 優

【私の評価】★★★★☆(83点) ■2006年頃に「月刊現代」に掲載された 佐藤さん「外務省『犯罪白書』」を 一冊の書籍にしたもの。 2002年に佐藤さんは逮捕され、 2009年に有罪が確定しているので、 裁判中に外務省職員の立場で 書いたものです。 外務省からの圧力に対して、 佐藤さんは「私は死に場所を求めている」 と言っています。 ・...
「組織の掟」佐藤 優

【私の評価】★★★★☆(85点) ■ノンキャリアとして外務省に入り、 17年間仕事をした佐藤さんが教える 外務省の組織の掟です。 どこの組織でも同じだと思いますが、 上司を支えるのが部下の仕事。 そこを履き違えると、 組織で上に行くことは できません。 ・外務省において上司は絶対だ。 「第一条、上司は絶対に正しい。 部下は上司に絶対に服...
「反省 私たちはなぜ失敗したのか?」鈴木 宗男/佐藤 優

【私の評価】★★★★☆(88点) ■外務省から排除された 政治家 鈴木 宗男さんと、 元外務省職員 佐藤 優さんの対談です。 外務省は、 鈴木 宗男さんと田中眞紀子さんの 排除に成功しています。 その方法は、諜報機関らしく 二人の対立を演出するとともに、 特捜部や共産党に情報をリークすること。 ・飯村豊さんという官房長はいまフランス大使です...
「はじめての宗教論 右巻 見えない世界の逆襲」佐藤 優

【私の評価】★★★☆☆(73点) ■鈴木宗男事件に関係して、 東京地方検察庁特捜部に逮捕された 佐藤さんの一冊。 佐藤さんはキリスト教徒ですので、 「神様はこの試練を通じて 何を伝えようとしているのだろうか」 と考えたそうです。 この本で言うところの 見えない世界というのは、 心を支える宗教のことなのです。 ・東京地方検察庁特別捜査部に...
「国家情報戦略」佐藤 優、コウ・ヨンチョル

【私の評価】★★★☆☆(73点) ■日韓両国で諜報活動に携わり、 最終的に国家に裏切られた 二人の対談です。 諜報とは、危険な仕事であるだけでなく、 政権の都合によって 切られてしまう可能性が ある仕事なのです。 お二人は、思ったより淡々と インテリジェンスの世界を 語っている印象でした。 ・木に関する情報をたくさん持っていても、 山全...
「人に強くなる極意」佐藤 優

【私の評価】★★★★☆(80点) ■鈴木宗男さんと一緒に 刑務所に入った佐藤優さんの一冊です。 やはり、人生うまくいっていると、 どうしても驕り、 侮りが出てしまう。 佐藤さんであっても、 例外ではなかったようです。 ・「侮り」って人生の罠のようなものだと思います・・ 怖いのは、自分の中の「侮り」の気持ちに、 自分自身はなかなか気がつかない...
「「ズルさ」のすすめ」佐藤 優

【私の評価】★★★★☆(80点) ■この本の「ズルさ」とは、 人生をうまく生きていくための ちょっとしたコツのことです。 頑張れば評価されるのか、 と言えば、 現実はそうではない。 そこそこ仕事をして、 社内外にPRすれば 失敗なく成果が出たように見えるので、 評価されるかもしれない。 真正直に成功するほど、 世の中は簡単ではないので...
「暴走する国家 恐慌化する世界―迫り来る新統制経済体制の罠」副島 隆彦、佐藤 優

【私の評価】★★★☆☆(78点) ■6年前の気鋭のお二人の一冊です。 話は国際情勢について、 現在の分析から未来を予測するものに なっています。 その中で、アメリカから操られている 日本という国家の仕組みについても話がひろがります。 国家反逆罪がない日本では、 特捜部がその代わりとして 危険人物を取り締まるのです。 ・日本語で「やけどをする...
「サバイバル宗教論」佐藤 優

【私の評価】★★★☆☆(77点) ■プロテスタント神学を学んだ佐藤 優(まさる)さんが、 臨済宗相国寺派の僧侶へ 宗教を切り口に政治、国家、民族について 語る一冊です。 外交官であった佐藤さんですから、 宗教から国家の話に拡大していきます。 宗教というものは人間が作りだしたルール。 国家も人間が作りだしたルールで 構成されており、似ているの...
「知の武装」手嶋 龍一、佐藤 優

【私の評価】★★★★★(92点) ■上司が読んでいたので購入した一冊。 国際外交インテリジェンスの専門家による 現在の国際情勢の分析です。 テレビで報道される内容との差に愕然。 まず、中国との尖閣諸島問題です。 尖閣諸島については、 中国の海洋進出の戦略の一つですが、 台湾侵攻のための一手でもある。 こうした確信的利益については、 中国共...
「国家の崩壊」佐藤 優

国家の崩壊posted with amazlet at 11.12.26佐藤 優 にんげん出版 売り上げランキング: 211675Amazon.co.jp で詳細を見る 【私の評価】★★★★☆(89点) ■ソ連邦の崩壊の過程を、 外務省のソ連担当だった佐藤 優さんから 解説してもらう一冊。 私も2000年頃、2006年頃に 旧ソ連圏で仕事をしていまし...
「人たらしの流儀」佐藤 優

人たらしの流儀posted with amazlet at 11.08.09佐藤 優 PHP研究所 売り上げランキング: 7872Amazon.co.jp で詳細を見る 【私の評価】★★★☆☆(77点) ■諜報の世界に生きた佐藤 優さんに聞く 人間関係構築の技術です。 恋人から仕事まで、 どうやって信頼関係を築くのか、 人たらし入門というところでしょ...
「国家の自縛」佐藤 優

国家の自縛 (扶桑社文庫)posted with amazlet at 11.03.09佐藤 優 扶桑社 売り上げランキング: 23039Amazon.co.jp で詳細を見る 【私の評価】★★★★☆(82点) ■田中真紀子、鈴木宗男とともに外務省から 排除された佐藤 優さんの一冊です。 産経新聞の記者との対話形式となっており、 佐藤 優さんの考え方を...
「インテリジェンス人生相談 [社会編]」佐藤 優

インテリジェンス人生相談 [社会編]posted with amazlet at 10.12.06佐藤 優 扶桑社 売り上げランキング: 54994Amazon.co.jp で詳細を見る 【私の評価】★★★☆☆(77点) ■外務省を追われた佐藤優さんが、 社会生活に困っている人達に アドバイスする一冊です。 佐藤版「道は開ける」といった趣。 日本は貧...
「野蛮人のテーブルマナー」佐藤 優

野蛮人のテーブルマナー (講談社プラスアルファ文庫)posted with amazlet at 10.11.10佐藤 優 講談社 売り上げランキング: 14754Amazon.co.jp で詳細を見る 【私の評価】★★★☆☆(77点) ■佐藤さんが教える情報機関のテーブルマナーです。 情報機関の世界では、諜報のテクニックは 公表してはならないということ...
「インテリジェンス人生相談[個人編]」佐藤 優

インテリジェンス人生相談 [個人編]posted with amazlet at 10.11.05佐藤 優 扶桑社 売り上げランキング: 1058Amazon.co.jp で詳細を見る 【私の評価】★★★★★(93点) ■外務省勤務中に鈴木宗男氏とともに 東京地方検察庁特別捜査部に捕まった 佐藤氏が人の悩みに答えてくれる一冊です。 まじめに答えているよ...