【書評】「嫉妬する人、される人」谷沢 永一
2007/02/26公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
嫉妬心を知る
人の心を知るということは、「嫉妬心を知る」ということかもしれません。この本では、嫉妬の渦巻く大学の世界で、生き抜いてきた谷沢教授の嫉妬講義です。
松下幸之助が、「嫉妬とは万有引力のようなものなので、キツネ色に焼け」と言ったように、嫉妬を人の心からなくすことはできません。
適度な嫉妬心にコントロールすることで、組織を維持することが必要なのでしょう。嫉妬心があるからこそ、組織には、参謀、スタッフという地位は低くとも、全体の戦略に影響力を及ぼせるポジションがあるのでしょう。
読書生活の要諦は、嫉妬心を抑える工夫です・・世間の嫉妬の仕組みがどうなっているのか、それがわかったら、その対応策について心をめぐらすことができるでしょう(p131)
嫉妬を避ける
嫉妬を避けるためには、突出して出世しないこと、抜き出ないことですが、出る杭になってしまったら、これはもう謙虚に、真面目に覚悟を決めて仕事をするしかありません。
反対の立場で、自分が嫉妬しないためには、名誉とか名声を欲しがらないことが大切です。
お金を握っている人、あるいは お金を左右している人に対して、国民は無意識のうちに「清貧」を求める傾向がある(p72)
嫉妬に気づく
まず、この本を読んで自分と他人の心にある「嫉妬心」に気づくことが大切だと思いました。そうすれば、態度を大きくすることもないでしょうし、女性への配慮を忘れることもないのでしょう。
この本で、人間の心に渦巻く嫉妬心に注目するきっかけとしてください。★3つとしました。
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この本で私が共感した名言
・私はかねてから女性の怖さを知っていますから、気遣いを忘れたことはありません。(p116)
・日本でいちばん嫌われるのは「態度が大きい」ということなのです。かといって、卑屈であってもいけません。卑屈になると、かえって周りからなめられてしまいます。(p113)
・肩書は人を変える。確実にその人の背丈を伸ばす。今までできなかったことが急にできるようになる人も珍しくない。(p172)
【私の評価】★★★☆☆(76点)
目次
第1部 嫉妬する人、される人
第2部 日本人と嫉妬心
著者経歴
谷沢 永一(たにさわ えいいち)・・・1929年生まれ。関西大学大学院博士課程修了。関西大学文学部教授を経て、現在、名誉教授。サントリー学藝賞、大阪文化賞など。著書多数。
嫉妬関連書籍
「妬まれる覚悟 なめられない関係性」清川永里子
「やさしさを「強さ」に変える心理学」加藤諦三
「嫉妬する人、される人」谷沢 永一
「無双のメンタル シリコンバレーで学んだ「他人の評価」に振り回されない生き方」宮崎直子
「生きる意味―人生でいちばん大切なこと」アルフレッド・アドラー
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