「豆腐の如く」斎藤 茂太

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豆腐の如く (だいわ文庫)

【私の評価】★★★☆☆(78点)


●精神科医である斎藤 茂太さんの
 エッセーです。


 さすが精神科医だけあって、
 人と世の中を見る目があり、
 「豆腐」をネタにして、
 良いかげんの人生について語ってくれます。


●私が参考になったのは、
 完璧を求めないという考え方です。


 仕事となると、どうしても、
 自分の能力を誇示したくなったり、
 自分でやろうとしてしまう傾向は、
 だれにでもあるのではないでしょうか。


 ・課長としての自分は"80パーセントの自分"と
  考えるよう意識改革をアドバイスした。
   ・八割できれば「上出来」と考えよ。
   ・何ごとも自分でやろうとするな。
   ・・・・・・(p66)


●また、自分を好きになるということも大切なようです。
 自分を好きになれなければ、
 相手にも愛情を示すことはできません。


 ・ところで、『白雪姫』の魔法使いは
  自分が好きだったろうか。
  おそらく世界一の美人になれなかった自分が、
  好きではなかったに違いない・・・
  素直に、ありのままの自分を
  受け入れることである。(p156)


●長い間、人生を歩いてきた
 精神科医の助言は的確です。


 気軽に読める生き方講座ということで
 ★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・職場で机を並べる同僚の欠点がイヤでたまらないなら、
  「あの人は反面教師として、
  大事なことを私に教えてくれている」
  と考えるといい。心理学的に言うと、
  他人の言動が気になって仕方がないときは、
  好きになれないその傾向が自分にもある(p194)


 ・通人に言わせると、水商売の女性にモテる条件は、・・・
  女性のレベルに自分を合わせる能力だという。
  つまり、銀座で一流クラブの客になったときと、
  新宿の裏通りのスナックで飲んでいるときとでは、
  まるで違った顔のできる男だ。(p195)


 ・この諺の原点は、中国の『淮南子』
  という古い本らしい。
  「兵強ければ即ち亡び、
   木強ければ即ち折れ、
   革固ければ即ち裂く。
   歯は舌より固くして、
   これに先立ちて破る」(p79)


 ・ヒステリー性格の持ち主とのつきあいは楽しい・・・
  しかしいったん利害関係が生じると
  徹底的に相手を攻撃する・・・
  敵を排除し、次第に
  職場のトップにのし上がっていく。(p54)


▼引用は、この本からです。

豆腐の如く (だいわ文庫)
斎藤 茂太
大和書房
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おすすめ度の平均: 5.0
5 モタさんらしいユニークな人生論

【私の評価】★★★☆☆(78点)



■著者紹介・・・斎藤 茂太(さいとう しげた)
 
 1916年生まれ。医学博士。
 精神神経科斎藤病院名誉院長、アルコール健康医学協会会長、
 日本旅行作家協会会長、日本ペンクラブ理事(当時)
 歌人で精神科医の斎藤茂吉の長男。著書多数。


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