●よく小学校で見かけた薪を背負った二宮金次郎の石像ですが、
二宮金次郎はただものではなかったことがこの本で分かりました。
この本は「二宮翁夜話」を現代口語に訳したものですが、
二宮金次郎は、松下幸之助、斎藤一人さんとならぶような
哲人、経営者なのです。
●以前、福村出版の「二宮翁夜話」を読みましたが、
同じ内容なのに共感したところが違っているのが不思議ですが、
やはり、現代の言葉に直したほうが心に伝わるようです。
値段が高めなので、中古、図書館などをご利用ください。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・善悪は人間の考えからできたもんで、人道上のものなんだ。
だから人間がいなければ善も悪もなかったんだな。
・朝から晩まで一日中善いことを考えていても、
善いことを実行しなければ善人とはいえんなあ。
・数というものは、ごまかしがきかないもんだから、
この数理によって、世の中の道理を悟るようにするがよい。
これが悟道の近なんだよ。
・勤倹貯蓄して田畑を買い求め財産を増やすところまでは、
譲道と同じなんだが、そこで天命というものが存在することをよく知り、
道に志して、譲道を実行し、土地を改良し、開拓したりして国民を助けてこそ、
ここではじめて「譲道を行う」ことができるんだ。
・村里の衰えたのを復興するには、
財産をなげうたなければ人々はついて来ないもんだ。
・世の人は、貧富だとか、苦楽だとか言ってさわぐけれど、
世間は大海原のようなものだから是も非もないのさ。
ただそれを泳ぐ術が上手か下手かの違いだけだ。
・とにかく、人間社会に役立たない本は読みなさんなよ。
・人間がこの世に生を受けた以上、死ぬのはきまりきったことなんだ。
・・・だから人と生まれたからには必ず死ぬものと覚悟し、
一日生きれば一日の儲け、一年生きれば一年の得なんだな。
・道徳を忘れた経済は罪悪である。
しかし経済を忘れた道徳は寝言である
日本経営合理化協会出版局 (1995/01)
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人生の達人に諭されるみたいな‥‥(評価:★★★★☆読むべし)88点
■関連書評■
「代表的日本人」内村鑑三
【私の評価】★★★★☆




結局は自分・・・

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お金至上主義













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