「知らない日本語 教養が試される341語」谷沢永一
2004/01/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
●これは、本というよりも
辞書として買っておきたいですね。
例えば「いやが上にも」の「いや」は
「嫌や」ではなく「弥」。
いやが上にも盛り上がった・・
というように肯定的に使うという。
■また、「押っ取り刀」は
ゆっくり行ったように感じますが、
実際は腰に刀を差す暇もないほど
急いで、刀を手に取ったまま
駆けつける意味だという。
ゆったり構える「おっとり」とは、
まったく正反対の意味なのだという。
誤用しそうですね。
この本で私が共感した名言
・冥加に余る:
ありがたすぎて罰が当たりそうだ
・押っ取り刀:
腰に刀を差す暇もないほど急いで、刀を手に取ったまま駆けつける
・あまつさえ:
悪い状況に陥ったとき、さらに悪い状況が追い討ちをかけてくる
・臍を噛む:
「臍(ほぞ)」とは「へそ」のこと。不可能なことを後悔する気持ち
・なかんずく:
(就中)なかでもとりわけ=とくに
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★☆☆(72点)
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