「いい言葉は、いい人生をつくる」斎藤茂太
2007/04/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(88点)
要約と感想レビュー
●人生を長く生きていると、
若いときにはわからなかったことが
見えてくるようです。
現在90歳を超える著者には、
すべてが見えるのでしょう。
・人生、長く生きると、人の価値は「何ができるか」ではなく「何を楽しめるか」にかかっているのだとわかってくる。(p16)
●セミナーで話を聞くように話が進んでいくので、
非常にわかりやすく、
どんどん読めてしまいます。
さらに、ご自身の経験談も豊富。
子どもに語り掛けるように
人生のコツを教えてくれるのです。7
・高度な目標に何度も失敗するより、適度な目標を何度も達成しよう。(p31)
●目標設定、笑うこと、
暗示の大切さ、楽天発想など、
人生の知恵が満載されています。
さらに、先哲の名言も各章に入っており、
充実しています。
・ひとりで見る夢は夢でしかない。しかし、誰かと見る夢は現実だ。(オノ ヨーコ)(p84)
●著者の90年の知恵が、
500円で買えるというのはありえません。
これだけの本をこの価格で出せるのが
文庫本の良さですね。
★4つとしました。
この本で私が共感した名言
・昔、永六輔さんが、「人と一時間話をすれば、厚い本を一冊読んだのと同じくらい何かを得るものだ」と言っていた。私もまったく同感だ。(p192)
・熱狂できないということは、凡庸のしるしだ。(バルザック)(p152)
・笑うことは、最も簡単な成功法。(p54)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★☆(88点)
著者経歴
斎藤 茂太・・・1916年生まれ。医学博士。精神神経科斎藤病院名誉院長、アルコール健康医学協会会長、日本旅行作家協会会長、日本ペンクラブ理事(当時)歌人で精神科医の斎藤茂吉の長男。著書多数。
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