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「「忙しい」「時間がない」をやめる9つの習慣」和田 秀樹

2018/03/15公開 更新
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「「忙しい」「時間がない」をやめる9つの習慣」和田 秀樹


【私の評価】★★★☆☆(78点)


要約と感想レビュー

 著者は映画が大好きで、自分で映画を撮りたい!と考えました。そこで著者は稼ぎが良いので、医者になることを決意。時間を有効に使って大好きな映画を見ながら、受験勉強を並行して行い医学部に入学したのです。


 47歳で念願の映画監督デビュー。毎年40冊くらいの本を刊行。勉強法の通信教育会社を経営。どうすればこうした仕事や遊びを並行して行うことができるのでしょうか。


 著者の秘密は時間をコントロールするというところにありそうです。つまり、目的に役立つことだけやる。不得手なことはしない。「ついで」にやる。朝の時間を使う。これらの技を組み合わせているのです。


・「時間の読めない遊び」はしない・・ギャンブルや恋愛は、どれだけ時間がかかるかわかりません・・自分をコントロールする自信がありません・・自分に唯一許しているのは、お酒です(p158)


 毎年40冊の本を書く方法を知りたいと思いました。10日弱で本一冊とすれば、一冊200ページとすれば一日20ページ書けばいい。これならできそうですね。和田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・仕事でも、受験勉強でも、スポーツでも芸術でも・・「やる奴が勝つ」という鉄則(p97)


・朝の時間はテレビなどの誘惑も少なく、電話もかかってこないので集中してまとまった仕事に取り組むことができます(p211)


・「ついで」は、時間倍増の合言葉・・コンビニに寄って、ビールを買うとします。ついでに、ATMで現金を引き出し、振り込みを済ませてしまいます(p57)


・1時間のメモも、直後10分の見直しでグッと頭に入る(p61)


・「時間家計簿」でチェックする・・娯楽に使うのか、勉強に使うのか、教養に使うのか、副業に使うのか・・次にその時間を、「自分の目標に合わせていく・・(p108)


・本は全体を読まなくても「点読」でよいというのが私の持論です(p119)


・出張のときは新幹線の自由席ではなくグリーン車を使います。これなら、移動中に仕事の下準備もできるし睡眠をゆっくり取ることもできます(p168)


・「ビフォア8」は勉強・仕事の時間・・「アフター5」は娯楽の時間(p215)


・女優の黒柳徹子さんは・・・寝るのが大好きで、10時間以上寝てしまうことも珍しくないそうです・・私も、どんなに忙しくても、睡眠時間を7時間は取っています(p233)


・ある程度以上、円熟期に入ってくると自分のために、自分が本当に楽しめるために時間を使うことが大切になってきます(p253)


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「「忙しい」「時間がない」をやめる9つの習慣」和田 秀樹


【私の評価】★★★☆☆(78点)



目次

1 途中で「見切る」
2 「ついで」を使う
3 他人に頼る
4 仕事は「1週間単位」でする
5 自分が「つらくない方法」を考える
6 「苦手」を克服しない
7 時間を買う
8 あえて「時間」を気にしない
9 「習慣」を変える


著者経歴

 和田秀樹(わだ ひでき)・・・1960年大阪府生まれ、精神科医。東京大学医学部卒、東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)、一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学を専門とする


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